【アカウント転生〜気づいたら消えてる私〜】
灯盗希望
ある女子の誤算
「あれ、消えてる。なんで…」
朝起きてトレンドを確認しようと開くもアカウントエラーの文字が画面にデカデカと浮いている。ウイルス感染でもしたのか、乗っ取りでも受けたのか。はたまた端末の故障か。何度読み込んでも浮かぶのは同じ文字。
気が滅入りそうな時も、楽しい時も、もう嫌になって逃げ出したい時も、常にそこにいて触れられた存在。それが私にとってのソーシャル・ネットワーキング・サービス。
ーーなのに肝心な時に限って消えているだなんて、今日は厄日なのかもしれない。
「もうやだやだ。やーめた。ふて寝してやる…」
いつものように布団に籠り、スマホは棚の上に置いてふて寝を決め込むことにした。急ぎの用はないはずだし大丈夫でしょ。そう思って今日も惰眠を貪り始めた。
棚の引き出しは開きっぱなし。白丸が無造作に入れられているがいつもの事なので放置。今日の日付のものもあるが確かまだ飲む時間じゃないし大丈夫でしょ。スマホのアラームも切ったし通知オフにしたしこれで邪魔するものはなくなった。寝よう。
…それが全ての破綻の起爆スイッチだとも知らずに。
"今日ライブだけど起きてる?間に合わないと給与消えるよ?"
【アカウント転生〜気づいたら消えてる私〜】 灯盗希望 @LIGHTHOPE620
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。【アカウント転生〜気づいたら消えてる私〜】の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます