「半分ずつ」を含む小説

朝起きると美人予言者が俺を訪ねて来る。 「どうも、予言者です。あなたがダンジョンで配信をしないと日本人の半分近くが死にます。さあ、行きましょう」 そして俺は黒服マッチョに両脇を…

　以前より五・七・五で俳句や川柳のように怪談あるあるを綴る〝怪句（※川柳が一時期「俳風狂句（略して狂句）」と名乗っていたのに倣い「俳風怪句（略して怪句）」）〟なるものを 『俳怪…

　人食い鬼ロベールは、いつもお腹が減っていた。 　燃えるように赤い髪に空のように澄んだ瞳を持つ、端正な顔立ちをした青年。 　だが、その身には人食い鬼の血が流れている為に、どうして…

半分くらいエッセイの短歌達です。 短歌というより本当に手紙だな、日記かもな〜ってなりながら詠んでました。 短歌二十首連作部門参加中です

才能はどこかで溝に落としました。 そんなただの凡人でも、もしかしたら、他人が知らない面白い体験ができるかもしれない。 そう思ったのでエッセーを書いてみる事にしました。 誰に届け…

深夜残業で電車を逃し、駅から自宅まで歩いていたら、自動販売機を見つけた。 興味半分に購入してみたら、印刷がおかしい。 飲んでみたら、生まれて初めて口にする美味さだった。 翌日か…

※本作は児童小説コンテスト用に書いたため、物語の結末まで書かれていません。 小学5年生のシンヤは親友のマヒルとふたり、ほこらのなかに何があるのかのぞいてみた。そこにあったのは大…

　この物語は、一章ごとに語り手が変わりながら、進んでいきます。ホラー要素があるので、苦手な方は御注意ください。またミステリー要素もあるので、不可解な点を推理しながら読んでみてくだ…

高校二年生の真美とよしのは、生徒会の情報から、学校の近くに幽霊が出るというウワサを偶然耳にしてしまう。二人は謎の真偽を確かめるようと放課後ある場所を訪れることにするのだが、そこに…

剣と魔法の技術を学び、立派な冒険者となるための学校、可愛学園（かわいがくえん）。 私、小岩井くるみは治癒師になるための勉強をがんばってます。 そして、この学園には四人の凄腕の先輩…

相合傘をして手当てをしてもらって頭を撫でられる。不思議に思いながらも好意には好意が返ってきます。 なんだか甘やかされているような気がする。がテーマ。 以下ネタバレ。応募用なので…

いっぱい見て、考えて、与えてきたのに。 あなたはどうして、ほとんど返してくれないのかな？

　水晶の海に流された。そこにあるのは創生の樹、たもとにいるのは、白い神。 　ただの面白半分に試練を受けさせら、それを越えてしまった。興味を持たれて、眷属にされた時、元いた世界に呼…

　魔術は二次元の御伽噺か？　いや違う、魔術は夢だとか希望を与えてくれる素晴らしいモノなんだ――きっと。 　あることを理由に魔術やオカルトの類を全く信じなくなった高校生、卯野原周…

短編児童小説コンテスト【溺愛】参加作品。 ※ネタバレ注意 キャラクター設定 ・黒浜舞菜香（くろはま　まなか） 本作の主人公。 13歳。中学二年生。 自信たっぷりで、クールな…

　遥か遠くの未来、星屑弥生が目の当たりにしたのは生身の死体だった ――さて、考える。 　どうしてこうなったのか……星屑弥生はいかにも高尚な革張りの一人がけのソファに座り、脚を組…

多分半分ぐらいは本当にあったお話。 誰に話すあてもない思い出を、一片の花びらのように机にのせて。

涼坂直樹は可愛い妻と2人の子供のため、頑張って働いた結果ついにマイホームを手に入れた。 しかし、まさかその半分が異世界に転移してしまうとは……。 リビングの窓を開けて外に飛び出せ…

この作品はpixivと小説家になろうに投稿した物です。 あらすじ 公爵令嬢リリアールは親が王位継承第一位の王子と政略結婚させようとした失敗し、自宅で軟禁されて 最も住みやすい場…

　「狂った世界で狂わざるは狂人なり」　 　この物語は、勇者国と魔王国の「戦後」について描かれている。 愛好と憎悪、快楽と苦痛が交差し絡み合うことで、この物語は形作られる。 彼らは…