「SF(すこし・ふしぎ)」を含む小説

ある日、妻は『文字化病』に罹ってしまった。意思疎通が不可能になってしまった二人の結末は………。

世界中で尊敬された発明家の死から1か月、彼の息子が驚くべきことを口にした。 「父は死の直前、一人で何かを発明していた。私にはそれが何なのか分からないが、どうやら完成していないらし…

小学生の頃からの幼馴染みで恋人だった歌織を災害で亡くして以来、僕の歯車は狂ったのかもしれない。現在の恋人を勢い余って死なせ、もう消えてしまいたいと思った僕の前に、自称・神が現れ、…

登場人物 　佐藤 夏（さとう なつ）……通称なつ。好物はポイフルのレモン味。 　笠原 鉄平（かさはら てっぺい）……通称てつ。好物は蒲焼さん太郎。 あらすじ 　私立黎明高校に通…

大学生になって知り合った彼女 何故か、彼女のほうから積極的に話してきてくれる お昼を一緒した時、ふと彼女が訊いてきた 「ねえ？　怖い話って、ない？」 「え？　なんでそんなこと聞…

「文披31題」に参加して書いた話たち。異世界、現代ファンタジー、ホラー、SF、恋愛、日常とジャンル雑多。文字数はその時々で変更。 綺想編纂館　朧（@Fictionarys）様によ…

交際半年を迎えた僕は彼女と温泉旅行に来ていた。そして真夜中の貸切風呂で僕は佐々木という男と出会う。僕と彼女の空間に突如現れたこいつは一体何者なのか？困惑する僕に構わず佐々木は語り…

犀川よう様主催、さいかわサマーダッシュ用に書きました！ 自分でもなんだかよく分かりませんが後悔はあんまりありません！ ちなみに我が家ではアレのことそう呼ぶんですよ٩( ᐛ )و

とある伝統的かつ宗教的なスリットドラムにまつわる怪異譚を装った百合です。思いついた勢いでぐわぁーっと書き上げました。眠気覚ましにどうぞ。タイトルはいずれ変えるかも。

完結しました。

梅雨が明けていよいよ夏の始まる七月、星を集めているという少女が私の家に転がり込んできた。 少女が持つ瓶には、沢山の星が詰まっていた。 ※@horizontal_pb様主催の『水…

俺、石見滝人（３５）はブラック企業で使い潰される社畜だ。 高校生の頃に痴漢に間違われ、学校でいじめられたせいでコミュ障な上に女性恐怖症。 恋人もおらず、結婚なんて夢のまた夢。 …

閉鎖空間たる男子校で青春を過ごすと、みんなまっすぐに成長していく。 しかし角度を間違えたままにまっすぐ伸びていくため、振り返るととんでもない方向に進んでいることがまれによくある…

「あの、お心遣いには感謝しますけど、お兄さんのことは半分も信じてませんからね」 「しっかりしてるねえ。ひとまずは俺、初対面の馴れ馴れしくて怪しいお兄さんってことで」 （※本文より…

僕はある日、『地獄の土』を手に入れた。 それを箱に詰めればミニチュアの地獄が作れる。 そして更に気づいてしまった、地獄の土に別の土を混ぜ込むと、新しい地獄が作り出せる。 腐葉土…

未来から来た露店商が売っているのは、1000年長持ちするという摩可不思議なインク。そこに通りかかった三人の客は… 星新一企画を見つけたので。 私のなかの星新一はこんなイメージ。

小学生の僕、有賀祐一は、あの日のことを忘れられないでいる。 仲良しクラスだった5年2組は、ペンギンによく似た少女「ペン子」のせいで、僕たちの普通はがらりと変わった……。 すこし…

豪華列車ジャパネスクにて、試食会に参加した８名が、青酸性の毒物によって殺害されるという大事件が発生した。犯人として逮捕されたのは、ホール責任者の佐久間真理子。窓ガラスに映る毒物混…

舞台はとある架空の町。かつて海だったというこの町には、一宮から八宮までの神社が建つ。 一宮である八坂神社とその周りでは、今日も小さな事件が起こる。時を進めるのをやめてしまった『神…