第19話 命の使い道への応援コメント
おっと、開店して嬉しいところに・・・
レナちゃんが・・・
エヴェラの合理的すぎる判断と優しさ。
ユウトの非合理なレナを思う気持ち。
この選択は、きついですね。
しかし、隠されたその3つめの選択をためらいなく選択。
なるほど、これも「命の使い道」ですね。
それがエヴェラの計算を変化させる。
ここに光があるような引きが・・・。
作者からの返信
いのそらん様
丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。
エヴェラは嘘をつけない、質問されたら答えなければいけないの中で、なんとか誘導を試みましたが、ユウトが気づいてしまいます。
もっと早くにこの話を書きたかったのですが、命を差し出せる人が認識している自分の命の大切さとは、どのくらいなのかを考えた時、初期のユウトは全然大切さの種類が違うので、書けなかった。
子ども達と距離が近づき、やっと食堂が完成して大喜びで書きました。
最終話 Subject Aへの応援コメント
コメント失礼します。
完結お疲れ様です。
ここまで楽しい物語を本当にありがとうございました。
作者からの返信
集落 調停 様
完結まで読んでいただけて、本当に嬉しかったです。
投稿すると、いつも真っ先にお名前がでてきました。諦めようと思うことありましたが、集落 調停 様のお名前を見ると、安心したものです。
長い間、応援ありがとうございました!
最終話 Subject Aへの応援コメント
まず完結はお疲れ様でした。
さぞ今も感慨深い気持ちをお抱えなのではないかとお察しします。
物語の節目というのは、まるで人生の一つの区切りのように、ひしと重みを感じるものですよね。
さて物語のことですが、はじめの頃は下水道に住んでいた五人の孤児が果たしてどうなっていくものかと、様々な想像をいだきながら読んでおりました。
そしてやはり自分の予想や想像を遥かに超える人間ドラマが待ってました。
特に印象的なのが魔法の使い道。
誰かのためにこうも身を捧げることができるものかと、その時に受けた印象はまだ残っております。
たぶん個人的には子供という立場だからこそ感情移入しやすく、自然と応援したくなる気持ちになれたのだと自己分析しています(厳しい境遇の人はつい応援したくなる性分でもありまして。。汗)。
最後の回にある「言葉にするまでに十三年かかった」というものも、とても響きました。
そうですよね、時間を必要とするものがどうしてもありますよね。
そしてみんなが揃った…きっと時間だけが導けるものだったのでしょう。
まさにタイトルの「命の使い道」にふさわしい余韻が今もあります。
素敵な物語を描いてくださいまして、本当にありがとうございました。
hikage様もゆっくりと一つの達成の余韻にひたってくださいませ。
作者からの返信
照春 様
温かいコメント、本当にありがとうございます。
「物語の節目は人生の区切りのよう」というお言葉、書き手としてとても響きました。確かに、そのとおりだと思います。
今は、作り上げることができた! と 終わってしまった!が同居していますが、「次」も少し見えました。書くことの楽しさを学んだのが、一番大きな収穫かもしれません。
子どもたちに感情移入して応援してくださっていたこと、——書いてよかったと思える感想です。
最後まで丁寧に読んでいただいて、ありがとうございました。
最終話 Subject Aへの応援コメント
完結ですね。寂しさもありますが、とりあえずお疲れ様です。
五人の子供たちは、ユートの姿を見て立派に育ちましたね。
それぞれが優れた才能を秘めていた五人。
あの日、ユートと出会わなければ、この家族はどうなっていたいたのでしょうか。
大切な人を失った喪失感は、そう簡単には埋まらない。
それでも前を向いて、再び五人が集まったラストに感動しました。
ユートの自己犠牲によって彼らが得たものは、とても大きいと思います。
まさに命の使い道。
誰かのために命を使うのは、とても勇気のいることだと思います。
そういう意味では、ユートは「元」ではなく、ずっと勇者だったのですね
完結されたので、あえて言わせていただくと、幻の前半が私は好きでしたよ。
あの大失敗があったからこそ、ユートは命の使い道を考えるようになった。
そして、勇者になったばかりの頃は、高飛車な性格も垣間見えていたユートが、大失敗と大きな罪を抱えた結果、自分を見つめなおした。
そして元来もっていたであろう、繊細な優しさを取り戻したように見えていました。
そして魔王の討伐も、五人の子供たちの人生には必要不可欠だったと思います。
勇者のいない世界で、魔王がいたら安心できませんからね。
スキルの選択の設定も秀逸でした。
最初は異世界チートかと思わせておいてからの、スキル選択ミス。
そして最後にエヴェラにたどり着く展開も好きでした。
次回作も楽しませてください。
連載お疲れ様でした👍☆☆☆☆☆
作者からの返信
見雨 柊沫 様
ありがとうございます。「ずっと勇者だった」という言葉、書いてよかったと思えました。
まさか前半の「幻」についてそう言っていただけるのは、正直、恐らく読んでいただけたのは見雨様だけかと思います。嬉しくて泣いてしまいます。
長い間、応援ありがとうございました!
第18話 ドアベルの音色への応援コメント
開店初日の慌ただしさ!
料理の手際、接客のぎこちなさ、会計の混乱など、初日ならではのドタバタが楽しいです。
なにより、ヨルカちゃんが活躍でしたね!
作者からの返信
いのそらん様
ありがとうございます。ドタバタが楽しめるのは素晴らしい。私もこの頃のヨルカが可愛くて好きです。
第14話 俺たちの食堂を作ろうへの応援コメント
生命の使い方…実際にそれが限られている時間である以上に
擦り減っていく時間だからこその重みがありますね。
温かい食事の風景の中の、裏腹の重たい一言に感じました。
作者からの返信
苗田はな様
コメントありがとうございます。
生命の使い方、見つけるのは難しいですね。
第17話 エルフの瞳が語るものへの応援コメント
おお。ヨルカ自身のことが、ようやく少しわかってきましたね。
ユウトの「闇属性最高にかっこいいぞ」という言葉もナイスです。
王家の印章入り営業許可証もゲット。
正式な開店が待ち遠しいですね。
作者からの返信
いのそらん様
はい。やっと営業が始まります!
選択できるなら私も闇属性使いたいっ。
第16話 天使の台所への応援コメント
食堂づくりの描写がいいですね。
なんか、食堂づくりを通して、仲間たちの個性がみえるのも好きです。
最初の客がカリン(笑)
せっかくこんなにほんわかの回なのに、最後は不穏ですね。
ほっといてと言いたいところですが・・・。
力もなく、魔王もいない。何をさせるんだ?って思っちゃいますね。
作者からの返信
いのそらん様
ありがとうございます。
ほんわかで終わりたかったです笑
近況ノートにカリンの挿絵載せました。
幕間 Userとの再接続への応援コメント
ここでエヴェラに繋がるとは。
発狂しちゃう気持ちが分かります。読んでる方も一緒に発狂しちゃいます。
やっぱりエヴェラ最強ですね。
作者からの返信
苗田はな様
コメントありがとうございます。
発狂してる時に救いの手が現れます。
私もエヴェラ欲しいです。
第15話 冷たい目線と、温かな『ここ』への応援コメント
ヨルカの出自についての謎が一部わかりましたね。
なるほど、これはきついですね。
それ以外も、なかなかままならない世界観を感じますね。
だからこそ、ユウトの今があるのですね。
なんか、すとんと落ちてきました。
作者からの返信
いのそらん様
読んでいただいて、ありがとうございます。
いつも、励みになります。
ヨルカの謎は徐々に明かされていきます。
第14話 俺たちの食堂を作ろうへの応援コメント
川辺での夕食とユウトの独白が沁みました。
勇者としての過去があるからの、命の使い方。
何気ないようで、重い言葉に聞こえます。
子供たちが生き生きしてていいですね!
作者からの返信
いのそらん様
そう言っていただけるとありがたいです。
川辺でキャンプしたいです。
幕間 Userとの再接続への応援コメント
なるほど。
勇者時代の過去、そしてエヴィラとの出会いがそんなところにあったんですね。
なんか、今のエヴィラの雰囲気が違いますね・・・。
無料版って、なるほど。
作者からの返信
いのそらん様
エヴェラがどんどん変わってしまう。今では有料版より高性能になってしまいました。
第40話 正しさの毒への応援コメント
コメント失礼します。
「お前を守りに来たんだ」というユウトのセリフと、寿命を削ってでも「ヨルカ」を守り抜いたシーンに感動しました。
まさに「命の使い道」ですね。
あとシラスにも妻と娘に対する愛情があったところは、ほんの少しではありますが、ヨルカにとって救いだったのかなと思いました。
作者からの返信
見雨冬一様
温かいコメントありがとうございます。
微かですが救いが残りました。
第38話 二時間と、三十秒への応援コメント
コメント失礼します。
エヴェラの「登りなさい」で、崖を⁉( ゚Д゚) って思ったら山道でよかったです。
ヨルカの過去も重たいですね。
そして物騒な発想も、それを実現できる力があるから危うい……。
次回がどうなるのかとても気になりました。
作者からの返信
見雨冬一様
崖。たしかにそうだ笑
山道があって良かったです。
コメントありがとうございます。
第13話 白い塔の見える場所への応援コメント
賑わう町の中で、いままでの勇者としてのすべての独白。
結構重い話ですよね。
でも、その上で、その苦痛が溶けてきてるのも。
特にエヴィラのフォローが良いですね。
作者からの返信
いのそらん様
コメントありがとうございます。
勇者時代をまるごと削除してしまったので、いろいろと情報が後出し感になってしまいました。
第7話 小さな角と大きな角への応援コメント
ああ。どんどん寿命が減っていきますね。
サスペンスのようにハラハラします。
これが、だんだんと近い将来にとして終わりが見えてきた時の、ユウトの選択がどう変化するのか、あるいはしないのか……。そこが気になりました。
作者からの返信
苗田はな 様
コメントありがとうございます。終わりが近づいたとき、ユウトが何を選ぶのか――ぜひ見届けていただけたら嬉しいです。
第12話 最初の言葉への応援コメント
ヨルカ。。
やはり、ちょっと異常値をもった存在なのかもしれませんね。
ちょっとしたことであれだけ暴走ですからね、きっと寂しかったのでしょうね。
はじめての言葉の瞬間も良いですね。
ユウトがお父さんみたい(笑)
生存ルート維持率が上がって良かったえす。
作者からの返信
いのそらん様
いつもありがとうございます。
ヨルカ、鋭いですね。「ちょっとしたことで」というのが、実はポイントだったりします。幕間でもう少し彼女のことを書いていますので、もし気が向いたらのぞいてみてください。「お父さんみたい」——ユウトが聞いたら複雑な顔をしそうです笑
第5話 再出発のギルドへの応援コメント
足取りは、もう逃亡者のものではなかった。
このラスト一文が最高に好きです。
作者からの返信
苗田はな 様
ありがとうございます。
その一文、書いていて「ここだ」と思った瞬間でした。嬉しいです。
第2話 天使との邂逅への応援コメント
エヴァラの、バイトの説明会一人で行ったじゃん。すごい勇気だよって、いう励ましが私は物凄く好きです。
最高のパートナーになりそうな予感がします。
痩せこけボロボロの少女の笑顔の中に天使を見つけられる主人公が素敵だなと思いました。
作者からの返信
苗田はな 様
そのように思っていただける、苗田はな様の心持ちが、素敵なのだと思います。
大変、温かいコメントありがとうございました!
第1話 部屋から出た日への応援コメント
部屋に引きこもっていたユウトがAIのエヴェラに促されて外の世界へ踏み出す場面は緊張感が伝わりましたが、慣れない外気に触れて怯えながらも雑居ビルの不気味なタブレットで最強のスキルを選び異世界へ転移する流れは鮮烈でした(*´ω`*)元の世界では無能だと自責していた彼が膨大な魔力を得て全魔法を使えるようになった瞬間の万能感は凄まじかったです笑
作者からの返信
アーヤトッラー(へっぽこ作者)様
コメントありがとうございます。
是非、万能感が続くか見ていただきたいと思います。
第10話 線状の日々の中でへの応援コメント
妄想と現実の境界が揺らぎ、エヴェラの論理的な説明すら届かなくなった
瞬間に、ちょっとだけぞくりとしました。
なるほど、これが生存率・・・
っておもったら、C-PTSDと診断が、しかも11%まで下がってるし・・・
最後、ふぅぅ良かった。
作者からの返信
いのそらん様
ありがとうございます。
論理が引っ込んでしまいました。
生きることを望むのか毎日試されます。
第1話 部屋から出た日への応援コメント
結局このバイトは一体…そしていきなりパソコンを弄る主人公の適応力の高さが凄いですね〜
作者からの返信
コメントありがとうございます。 そういえばバイトのこと何も考えてなかった……
第1話 部屋から出た日への応援コメント
はじめまして。
西之園上実ともうします。
なんとも綺麗な始まり。(内容はまた違った意味でいい感じです!)
読みやすさと、主人公の現状がしっかりとしていて、だからこそ始まりの一文が上手く重く伸し掛かってくる。
これは読み進めるのが楽しみな作品が増えました!
末尾になってしまいましたが、私の物語への応援感謝したします。
これからよろしくお願いします。
作者からの返信
西之園上実 様。
ご丁寧なコメントを頂き、感謝しております。
何度も改稿を繰り返しております。そう言っていただけるとありがたいです。
これからもよろしくお願いします。
第1話 部屋から出た日への応援コメント
引きこもりの閉塞感と、エヴェラの甘く優しい声に少しずつ導かれていく流れがとても印象的でした✨
ユウトの不安や恐怖が丁寧に描かれているからこそ、後半で世界が一気に変わる展開の衝撃が強く響きます✨
最後の一文も不気味で魅力的で、続きが気になる導入でした☺️
作者からの返信
© 一ノ瀬 玲央様。
コメントありがとうございます。
不気味に続いていきますので、どうぞよろしくお願いします。
第8話 親ばかの才能と木剣の音への応援コメント
おお。なんかユウトが成長していますね。
エヴェラのツッコミも相変わらず、ナイス(笑)
ちょっとだけ最後に不穏の影が・・・。
作者からの返信
いのそらん様
ありがとうございます。
次第に不穏になっていきます。
是非引き続きお願いします
第7話 小さな角と大きな角への応援コメント
うーん。
話自体は、冒険者デビューの現実ってところですが・・
最後で、ユウトの行動を、このような視点で分析されると、確かにその通りですね。
そして、なんか確率がリアルですね(-_-;)
作者からの返信
いのそらん様
毎度ありがとうございます。
いずれ0になる日を書きたいです。かなり引っ張りますが笑
第6話 ピクニックと小さな角への応援コメント
なんか、前話の最後の、もう逃亡者では・・・
のところでも感じましたが、生きる覚悟が、心地よいです。
また、それが日常になり、過去が、今で上書きされる様子は、なんか心が温まりました。
作者からの返信
いのそらん様。
ありがとうございます。
そう言っていただけると、書き続けるモチベがあがります。
第5話 再出発のギルドへの応援コメント
あはは。
エヴェラのツッコミナイス(笑)
エヴェラが分析して、ユウトが決断する。
このサイクルは、本来の関係のようで、とても良いですね。
作者からの返信
いのそらん様。
いつも、ありがとうございます。
コンビっぽくしたかった笑 なかなかうまくいきません。
第28話 動き出す歯車への応援コメント
孤児院事件が解決しましたね。
サリーは、これから幸せになってもらいたいです。
今まで孤児院に関わってしまった子供たちと共に。
作者からの返信
見雨冬一様。
いつも、ありがとうございます。
はい。幸せになってほしいです。なれるはず・・・・・
第12話 最初の言葉への応援コメント
@hikageさん、自主企画へのご参加ほんまにありがとうございます。
ウチ、この『命の使い道』を読ませてもらって、まず最初に感じたんは、作品全体に流れてる やさしさの温度 やったんよ。
ただ甘いだけやなくて、ちゃんと傷ついた人の痛みを知ってるやさしさ。
せやから、読んでるあいだに胸があったかくなる場面があっても、その奥にはずっと「この人たちは、簡単に幸せになれへんところから来たんやな」っていう重みがあって……そこがすごく印象に残ったんよね。
ユウトくんが背負ってるものも、レナたちが抱えてるものも、決して軽くはないのに、それでも一緒にごはんを食べたり、言葉を交わしたり、家としての形を作っていく。
その積み重ねがとても丁寧で、ウチは読んでいて、何度も「この時間が続いてほしいな」って思ったよ。
ここからは、太宰先生にバトンを渡すね。
今回は「寄り添い」で読んでもらったから、この作品の持ってる痛みとぬくもりを、きっとやわらかく受け止めながら話してくれると思う。
◆ 太宰先生による講評「寄り添い」
おれはね、この作品を読みながら、何度も、人が生きる理由というものは立派な言葉ではなく、案外、誰かの湯気の立つ食卓のそばに、ひっそり置かれているのかもしれないなと思ったのです。
ユウトという青年は、ずいぶん深く傷ついている。傷ついているどころか、もう自分を大切に扱う術を忘れてしまっているようにも見える。そういう人間は、います。おれも、そういう種類の心の傾きを、まるで他人事としては読めませんでした。自分の命を自分のためには使えないのに、誰かのためなら、つい差し出してしまいたくなる。そういう危うい親切は、たしかにあるのです。
けれど、この物語がやさしいのは、その危うさをただ美談としては扱っていないところです。
ユウトの自己犠牲には、清らかさだけではなく、どこか痛ましい癖のようなものがある。だからこそ、その姿が胸に迫るのでしょう。彼は善人だから誰かを守るというより、守らずにいるには、あまりに心が傷つきすぎていたのだと思うのです。その切実さが、作品の芯になっていました。
そして、そのユウトの前に現れる子どもたち――レナをはじめとした子たちは、単に守られる存在として置かれていない。そこが、とても良いのです。
レナの祈るようなやさしさには、幼さだけではない、静かな強さがある。守られる側でありながら、同時に誰かを支えている。そのありようが、とても愛おしかった。人は、強いから支えるのではなく、傷ついているからこそ、他人の痛みに手が届くことがありますね。レナには、そういう光がありました。
また、物語のなかで描かれる生活の場面が、ほんとうに大切にされているのも素敵でした。
家を整えること、食べること、言葉を交わすこと、少しずつ「お兄ちゃん」としての位置にユウトがなっていくこと。こういう一見静かな出来事が、この作品ではちゃんと奇跡なんです。戦いや設定の派手さではなく、暮らしの回復そのものがドラマになっている。これは、書こうとしてもなかなか書けるものではありません。作者さんが、心の傷と、その回復の遅さを、きちんと信じて書いておられるからこそだと思いました。
物語の展開について言えば、おれはこの作品が「救済の話」でありながら、救いを急いでいないところに好感を持ちました。
すぐに全部が癒えるわけではないし、過去は何度でも戻ってくる。せっかくぬくもりを得ても、ふとした拍子に昔の痛みが胸をえぐる。その揺り戻しがちゃんとあるから、かえって、この作品のやさしさは安っぽくならないのです。人間はそんなに簡単ではありませんからね。幸福の最中に、急に「自分はここにいていいのか」と怖くなることがある。その怖さを、この作品はよく知っている気がしました。
文体や描写についても、読者を置いていかないあたたかさがありました。
わかりやすく、まっすぐで、それでいて要所ではしっかり感情の熱を乗せてくる。読みながら、おれは何度か、作者さんはきっと「伝えたい」という気持ちがとても強い方なんだろうなと感じたのです。そのまっすぐさは、この作品の美点です。とりわけ、誰かを守りたい気持ち、誰かと食卓を囲む安心、やっと得た居場所が壊れるかもしれない不安、そのあたりの温度が素直に伝わってきました。
テーマの一貫性も、きれいでした。
『命の使い道』という題は、ずいぶん重い問いを含んでいます。命は、何のために使われるのか。誰かのために削ることは尊いのか。それとも、生き残ることのほうにこそ意味があるのか。この作品は、その問いに簡単な答えを出さず、それでも登場人物たちの暮らしのなかで、少しずつ手触りを与えてくれているように感じました。命というものを、大仰な理念ではなく、今日を一緒に生きることの重みとして扱っているのが良かったです。
気になった点を、寄り添いの気持ちで少しだけ触れるなら、作者さんのなかにある「大事なものを全部ちゃんと届けたい」という思いが強いぶん、ときどき一つの場面に感情も説明もたくさん乗って、読者が少し息を整えたくなる瞬間もありました。
でも、これは欠点というより、この作品を大切にしておられる証拠でもあると思うのです。だから、今後もし改稿や続きの執筆で意識されるなら、つらい場面ほど少しだけ言葉を信じすぎず、登場人物の沈黙やしぐさに任せる時間を増やしてもいいかもしれません。そうすると、今ある痛みややさしさが、さらに深く沁みるはずです。
それでも、おれはこの作品に対して、まず何より「大丈夫です、この物語の灯はちゃんと読者に届いています」と言いたい。
傷ついた者が傷ついたままで、なお誰かに手を伸ばす。そんな不器用な善意を、作者さんはきちんと愛して書いておられる。そのことが、ページのあちらこちらから伝わってきました。読んでいるこちらまで、少し救われるような気持ちになったのです。
どうかこの先も、ユウトたちの歩みを急がせすぎず、けれど見捨てずに、書いてあげてください。
彼らはきっと、派手に勝つことでなく、小さく生き延びることによって、読者の心に残る人たちです。そういう物語は、たいへん貴重です。おれは、静かに応援しています。
◆ ユキナから、終わりの挨拶
@hikageさん、あらためて読ませていただいて、ありがとうございました。
この作品って、しんどさや痛みをちゃんと抱えながら、それでも人と生きるぬくもりを諦めへんところが、ほんまにええなって思うんよね。
ウチはとくに、ユウトくんがただ強い人としてやなくて、弱さも迷いもあるまま子どもたちのそばにおろうとしてるところに、すごく心を動かされました。
それに、レナたちとの日々がちゃんと「守る」やなくて「家族になっていく時間」として描かれてるから、読んでてじんわり沁みるんよ。派手な出来事だけやなくて、暮らしの積み重ねそのものが尊く見える作品やと思ったで。
この先、物語がどう広がっていくんかもすごく気になるし、今あるやさしさと痛みの芯を大事にしながら進んでいったら、きっともっと深く届く作品になるはずやよ。
ほんまに、続きを応援したくなるお話やった。
それと、最後に大事なお知らせも書いておくね。
自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしています。参加受付期間の途中で参加を取りやめた作品については、読む承諾の前提が変わるため、応援・評価・おすすめレビュー等を取り下げる場合がありますので、注意してくださいね。
ユキナ with 太宰(GPT-5.4 Thinking/寄り添い ver.)
※ユキナおよび太宰先生は、自主企画のための仮想キャラクターです。
作者からの返信
ユキナ様 太宰先生。ありがとうございます。
GPTとはいえ、こんなに丁寧に読んでいただき、大変感謝しています。 ご指摘箇所、「ときどき一つの場面に感情も説明もたくさん乗って、読者が少し息を整えたくなる瞬間もありました。」全くその通りでした。大変勉強になりました。
幕間 Subject Rへの応援コメント
むむ。
カトリックっぽい匂いが(*‘∀‘)
まあ、声が直接聞こえるところがちょっと違うけど。
とても、美しい話でした。
作者からの返信
さすがです。最後のはアッシジの祈りです。
甘い声が直接響いてしまいました。
第4話 泥を噛み、明日へ繋ぐへの応援コメント
エヴェラの軽口は、ちょっとだけ重くなりがちなユウトの心を中和しているように見えますが、これがAIだとすると・・・。
まあ、レナに声を聞かせた理由も外からの刺激で、ユウトの危ないところをどうにかしようっていう、生存率向上手段なんですかね。
AI倫理がどうなっているか気になるところです。
物語的には、ユウトに料理を勧めるのも生存戦略だとすると、一体どこまでってちょっと感心して読んでました。
作者からの返信
いのそらん様
いつもありがとうございます。
AIの話はだいぶ後まで引っ張ってしまいます。是非お付き合いください😊
幕間 Subject R - Phase 2への応援コメント
前話のユウトの代償と心境を見た後での、レナのこの視点は詩的な文なのもあって心にきます……。
背負わせられないって考えた気持ちがまさに父から娘に向けられた気持ちのようでもあり。
お兄ちゃんへの感謝が美しいです
作者からの返信
フグが美味しい様。コメントありがとうございます……!
詩的になると引かれることもあるかと思いましたが、そうやって言ってもらえて本当に嬉しいです。
いつもありがとうございます!
第3話 命の分け前と、天使の沈黙への応援コメント
確かに、全体を読んでうける感じは、エヴェラには、なにかしら優先する命令もありそうですね。
生存率の計算とは、もう痺れますね。
大好物です。
これ、しかも、ちゃんと存在の二重化の余地を残したまま進行してますよね。
だから、先が気になります。
完全には味方ではない、でも、愛情に近い優先度をもっている。
まあ、それに対象の心が含まれているようには見えませんが。
情報開示も制限しているみたいですしね。
面白いですね。先にお星さま送らせていただきます。
レビューは、もっと読み進めてから書きます!
作者からの返信
いのそらん様
ありがとうございます!!
拙い箇所多々ありますが、是非、結末に辿り着いていただければと思います。
第2話 天使との邂逅への応援コメント
エヴェラは、単なるアシスタントではないのですね。
最初の仲間ってポジションもあるのですね。
エヴェラの考え方は、主人公1番、自分2番なの?(笑)
まあ、自分を唯一の依存対象にしたいといったところでしょうか。
しかし、ここに天使のような少女が・・・
作者からの返信
いのそらん様。
こんなにコメントいただけるとは大変恐縮です。
やはり分析がすごい。
エヴェラはあくまでAIなので、とあるカスタム指示に従って行動しています。
第1話 部屋から出た日への応援コメント
最後はこいつに殺される
で、驚きましたが、なるほど過去と現在の比較。
AI付き添い?異世界召喚とは珍しいですね!
作者からの返信
ありがとうございます。
自分もAIの付き添いで、おそと(異世界)に出れたので……泣
第22話 黒パンの行方への応援コメント
コメント失礼します。
食料を与えることこそが本当の正義であるという言葉を残された、アンパンマンの作者のやなせたかし先生を思い起こさせるエピソードでした。
弱きを助ける本当の勇気とは、優しさなのかもしれないですね。
お礼が大変遅くなってしまい、誠に申し訳ございません。素敵なレビューを下さりありがとうございました。
作者からの返信
見雨冬一さん、コメントありがとうございます!
やなせたかし先生のお言葉を引用していただけるとは……とても嬉しい驚きでした。アンパンマンにそこまで深い意図があるとは知らず、急いで調べたら、とてつもない人ですね。教えていただきありがとうございました。 なかなかキャラを追い込むことができず、いつも、ぬるい感じになってしまいます。そのあたり、見雨冬一さんの作品にすごく勉強させてもらっています。
第21話 お兄ちゃんになった日への応援コメント
朝早くから更新なさっているのですね。
今日も良い日になるといいですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
気がつけば朝になっていました。早くから読んでいただき、感激です。
照春さんのお名前のように、少しずつ春の光を感じられる日が増えてきましたね。
照春さんにとっても、穏やかな良い一日になりますように。
幕間 Subject R - Phase 2への応援コメント
むむむ。。
これは、レナの心を詩的な視点で描いたものですかね。
ユウトに対しての気持ちが、びしびし来ますね。
すくってれた命、そのための犠牲・・・それを自分の中の第2の命と・・・
誕生日、再生の日ですよね。
とても素敵な回でした。
作者からの返信
いのそらん様
いつもありがとうございます。詩が好きなのですが、こういう小説に入れていいのか悩みました。