「あやかし」を含む小説

記憶を失くし、見知らぬ屋敷で目覚めた少女・皐月。 彼女を迎えたのは、餓者髑髏であり、妖怪と人間が共存する備後国の国主・歌子だった。誰にも心を開かず、"厳しい国主"と噂される歌子だ…

《凸凹クセつよバディ》がエンタメ・サブカル業界を斬る!? ☆この物語はカクヨムONLYです ☆オカルトミステリーですが、読み進めると業界のことについて、すこし詳しくなれるかも…

当局では、妖怪という事象に関しての調査を行っております。 情報をお持ちの方は、ご連絡を。

以前にそれぞれ個別に掲載していた【霊媒師ミユキの事件簿】を連作短編集として、再掲載します。ミユキと相棒のクロウが、動物霊や妖が絡んだ事件を解決していく、ファンタジーとミステリーが…

赤く染まった畳だけを残し、人が消える——。 諏訪湖に伝わる怪異《ミカヅチヌシ》に力自慢の若者・与一が立ち向かう。 1000年以上前の小さな村で起こった奇跡の冒険譚。

都心から電車で約三十分。 とあるノスタルジックなアーケード商店街には、小さな便利屋がある。その名も『ブルーヘブン』。 店主は青井天（あおいてん）という、192センチの高身長で真っ…

男は言った。『この世界の主人公達の好感度をあげて、君に世界を救ってもらおうか』 社蓄OLの由羅は突然、異世界へと転送される。そこで出会った乙女ゲームのサポートキャラを名乗る男と共…

「お前さん、恐ろしいものが憑いとるで」 ある日、突然道端で出会った謎の老女にそう言われた。 神櫛　宮人は、思い当たる節があったので祓い師を紹介してもらったのだが… 　　それが長き…

何もわからない。自分はなぜ眠っていたのか。なぜここにいるのか。 ただ一つわかることは、自分が不老不死であることだ。

この世界は、誰も気づかないところで“もうひとつの理（ことわり）”とつながっている。 人の心が揺れたとき。 日常がふと途切れた瞬間。 夜と朝の隙間、影と光の境目、忘れられた路地や…

妖怪も陰陽師も当たり前に存在する現代日本——東妖市。 最弱の陰陽師・鬼道楓は、働かないクズ親父と二人暮らし。 頼れるのは最強の式神・冥鬼のみだった。 1000年続く因果が、呪い…

やって来ました。

山で出会った怪異・蜘蛛丸と人間である諒が、四季と試練の中で心を寄せ合い、やがて別れと忘却を経て、それぞれの道へ静かに戻っていく物語。 愛も記憶も形を変え、失われながら、絲のように…

　陰陽師の藤は、国王から命を狙われており、そのため赤髪の女性である自分の正体を隠して、茶髪の男性の陰陽師として生き延びていた。陰陽師の最高位「四光」への最終試験を終えた藤は、名を…

フリーライター早苗と同居神・早穂。元祟り神の美少女は炊飯も護衛もこなす万能神。今日もオカルト取材へ出かけます。

少し不思議で、大正浪漫と文学の香りが漂う物語。 舞台は大正四年。 原稿依頼の初仕事を成功させるため、東京までやってきた新人編集者の主人公・虎丸。 謎に包まれた美貌の幻想文学作…

文学フリマ東京41で出展した作品になります！二万文字程度の短編ですのでお気軽にどうぞ〜 大晦日の神社で働いていた主人公・すずねは、お社に祀られていた壺を割ってしまったことをきっ…

　人を襲う妖が蔓延る世界。 　そんな世界で、ツジキは妖を祓う「最強の妖祓士」になることを夢みていた。 　だが、ある夜──妖に襲われ、仲間は全員殺され、誰も救えなかった無力なツジキ…