第10話:突然の招待? 本拠地ツアーと一員
佐藤太郎は、学校帰りにいつもの道を歩いていた。
まだあの時の戦いで少し筋肉痛が残っているけど、今日は怪人情報もなく、のんびりモード。
スマホをいじりながら
「やっと普通の夕方だな…」と思った瞬間、
背後から派手なエンジン音が近づいてきた。
振り返ると、チームヒーローの専用バンが停まり、ファイヤーがドアを開けて熱く叫ぶ。
「太郎君! 乗れ! お礼に連れてくぞ!」
太郎は目を丸く。
「え? お礼? 待て、どこに…」
イエローが元気に手を振る。
「青さん不在の時、手伝ってくれたお礼だよ! 早く乗ってー!」
ピンクが笑顔で。
「お兄さん、楽しみにしてて♡」
クールが冷静に。
「…拒否権なし。」
グリーンが地図を確認しながら。
「データ上、到着まで15分。」
太郎は半ば強引にバンに押し込まれ、シートに座らされる。
「おいおい、勝手に連れてくんじゃねぇよ! 俺、夕飯の時間だぞ!」
ファイヤーが運転しながら熱く。
「前回の代役、最高だったぜ! 総司令も太郎君に会いたがってるんだ!」
太郎の内心:「総司令? そんな上層部いるのかよ…。なんかヤバい予感。」
バンは街外れの山道を進み、隠し扉のようなゲートを通って地下へ。
ついにチームヒーローの秘密本拠地に到着した。
広大な地下施設で、壁はメタリック、モニターがずらりと並び、訓練場やラボが見える。
ファイヤーが胸を張る。
「ここが俺たちの本拠地だ! 総司令に挨拶しようぜ!」
本拠地の司令室に入ると、白髪の厳ついおじさん(総司令)がデスクに座っていた。
制服姿で、胸にチームのエンブレム。
総司令が立ち上がり、太郎に手を差し出す。
「佐藤太郎君か。よく来てくれた。青の不在時に代役を務めてくれたそうだな。お礼を言う。君のおかげで怪人を倒せた。」
太郎は緊張しながら握手。
「いや、別に…ただ巻き込まれただけで…。」
総司令が真剣に。
「謙遜するな。市民視点のアドバイスは貴重だ。君のような存在が、チームの盲点を補う。」
ファイヤーが熱く。
「総司令! 太郎君、今日は本拠地ツアーさせてやりましょう!」
総司令が頷き。
「よし、各自で案内せよ。太郎君、楽しんでくれ。」
こうして、本拠地ツアーがスタート。
各メンバーが自分の担当エリアを案内する。
まずファイヤーが訓練場へ。
「ここが俺のエリア! 熱血トレーニングゾーンだ! 見てろ、このパンチマシン!」
ファイヤーが拳を叩きつけ、機械が爆発エフェクトで揺れる。
太郎のツッコミ:「爆発すんなよ…。訓練なのに危ねぇ。」
次にイエローがラウンジへ。
「わーい、休憩室だよ! 元気チャージのジュースがいっぱい! 飲んで飲んで!」
イエローが飛び跳ねて棚を倒しそうになり、太郎が慌てて止める。
「元気すぎて壊すじゃん…。」
クールがラボへ。
「…ここは分析室。データ管理の要だ。」
モニターに怪人の弱点データが表示され、クールが淡々と説明。
太郎が感心。
「へぇ、クールだからか、整理整頓完璧だな。」
クールが珍しく照れ。
「…当然。」
グリーンが戦略室へ。
「緑の知性エリア。地図とシミュレーションだ。君のアドバイスもデータ化してるぞ。」
画面に太郎のツッコミ履歴がリストアップされ、太郎が赤面。
「俺の『うるさい』発言まで記録すんなよ…。」
最後にピンクがキッチンへ。
「ピンクの癒しゾーン♡ 紅茶とクッキー作るの! お兄さん、一緒にどうぞ♡」
ピンクがハート型クッキーを焼くが、爆発エフェクトで少し焦げる。太郎が食べながら。
「美味いけど…ヒーロー施設にキッチンいる? 癒しすぎだろ。」
ツアー中、メンバーたちがワイワイ説明し、太郎はツッコミを連発。
ギャグ満載で本拠地がコミカルに描かれる。
ツアーが終わると、再び司令室へ。
総司令が厳しい顔で太郎に近づく。
「太郎君、よく見てくれたな。ここは極秘施設だ。見たからには、チームヒーローの一員となる。くれぐれも情報を誰にも言うなよ。漏らしたら…わかってるな?」
総司令の目が鋭く光り、プレッシャーをかける。
太郎はびっくりして後ずさり。
「え、待て待て! 勝手に連れてきて、勝手に一員にするって何だよ! 俺、ただの高校生だぞ! 情報漏らす気ないけど、強制入会とかヤバいだろ! 総司令、熱血すぎるんじゃねぇか!」
ファイヤーが慌ててフォロー。
「ははは、総司令のジョークだぜ! …多分。」
イエローが笑う。
「太郎さん、仲間だよー!」
クールがぼそり。
「…拒否権なし。」
ピンクがハグしようとする。
「お兄さん、歓迎♡」
グリーンがデータ入力。
「新メンバー登録完了。」
太郎が頭を抱え。
「ツッコミどころ満載じゃん…。勝手に登録すんなよ!」
そんなコミカルなやり取りの最中、突然アラームが鳴り響く。
モニターに怪人の出現情報!
グリーンが即座に分析。
「怪人発生! 街の中心部、火炎型!」
ファイヤーが熱く。
「よし、みんな出動だ! 太郎君も…いや、今日は見学で!」
総司令が頷き。
「行け! 平和を守れ!」
チームが一斉に変身し、本拠地から飛び出していく。
太郎は残され、総司令に睨まれながらぼやく。
「結局巻き込まれるのかよ…。本拠地見ただけで一員とか、正直要らなくない?」
怪人の影が迫る中、太郎のヒーロー生活(?)はさらに深まる――次回へ。
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