第35話 ラムサスは役に立つの?
「かしこまりました、里長様。里長様の名に誓い、ブルーを助け各地の異変の調査をしてまいります。」
うやうやしく頭を下げ、魔剣を受取るラムサス。
「うむ、頼んだぞ。」
(私の為というより里長の為に働くの?)
ますます気分が下がるブルーであった。そしてブルーは疑問に思った。
剣が強くても、使い手次第ではなかろうか?? とりあえず思ったことを口にした。
「あの、族長様。なぜ冥界の剣がエルフの里にあるのでしょうか。」
「なぜあるか。それはわかっておらぬ。恐らく冥府の魔物にも有効な武器であろう。」
「はぁ」
ブルーは族長との淡々とした会話に毒気を抜かれた。なぜあるか良く判ってないし、有効かどうかもよくわからない。それを持たせればラムサスが護衛として役に立つ。どこからその根拠が出てくるのであろう。
「話は以上だ。ブルーよ、よろしく頼む。」
「かしこまりました。」
ブルーは胸のつかえをそのまま呑み込み、深々と頭を下げた。
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