概要

空っぽだった私の人生は、借金を背負った瞬間から、鮮やかに輝き始めた。
究極の保険会社「株式会社MIGAWARI」で、富裕層に「命の身代わりプラン」を売り歩く営業社員・早川蓉子(26歳)。 他人の命に数億円の値札をつけながら、彼女自身は夢も恋人もなく「自分の命には価値がない」と冷めきった日々を送っていた。
ある日、蓉子の乗る通勤バスに大型ダンプが突っ込む。 死を覚悟した瞬間、ノルマ達成のために自腹で買っていた「身代わりボタン」が作動。時間が静止した世界で、査定課の工藤が突きつけた生存の条件は『社内ローン6000万円・35年払い』という絶望的な契約だった。
「そんな空っぽの人生を、借金してまで延長する価値がどこにある?」
工藤の冷徹な問いに、蓉子の口から出たのは自分でも驚くような「生への執着」だった。 莫大な借金という名の“重り”を手に入れた社畜営業ウーマンが、泥…続きを読む
  • 完結済3
  • 7,479文字
  • 更新
  • @masaya7174
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