「猫（？）」を含む小説

妖狩りを生業にする桂花宮家で生まれ、先祖返りの生力(しょうりょく)を宿す千里は、ある日二人の存在に突然口付けをされる。 ❇️一人は、『鴉』と呼ばれる半不死の妖。彼は千里に忘れて…

“霧が晴れるとき、世界は生まれ変わる” 心の欠けたボクこと梵遊兎都(そよぎ　ゆうと)は幼馴染で恋人(仮)白樺凛彗(しらかば　りんぜ)さんとしゃべる黒猫ネウと共に『便利屋ラビットホ…

地下鉄のプラットホーム。4番ドアの前のベンチ。 そこに座るのは小さな少女。彼女は伝言板と呼ばれている。 死者から生者へ、生者から死者へ。そして生者から生者へ。 伝言を聞き…

十代にも満たない頃にネズミ退治で貰われてきた子猫のヨモとの生活を描いた作品。 青春の入り口に立つあたりから、いい加減な気性によってときにヨモに不幸な扱いをしてきた事を歳月を過ぎて…

一匹の家飼い猫『エレン』の目線になって『家族』を描く。

雷雨の夜、残業帰りの雫は木の上で震える白い子猫を見つけた。手を伸ばした瞬間、雷が落ちる。目覚めたのは蛍光色の蝶が舞う異世界の湖畔。 そして傍らには、ラグドールのような白い子猫が……

「ヴァンパイア」「獣人」という存在が生まれた、未来の世界。 その世界で最も不憫だと思われるヴァンパイアと人間のハーフの女の子が、世界を変えるために奮闘するお話。 · · • …

大正時代、ひ弱な夫の婚家に離縁を言い渡され、ひとりで生きていくことになってしまった鈴村雛子、23歳。 新たな勤め先は、田舎と言ってもいいような山懐に建つ、和洋折衷の家。 そこの…

命の灯が消えかけている野良猫は、それまでの哀しい人生を思い出していました。 思う事は暖かで穏やかな場所でお腹いっぱいご飯を食べたかったということ。 空腹のあまり神様に祈っても何も…

「ここは変われる国！生物にまつわることなら何でもできる！犬を猫にも変えることも人をトリでもライオンにだってなんだって変幻自在！デザイナーベイビーから死者蘇生まで代金さえもらえれば…

※医療小説なので、猫が病気やケガで苦しむ描写があります。 「猫が可哀想な話は読みたくない！」という人は、読まない方が幸せです。 愛猫家の少年が猫に生まれ変わって、猫のお医者さ…

路頭に迷い声を失った猫が拾ってくれた主（あるじ）のために奔走する物語のはずだったが・・・？

都心から少し離れた町、猫尾町。 古い寺や神社が並ぶこの町に、ひっそりと佇む駄菓子屋『ひかりや』。 その看板猫『かりんと』は、町の子供たちに撫でられながら、今日ものんびり昼寝中――…

猫の寝夢子は猫又として生まれかわった。 寝夢子は猫神として上司の左甚五郎とともに神在月の出雲に向かう。 寝夢子の初仕事は日本中から出雲に集まる八百万の神々の接待であった。

大学一年・渥氏デントの念願の一人暮らしは、透明な幽霊女子・阿室れいなとのドタバタ共同生活で幕開け！ 互いに「お前がお化けだ！」と罵り合いながら、牛乳は消え、箒は飛び、部屋はカオス…

下書き置き場。

三丁目の怪物 　この町の三丁目には、怪物が棲んでいる――と、少なくとも町内会の老人たちは声を揃えて言った。 　ただし、彼らは一様にその実体を知らないらしく、「見た」という者ほど…

雪乃猫が書いた声劇台本がまとめてあります。自作の短編小説から台本化してるものもあれば、完全台本用のものもあります。利用制限は一切ありません。自由に使ってください。 お声がけいただ…

11歳のラグドールと共に暮らす人間の日常です。