「化け物化け物」を含む小説

私は化け物とともに生きてきた。 周りとどこかズレた倫理観に気付くのにはそう時間はかからなかった。 19歳になった今日、ここに化け物の存在を残したいと思う。

月の美しい夜、空を見上げるときはご用心! 　すすきが嗤うとき、この夜はもう、ナニカの、ものだ

魔物を封印する。それが私の務め――漁師たちの船を襲うその存在は、巨大な蛸とも烏賊とも海月とも言われるが、誰も真実を知らない。 神社の神職・高梨紗花は、地域の守護神から怪物を封じ…

アリオスは空島の魔器を手にする最強で最恐の魔法使い。学園で・空島で・戦場で、暴れまくり。

動画投稿者である天城晴斗は、相方である霧島夕太と共に、心霊スポットを観光できると噂の“眼明村”へと訪れた。 ＊途中出てくる、URLを調べても何も起きません。

ゾンビ作品をこよなく愛する精神病ニート、ゾンビの世界に憧れていたら（死なないなら）遂にその時がきた。だが自分の立場は映画や漫画でよくある、盛り上げ用の死に役な事に気づき何とかゾン…

幸せや不幸の全て買い取ってくれる。 化け物店主のなんでも買取屋。 何も無い空間に住む、異形の化け物は人間の差し出す価値ある『何か』を買い取っている。店に訪れた客が化け物に差し出し…

自然が好きな高橋幸樹は友人の山崎宗助と山へ登った。そこで鈴の音を聞く。

『呪われた手』って知ってる？ 学校一の問題児、神威 萌（カムイメグ）には変な噂がある。 彼の手は触れたものを片っ端から傷つけてしまうという。 大蕗 祀（オオフキマツリ）は、あ…

深い森の奥、魔女の呪いで眠るお姫様がいた。森の妖精ゴブリンはお姫様が目を覚ましよう、選択をする。

決して足を踏み入れてはならない「哭かずの森」。その森と村とを隔てる境界で、孤独な灯籠守りの青年カイは、霧から生まれた美しい化け物サヨと出会い、恋に落ちる。灯籠の聖なる光に阻まれ、…

家族を殺された過去を持つ「頼」と「神凪」。二人は犯人に復讐するため、この世ならざる者を見ることができる力や、ごく一部の人間しか使えない“能力”と“スキル”を駆使して、「何でも屋」…

研究者の卵として期待される少年研究者の夕凪凉は、都内で行われた特定条件下で万病を治すとされる人工造双血球細胞（通称：ＡＨＴ細胞）の世界初の臨床試験に失敗し、打ちひしがれていたとこ…

水蘭帝国の帝都【薄明】は化け物【黒煙】によって支配され、人は化け物【黒煙】の食材として化け物【黒煙】が作った建物で管理されていた。　 水蘭帝国の帝都【薄明】から遠く離れた場所に…

化け物は後悔する。化け物はこうべを垂れても許されない。化け物は謝ろうとも大切な人がいない。 そんな化け物の泣く姿を見る小さな話。

思いついたものを、思いつく限り。

仕事から莔麻が帰宅すると、家に居る筈の葵の様子がおかしくて…。 最近擦れ違っていたのが原因だと思ったのに…。 葵は。 葵は…。 ホラーが強めなBLです。 ひとによっては気持ち悪い…

異常な者が集まり、異常な出来事が度々起こる、異常な町。そんな町に住む一人の少年は、異常な女共に付き纏われていた。 ストーカー女、影女、ゴミ拾い女、幽霊女、etc... これは…