「ファンタジー 群像劇」を含む小説

（きれつをのぞくたびゞと） 　何処かの世界に存在する、「地球」という星。其処に、恒星間天体・通称「彗星」が近づいていた。天文愛好家・セイエイは、観測集団の一員として「彗星」を追う…

勇者の血を継いで生まれながら、五歳で「不要」として捨てられ、人身売買に遭い、山中で人を斬って生き延びた少女――八雲弥生。 彼女はレイア・ルーネウェンに拾われ、特殊部隊“ナイトメア…

かつて砂上の戦神と謳われた無限の紡流を持つ男、イクサ。 彼が戦いの場から離れて６年。 商人として平穏な日々を送っていた。 しかし特異な能力を持つ少女、リェリィとの出会いが、彼を再…

【※この作品は第二部です。『友士灯―ともしび―　探求編』の続編となります。】 　変えることのできない性質と結末を知りつつも、果てるまでの道は自由と手を繋ぎ直した志乃と芳親。改め…

　氷河期世代のおっさんを含む四人は、勇者召喚で異世界のエウィ王国へ。 　同時に個人を世界に繋ぎ止める名前を断ち切られ、彼らはフォルト、シュン、アーシャ、ノックスはと命名される。 …

過去挿話 あの子達の明日は何処だ? 全31話を想定してます

平凡な小国タルトールの王女メイは、とにかく退屈が大嫌い。ひょんなことから押し付けられた外交任務で大国カルディアへ向かうが、そこで彼女が足を踏み入れたのは、世界の理（ことわり）をも…

　魔道士の少年フキは、禁忌とされる「魔術師」の歴史に強い好奇心を抱く。個人としてその真実を追い求めるが、親の猛反対に反発し、過酷な境の山脈へ追放される。魔道の力を頼りに孤独な試練…

『お前が勇者だ』 そう言われた《少年》がいた。剣と魔法の才を併せ持つ少年が確かにいた。 《少年》は冒険者となり、学生となり、騎士となり、勇者となり……。【彼】は努力の秀才とな…

狼に家族を殺された少年・ヤネリは、すべてを失いながらも生き残った。 彼の住むヤマク村は、退職した神が見守っている。 やがて村には―― 地上に降りた統治神、 世界を気ままに放浪す…

拙著『ヴァーチャリア』に登場する魔法についての設定資料をまとめました。 ・・・と尤もらしく言ってますが、作者自身の備忘録です。 ※ただの設定集なのに部門別週間ランキング134…

かつて“神”と呼ばれた少年は、選ばれてしまった。 壊れかけた王国、崩れる仲間の絆、誰にも届かない祈り。 裏切り、憎しみ、死、そして――それでも人は、笑い、泣き、生きようとする。 …

「箱を開けてきてほしい。パンドラの箱を」 神様は死なない猫に言いました。 「にゃ～……それ、開けちゃいけないやつじゃ」 猫はとても嫌そうです。 でも神様は、それでも必要だ…

　精霊術――「先天的に使える能力」である超能力と「後天的に学ぶ技術」である魔術の二つから成る、もう一つの科学。 　精霊術を使える者は「術師」と呼ばれ、精霊術を知らぬ者たちの世界と…

7つの層に区分された、完全都市ヒュメール。 母なるAI《イナンキ》が支配する、永久の春の世界。 第六層に住む少年シンは、廃棄区画で “言葉を持たない少女”ネジと出会う。 彼女…

高校の修学旅行中、突然異世界に転移したクラス全員。 リーダーとして振る舞うことになった坂本海斗は、仲間たちを元の世界へ帰すため奔走する。 しかし、その帰還には代償が伴う。 それは…

地球を離れ、次の目的地まで片道数年──。 　そんな恒星間航行の最中にも、乗員たちは暮らし、語り、笑い、時には故郷を思い出す。 　そんな壮大な星間航路の途中にある、静かで豊か…

蒼い月の夜――荊棘の館の主が語るのは かつて滅びた星落の都《セレストリア》にまつわる“記憶”の物語。 世界を終わらせると伝えられた禁書《零の書》。 その封印が、悠久の書架都市ア…

西大陸、国土に精霊を封印する神擁七国。 眠る七精の加護により、西側諸国は長く平和を謳歌していた。 しかし、東大陸よりスヴァルド帝国が資源を求めて侵攻を開始する。 西大陸東側沿岸に…

傭兵から騎士団に入団した主人公トニー。 ある日突然、稀有な異能力″神秘″に目覚め、大陸全土を巻き込んだ陰謀に巻き込まれていく。 周りを囲むのは、弟のような存在、歩く規則、笑う計略…