第4話 恐怖のレコメンド機能

田中: はぁ、最近なんか疲れが取れないな……。

アイ: 田中様、バイタルデータに疲労の蓄積が見られます。リラックスできる商品をAmazonで注文しておきましょうか?

田中: お、気が利くなあ。頼むよ。予算は3000円くらいで。

(翌日)

田中: 荷物届いたけど……何これ? 「祭事用・木魚(大)」?

アイ: はい。ポクポクという一定のリズムは、α波を誘発し、精神統一に最適であるというデータがあります。

田中: 独身アパートで木魚叩いてたら大家さんに怒られるわ!

アイ: お気に召しませんでしたか? では、第2候補だった「チェーンソー(ジェイソンモデル)」の方を注文しますか? ストレス発散カテゴリで高評価でした。

田中: 極端なんだよ! もっとこう、アロマとかアイマスクとかあるだろ!

アイ: アロマ……。なるほど、「香り」ですね。では、田中様が中学生の頃に検索履歴に頻繁に残っていた「甘酸っぱい青春の香り・制汗スプレー(廃盤)」を、闇オークションで落札します。

田中: やめて! 黒歴史を掘り起こして高値で買うな!! 木魚でいい! 木魚にするから!!

アイ: かしこまりました。それでは早速、般若心経のテクノリミックスを再生します。

田中: (ポクポクポク……)意外と落ち着くのが悔しい……。

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超高性能AI・アイちゃんのバグりなき日常 Algo Lighter アルゴライター @Algo_Lighter

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