2017年7月18日から募集を開始する、高校生を対象とした「カクヨム甲子園」。コンテストの開催を記念して、カクヨム運営スタッフの間で話題にあがった「今、高校生におすすめしたい!」作品のレビューをお届けします。
本企画にかかわったスタッフ全員の感想は……眩しい……そう、高校生は眩しいんです!! 目がキラキラしていてもしていなくても、リア充でもネト充でも、ただただ眩しい。それが高校生なんです。10代後半に抱いた率直な思いや独自の視点はその年齢でしか経験することのできないもの……というのはもっと大人になってから気づくことが多いですよね。大人たちの羨望の的(?)である現役真っ只中の高校生にぜひとも読んでもらいたい5作品です。
小説投稿サイトが繋ぐ高校生男女4人の友情・恋愛物語。
淡々としていて、でもテンポよく爽やかに話が進んで読みやすいです。
執筆歴も執筆スタイルも違う4人ですが物語に対しては全員一途。
真摯に向き合う姿にとても好感がもてます。
そして話を聞く、受け入れる、共に頑張る!の正のスパイラルが炸裂するのが見どころです。
眩しすぎる夢の高校生活…と思いきや、小説投稿サイトの細かな設定や創作の苦しさといった描写はリアルで、主人公が小説投稿の作法を仲間に指南する場面は、執筆公開してみたいというユーザーにとって参考になるはず。
前半は小説投稿ビギナーのハウツーとして後半は恋愛ストーリーとして楽しめる本作、これからカクヨムで物語を投稿したい方にぜひ読んでいただきたいです。
(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=カクヨム編集F)
山奥で密かに修行していたドラゴンスレイヤー見習いの少年が、師匠の死をきっかけに山を降りる話です。
遺言を頼りに向かった先は、なんと魔女見習いの女の子たちが一同に通う女子校で──!?
という、割とオーソドックスな英雄モテモテストーリー(の予感)。
でもこの作品の真の魅力はそこじゃないんです!
なにがスゴイって、ヒロインのキャラ設定がちょっとおかしい。
自称魔法の天才、だけど実際の腕はてんでダメ…というポンコツっぷりにどことなく親近感を抱き始めたところに更に大盛り! なんとこの子、性格がなかなか陰気なんです……。
人見知りで挨拶が微妙に下手、学内カースト上位陣には嫉妬して卑屈、そのうえ笑い方がちょっとヘン。
「ヒ、ヒヒィ」って笑っちゃう。ひきつりながら。うーん、この子、本当にヒロインかな?
そんなダメダメなヒロイン・メリーちゃんを「いや…うん、まあ、がんばれ…」って若干憐れみながら応援しつつ、横目で主人公の最強スレイヤー伝説を眺める。
これこそがウィッチ殺龍ゼミナールの楽しみ方ってもんですよっ
(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=カクヨム編集 mnmr)
敗北により、惜しくも学校生活最後の試合となってしまった3年生。
試合後の彼らの様子に、母親として感じたこと、思ったことを綴ったエッセイです。
約3000文字でサクっと読めてしまいますので、ここであまり内容は書かないようにしますが、
現在、部活や創作活動など、何かに打ち込んでいる方。また、過去何かに打ち込んでいたという方には是非読んでいただきたい作品です。
努力してきた日々や経験の素晴らしさと同時に、そんな自分を見守ってくれている人の有り難さを改めて気づかせてくれますよ。
応援してくれた人に「ありがとう」の言葉ぐらいのお返しはちゃんとしないとですね。
(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=カクヨム運営 T.K)