「ファンタジー 和風」を含む小説

好きになってはいけない――それでも、あなたに惹かれていく。 長い鎖国が終わり、西洋と東洋の文化が入り混じる明治の横浜。 十七歳の藤里紀生は、十歳のときに双子の弟を殺された。 亡…

国をも揺るがす武略を持ちながら、国を持たず、 民とともに暮らす傭兵集団『浪人衆』 四方を海に囲まれた島国『日守』にて、 彼らは、待ち受ける苦難の時代を強かに戦い抜く。 内憂外…

異国の船が現れた幕末。 人間と妖が共に生きていた時代に訪れた断絶―― 鬼と新選組。 交わるはずのなかった魂が、やがて運命を狂わせていく。 これは、血と月と、誰にも知られない恋の物…

■□■序章から終章までの纏まりからなる短編の連作です。各短編の終章までで伏線が回収されます□■□ 幽霊たちの間でささやかれる、現代に存在する奇妙な寺「妖怪寺」の噂。 そこには…

交通事故の末に辿り着いたのは、 怪異（アヤカシ）が支配する瘴気の森。 帰る道も、救いの光もない世界で、 翔矢はそれでも手を伸ばす――誰かを見捨てないために。 愚直な少年と黒き…

（読者のみなさまへ） 　いつも作品を読んでくださり、ありがとうございます。「読みやすさ」と「ストーリーの繋がり」を改善するため、一部のエピソードを非公開にして編集作業を進めていま…

コメント大歓迎です！！ 久我家伯爵家の伯爵令嬢であり、軍人としても名前を馳せる久我琴音。 彼女は人ならざる者が住まう国、日輪国で大尉として生活していた。 現代、日輪国の人間では…

麒麟の力を体に宿す従者達が人々を怨霊から守るために戦う転生バトルファンタジー！ 現代の日本では千年ぶりに出現した怨霊によって人々の生活が脅かされていた。 人知れず怨霊の浄化にあ…

※小説家になろう、エブリスタでも掲載中です。 時は大正。明治の文明開化からさらに西洋文化が根付き、人々が新たな時代を謳歌している頃。 時代が移り変わり科学技術が進歩しても、人な…

祥子は、没落した宮家の姫君。皇女としての役割を求められることもなく、貧しくとも気ままな毎日を送っている。 ある日、しぶしぶ出席した歌会で、安岐の国の国守・久瀬喬任《くぜのたかとう…

人と鬼、そして多種族が共存する火の国。 警備隊の見習いとして生きる少年・常闇月兎（とこやみつきと）は、力も立場も持たない、ただ善良なだけの存在だった。 鬼の血を引く少女へのささ…

大正の時代。 巫女は二十歳になると、後継を残すために幽閉され、選ばれた男と強制的に暮らすーーそれが、古くから続く因習だった。 人々に忌み嫌われた今代の巫女のもとへ現れたのは、軍…

知性よ、人間よ、AIよ、答えのない問いを弄ぶだけの戯れをしよう *だいぶ毒の強い作品なので、心の弱い人は読まないでください* ヤマトーヴォの賢者・半兵衛は、丞相・秀成の策略に…

親から疎まれて育ってきた少女、神和住望緒が行き着いたのは、神が創った“異空間”の神社。そこで出会ったのは、狐の面で片目を隠した青年だった。 彼女はそこで、巫女として生きていくこと…

妖の花嫁になる運命だった少女・紬は、 浄化の力を持たない“欠陥品”として見放された。 けれど、狼の妖・槐はなぜか彼女を側に置き、甘い飴を与え続ける。 時に父のように、時に恋人…

昭和から続く田舎町の因習「八幡の薪」。 それは、毎年盂蘭盆の夜に必ず誰かが消える“神隠し”の風習だった。 東京で暮らしていた荒川静馬は、父の死をきっかけに帰郷する。だが、町には…

神の手違いで死んでしまった庵は神から異世界を作る事を提案され異世界を作り「他人のプレイするゲームを傍らで眺めているほど詰まらない事はないからな」と自分の作った異世界に降り立つ

人の死体から生まれ、焼かなければ何度でも蘇る化け物――妖魔。 それが蔓延る世界で、人々は常に死と隣り合わせで生きていた。 そんな妖魔を死体ごと消し去れる唯一の力がある。 王族に…

神社、祠、土地神、妖怪、幽霊。 日本的な情景とともに綴る、和風ファンタジー寄りのショートショート集です。 どこか懐かしくて少し不穏な「和」を感じる物語を集めていきます。 各話完結。

月への帰還を拒否し、地面にしがみついて暴れたかぐや。 転移光の事故で飛ばされた先は―― 不思議な竹林が広がる、異世界エルフの国だった。 この世界では、ときどき竹に関する知恵が“…