「ホラーにしたかった」を含む小説

日常でありそうな微ホラー。 勝利の味は忘れない。

9月の半ば中学生の村上朔也は友人・日吉羽沼と図書館で試験勉強に励んでいた。 目の前の問題集相手に四苦八苦する朔也にふと羽沼が奇妙な事を問いかける。 「性交せねば出れぬ部屋を知っ…

これは僕の実体験を文章にしてみたものです。 あまり怖くはないでしょうが、一応ジャンルはホラーにしておきました。

残暑がまだ厳しいこの時期にふと思い付いた。 せや、怖い話を書いたろ、と。 だから周囲の誰かに聞いてみよう。あ、そこのカップルさん、何か怖い話はありませんか？

その町に住むものなら誰もが聞いたことのある、実に曖昧な「都市伝説」。それを目の当たりにしたことで、壊れゆく日常。ありふれた日常は取り戻せるのか？ ※ジャンルを「ホラー」にしていま…

燈屋は学校へ登校しようと家のドアを開けると目の前にはなんと地雷系黒髪美少女と自称神を名乗る怪しい男のおで迎え！ いつの間にか生死をさ迷うことになってしまった燈屋達はこれから一年…

ジャンルはホラーとしておりますが、どちらかといえば敬愛する夢野久作の影響を受けた怪奇幻想系の色が濃いかと思います。 いずれも読むに時間をとらせないショートショートですので、暇つぶ…

直美は副委員長の藤木さんが苦手だった。 子どもの小学校の役員というストレスもあり、敬遠したり、他の役員仲間に愚痴ったりしている。 それを見ていたのは、渡り廊下にいた誰かだった。

　やぁこんにちは！　この本を読んでくれている人！　こんにちは！　どう？　調子はいいかい？　僕はすごく元気だよ！　毎日ともだちと遊ぶことで忙しくて楽しいんだ！ 　あのね、僕はオカ…

エッセイにするかホラーにするか迷いましたが、信じてもらえるか分からないのでホラーにしておきます。 どうかこの気持ち悪さ、不気味さを理解してくれる人が現れることを祈ります。

一人暮らしを始めたケイイチは彼女を部屋に呼ぶ。 うれし恥ずかしドキドキの部屋デートと思いきや、なぜか彼女が増殖して…… ラブコメにしては物騒すぎる。ホラーにしては笑いすぎる。 …

君の笑顔が遠くなる。 僕の影が囁く。 これはもう、愛ではない。 真実は闇の中で歪み、恐怖だけが“一緒”に残る。 ソンナノ、ユルサナイ

読んでの通りの、実録ホラー：「死人（しびと）部屋」の謎の、話です。 先ずは、読んで見て、下さい。

近くの池には河童が住む.... そんな辺境で怪奇を体験して育って来た作者が、自身の体験や実際に聞いた話をもとに書いた、 日常のすぐ隣にある、“もうひとつの世界”の気配を描いた実話…

勉強から逃げ続けた男。彼の心に深く根を張っていたのは、知識へのコンプレックスと、世界からの疎外感だった。 ある日、彼の目に映る「文字」が、まるで生きているかのように蠢き始める。読…

太堯国皇帝・陳希俊の年の離れた弟・陳希亮は人質となって長く東の隣国にいたが、２０歳になった時、国に呼び戻された。懐かしい故国への帰路の山中で、彼は旅芸人の一座を危機より救う。その…

よく喋る車掌さんに絡まれた大学生の話です。 分類はホラーにしてますが、読んでしまうと夜トイレに行けなくなる類のものではありません。

しがない文筆家が電車で奇妙な青年と出逢う掌編小説。 江戸川乱歩『押絵と旅する男』に感化されて作ったものです。ジャンルをホラーにしていますが、殆ど怖くありません。

とあるシチュエーションボイス声優に心酔した結果、どんどん濁っていく男の話。 ※ある意味ホラーだろ、ということでジャンルを「ホラー」にしておいた 執筆時BGM　：　LIBER…

さよならは、もっと簡単で、もっと静かなものだと思っていた。 けれど私は、 綿毛のように誰かに舞い、誰かに触れ、 どこにも根づかないまま、 ただ、ネットの空に溶けていった。 ―…