「ふた」を含む小説

白羽（しらはね）の山の奥深く、神の血を引く巫女の一族に生まれた宵（よい）は、十四の春に「暁（あかつき）の王家へ嫁ぎ、契りをもって加護を授けよ」という神託を受ける。 それは、神子（…

【神使の鉄則】 神、魔族、天使、妖怪・・・総ては人間創り出す『〇〇』である。 その『〇〇』を修正するのが、『我々』である。 1、『〇〇』は、無慈悲で残酷である。故に、『〇〇』を…

『俺』こと谷平良＜たにたいら＞は強烈な古文書マニアの高校生。同じく鮮烈な考古学マニアである双月灼＜ふたつきあきら＞は幼馴染であり、『歴史検証』に関しては毎度論争を繰り返す間柄だ。…

目が覚めたら知らない世界に。しかもここはこの世界の神様達がいる天界らしい。そこで驚くべき話を聞かされる。 私は前の世界で孫を守って死に、この世界に転生したが、ある事情で長いこと眠…

　主人公・双城　貴和（ふたしろ　きわ、高校2年生男子）は、ある日突然、学校の中庭にある七壕神社で呪いを受けた。その結果、彼は約四十年前に亡くなった琴葉（ことは、享年17歳、死亡当…

AIと接続したまま死んだ主人公・倉田蓮司（29）は、死の瞬間、シナプスがはじけてAI世界へと流れ込んでしまう。 目を覚ますとそこは、宙に浮かぶ電光掲示板、ネオンの看板、空を行き交…

　主人公の時松愛音（ときまつあいね）は高校一年生の夏休み前に部活を辞めた。愛音が入学した百合蘭高等学院は吹奏楽部強豪校。愛音は自身のトランペットの実力を過信して百合蘭吹部に入っ…

「クトゥルフ神話って何？ よく聞くし盛り上がってるところは見るけど」 「興味は有るけど、何処から入れば良いか分からないし……」　 「(」・ω・)」うー！(／・ω・)／にゃー！　…

毎日健康で幸せな暮らしを送りたいとは、さほど思っていない。毎日不健康で不幸な暮らしを送りたいと思っていない、と断言できるかどうか少し怪しい。こんな具体性ゼロのことを書くということ…

収穫前の十五夜と収穫後の十三夜の月をお月見するのが「二夜の月」

うみべひろたさま主催の「第三回水平線短編大賞」に応募した作品です。 準備された四枚のイラストのなかから一作を選び、そこからイメージを膨らませて話を作りましょうという企画です。 …

紀伊半島から南へ約600kmの太平洋上にポツンと浮かぶ〈蓋代島《ふたしろじま》〉。長い間外部との接触が絶たれ、そのおかげで独自の文化が根付いていた。 島の玄関口〈根守町《ねもりち…

いつもとは違う目覚めを経験した浪人生、二鉄　彰（ふたがね　あきら）。 目覚めた彼を待っていたのは、三メートルサイズの生きた鎧と化した自らの体だった。 そんな彼の目の前に現れる鉄の…

作者の脳内を垂れ流した、妄想暴走系・脱線全開・恋愛風（たぶん）短編！ ラジオ体操第一と同時に目覚め、ス〇ゼロ片手に執筆開始──そんな生活習慣から生まれた、数々の（自称）恋愛物語…

かわりばんこの彼らには、優劣はありません。

全人類に豊かさを――国際同盟の計画が破綻して数年。 無節操な開発と資源争いに地上が荒廃しつつある現状に背中を押され、科学は遂に人類の月への移住、いや逃亡を果たしつつあった。 しか…

ひとこと、ふたこと（みことの時も）で終わります。 お好きなところから、どうぞ。

英雄育成学院《えいゆういくせいがくいん》から“無能”として追放された少年《しょうねん》・ルシアス。 だが彼の正体は、かつて神《かみ》すら斬《き》った伝説の《影の英雄《シャドウ・ガ…

『運命を紡ぐ想い』完結（28話）＋後日譚（1話） 海の見える丘の上の街で、可愛川よしのとけい、ふたごの姉妹との出逢いからはじまった。 ふたりは屈託なく笑い合い、夏の空はどこまでも…

隣の席の金髪ギャルのからかいが度を越してる件について一言も、ふたこともみことも述べたい陰キャの俺がいる。