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半身 -痛いほど、君はボクだ-

半身 -痛いほど、君はボクだ-

住良木薫

おすすめレビュー

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★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 順三朗
    317件の
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    ★★★ Excellent!!!

    理想の兄弟という虚像の裏で、兄は弟への禁断の情愛に身を焦がす

    新宿二丁目のバーを舞台にした語り部形式から始まり、兄弟間の歪な愛執を描く背徳的なドラマである。アーチェリーという静的な競技や、銭湯、食事といった日常に潜む肉体的な執着が、美麗かつ官能的な文体で詳細に綴られている。「理想の家族」という社会的呪縛に苦しむ兄の切実な独白と、無垢な弟の振る舞いとの対比が読者の倫理観を強く揺さぶる。徹底して兄の視点から描かれる独占欲の深さが特徴だ。

    背徳感のある耽美な物語や、禁断の愛、複雑な心理描写を好む読者におすすめできる。

    • 2026年2月19日 15:55