概要
同じ映画なのに、刺さる場所だけが歳を取り、変わっていく。
子どもの頃はロードショーで観た名作映画を、四十を越えた今は映画館のリバイバル上映で観に行く。真っ直ぐな主人公に憧れていたはずなのに、いつの間にかヒール役の濁りに筋を見出し、歴史の仕込みに唸り、階層の構造に胸を刺され、地図の上から人が消耗品のように扱われる現実を持ち帰ってしまう。昔の映画は変わらないのに、変わるのは見ている自分だ。いまの俺の痛点を順番に押してくる。
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