ボツになった2話

ボツになった第二話です。ストーリーと関係ないので読まなくて大丈夫です。ボツの理由としては説明が長くて字面の圧がすごいからです。



1人目の転生者を見送ったあと、私は天の声さんにいろいろと教えてもらった。まず転生の仕組みについて。基本的に人は死んだ後記憶をリセットして生まれ変わるんだけど、あまりにも酷い人生を送った人が現れたとき、私よりも一つ上の階級の女神さんが記憶をリセットされるまえに拾ってくるらしい。そこで転生者はどの世界に転生したいかを選び、その後私のような転生に直接関わる女神に回ってくるらしい。だから私以外にも女神と言われる人(神?)はたくさんいるらしくて、それぞれが一つ世界を持っているみたい。で、私が送った転生者はみんな同じかなり小さめの世界に降り立つらしい。まぁ詳しい仕組みはわからん!(作者が設定を考えるのがめんどくさかったんです。今のところ物語と関係ない予定なので許して。)ただ、女神によって転生させる方法が違うらしくて、私の場合は一枚の絵を描くだったんだって。で、あのタブレット(?)は転生者たちの様子が見れるらしい。便利だねぇ。あと天の声さんの正体なんだけど、天の声さんは一つ上の階級の女神さんが作った機械のようなものらしい。だからチュートリアルと質問コーナーが終わってもう次の女神を迎えに行っちゃったみたい。もしかして私、ひとりぼっちってコト⁉︎


そんなこんなで2人目の転生者がやってきた。あれ?なんか転生者の横にスキルグラフみたいなのが出てる。その下にはURLみたいなのが貼ってある…チュートリアルが終わったから私に新しい能力みたいなのが追加されたのかな?どうやら見ただけでその人の能力値?みたいなのが見れるみたい。で、このURLみたいな文字列はタブレット(そろそろカッコとハテナを打つのがめんどくさい)に入力するとその人の過去が見れるらしい。でも悲惨な死に方してる人の過去なんて見たら病みそうだから見なくていいや。そんなことより転生者に絵を描いてあげなきゃ。2人目の転生者は赤髪で筋肉ムキムキの男の人で、鍛冶屋を選択していった。

その後も絵を描き続けた結果、転生者は大体2日に1人でみんな平和で安定した人生ばかり選択していくってことがわかった。まぁよくよく考えたら前世でとてつもなくひどい目にあってきた人たちが来るんだし、安定した人生がいいのは当たり前か。だからこそ1人目の転生者と今私の前にいる男はひときわ目立って見えた。

「ほんとに勇者になりたいの?」

「はい!ぬるい気持ちじゃないです。本気で世界を救いたいと心から思っています!」

7人目の転生者である黒髪で青い眼をした男は力強く言った。たしかに強い意志を感じるし、1人目に魔王を転生させちゃってもとの住民に申し訳ないから勇者はいてほしい。しかも黒髪で青い眼だから魔王との対比にもちょうどいいっていうね。

「じゃあ君には勇者になって私の世界を救ってもらおう。」

その男ははしゃいだりせず小さくうなずいた。決意固まりすぎだろ。ちょっとぐらい喜んでいいし、転生後も気抜いて生活していいんだからね?

私は慣れない勇者の絵に苦戦しつつもなんとか描き上げた。

「転生者の人生に、幸多からんことを」

女神ってみんなこんな感じのこと言うよね?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

女神だって転生したい!〜転生したら女神だったけど面白くないので抜け出します〜 みにみこと @minitotto

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画