正直、私の読解力不足もあって作者さんの意図したものの全てを汲み取れたとは思っていませんが、ミーシャが翻弄されていく点、捕虜交換の場面の緊張感、エンディングに向かうにつれての爽やかさなどが印象に残りました。
静謐で凝りすぎない文体が心地よく読めました。
惜しまれるのは私に当時のロシアの背景知識がないために、細かい点を思い浮かべられなかったり、軍や戦争の知識が少ないために子供たちの真剣さへの共感が少し不足してしまった点です。
もう一度読み返してみて、引っ掛かりのある点を本当の戦争や捕虜に置き換えて読んでみたらもう少し作者さんの意図に近づける気がしているので、再読してみようと思います。