「エッセイ」を含む小説

２０２２年に書籍化してから、二冊目がいっこうに出せない限界作家の伊勢村朱音（澄田こころ）です。 まあ、ぼちぼち生きてます。

ひとりでいる時間は、寂しさではなく静かに満ちていく感覚に近い。足音、影、光、息――走る朝も、本をめくる指先も、音が消えていく余韻も、すべてが今ここに私を連れ戻し、心をそっと整えて…

最近、自分のことを“働かないアリ”のように感じています。 自責や不安に押しつぶされそうな日々の中で、アリの小さな習性がそっと視点を変えてくれました。そんなエッセイです。

作者が自分の連載小説に関係ない雑談や趣味、レビューをぶち込む箱が欲しいなと思って生まれた、ただそれだけのエッセイです。真剣に読むようなものじゃないのであしからず。

「透明人間になりたい」と思う瞬間がある。 けれど、本当は世界のどこかで“見つけてほしい”とも願っている。そんな静かな葛藤について

生きるだけで胸が重くなる日がある。「何もできない自分」が罪のように感じられる—— その奇妙で深い感覚の奥には、実は“まだ生きたい”という小さな願いが潜んでいる。

弱音を吐けないまま大人になった。その強さが僕をゆっくり蝕んでいた──あの日の自分へ。もう、少しだけ軽くなっていい。

なぜ、僕たちは失ったものほど鮮明に覚えているのだろうか。でもそれは弱さじゃないはずだ。あの芝生の匂いや、あの日の涙や、選ばなかった未来の鮮やかさに心が揺れるのは、たぶん人間らしさ…

効率化に囲まれた毎日で、気づけば“自分の輪郭”が薄れていった。だけど、非効率な時間にこそ、救われる瞬間があるはずだ。

正解を追いかけるほど、世界はモノクロになっていった。でも、本当に必要だったのは“今に戻る勇気”だったのかもしれない。色を失った世界で、ゆっくりと鮮やかさを取り戻していくためのエッ…

研究室を訪れる学生たちとの日々を、准教授である私の視点から綴ったエッセイ集です。 就活の不安、公務員試験の悩み、将来への迷い──。それぞれ異なる背景を持つ学生たちが、戸惑いながら…

これは、心の井戸の底のドロドロした腐敗なドス黒い蠢く部分です……本来なら出すべきでない異形の心です 「カクヨムのコンテストで作品が認められていれば、書籍化して少しでも収入が増え…

働くのは、疲れる。 本を読んだり書いたりする時間なんてない。 それでも、なんとか抗うことで、自分らしさを取り戻せるのかもしれない。

家にいる植物について、花も多肉植物も野菜も適当なエッセイにして不定期更新します。

私たちは誰もが、“心の奥に別の世界”を持っている。 そこには、時代にも環境にも左右されない、 たったひとつの魂の光が密やかに息づいている。 『A soul』は、 心のレイヤー、…

家族と親戚を憎悪していた私が、家族と親戚に感謝し恩返しがしたいと思えるようになるまでの心境の変化を、 学生時代のお金のエピソードを交えて書いたエッセイ文です。 ぜひご一読ください…

私のパチットモンスターについてのお話です。頑張って10万文字も書いたお話を、なんでこんな馬鹿な作品名で投稿してるんだろう。疑問に思った方は是非ご一読ください。

創作の現場で使われる用語や概念を、物語づくりの視点から丁寧に解説する辞典形式コラム。 「第四の壁」「チェーホフの銃」など、脚本・小説・漫画・映画に共通する語彙を一つずつ掘り下げ、…

人は誰しも「どうして自分は、何のためにうまれてきたのか」と問う瞬間がある。ずっとそれについて考えてきた。案外、意味なんてないのかもしれないと思い始めてきた。意味なんて作る必要もな…

　自分がLD……つまり学習障害であることを最近思い出した。 　カクヨムコンテスト１１参加作品で、pha賞に応募した作品でもあります。