概要
あなたの結末を変えるためなら、僕は神様だって敵に回します。
僕は、死んだ。神様に隕石を落とされて死んだ。
そうして神様は、僕を転生させると告げ、ある人を救うよう頼んできた。
それは僕が散々プレイしてきたゲームの悪役令嬢だった。そのゲームは、神様が「彼女を救う人を選別するために」作ったものだという。「彼女には、バッドエンドしか用意されていなかったからね」
だから僕は、その世界へ転生することを承諾した。推しを救えるなら死んだってかまわない。
……いえ、地獄には行きたくないです。できれば。
※「小説家になろう」にも投稿しています。
そうして神様は、僕を転生させると告げ、ある人を救うよう頼んできた。
それは僕が散々プレイしてきたゲームの悪役令嬢だった。そのゲームは、神様が「彼女を救う人を選別するために」作ったものだという。「彼女には、バッドエンドしか用意されていなかったからね」
だから僕は、その世界へ転生することを承諾した。推しを救えるなら死んだってかまわない。
……いえ、地獄には行きたくないです。できれば。
※「小説家になろう」にも投稿しています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!推しを救う使命を忘れた五歳児の胸で、誰かが叫び続けている
第5話までを拝読しました。「君の死因はメテオです」から始まる神様との掛け合いは軽妙ですが、第2話で神様が、文章は下手でも「一つの正解を導き出した」二次創作を理由に主人公を選ぶくだりに、この作品の芯があると感じました。転生後の第3話以降、記憶を失った五歳のクリムが、胸の奥で叫び続ける誰かの声に悩まされ、顔のない女性の絵を描いてしまう描写が切実で、読者だけが叫びの正体を知っているもどかしさが効いています。教本を読み上げるだけの家庭教師を父がクビにする第4話の騒動や、リュックごと転ぶラグランの登場も楽しく、長い物語の助走として申し分のない五話でした。