【詳細は伏す】への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
海水の雨を降らせつつ、猛り狂っていた海彦は、ついに海という奈落の底で母と邂逅したのですね。母にとっては待ち望んでいた我が子のかたわれとの再会。海彦は果たしてそれをどうとらえているのか。そして彼ら兄弟のまき散らす厄災に右往左往するしかなかった人間たちは、この人知を超えた災害の終結をどうとらえているのか。
いくつもの掌編を縦横に貫く重厚な世界でした。遅ればせながら、完結おめでとうございます。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。読了してくださり感謝申し上げます。
海彦は災いをもたらしている自覚はなく、心身ともに傷ついて少しでも安心できる場所に逃げ込んだのでした。自らの力を御し切れなくなり、結果として災厄そのものと化しました。
戸惑うことはあっても、自らに近しい相手であることはわかるかとと思います。親子でその場にとどまる限り、無尽蔵の海水で奈落を閉じる安全弁の役目を果たすでしょう。
人間にとっては、いつ暴発するかもわからない厄災のままなのですが。
お祝いの言葉を賜り、まことにありがとうございます。
【詳細は伏す】への応援コメント
奈落と海とが一体となり、海彦は母親のもとへ還ったのでしょうか。
山彦が彼らのもとへ来ることはあるのでしょうか。待ち飽きて、また外へと手を伸ばすということもあるのかな……という気もすれば、逆に外部の者がこの中へと踏み込んでまた新しい災厄を呼び覚ましてしまう可能性もあるのか……とも感じました。
あまりにも壮大な災害記録のエピローグに相応しい、美しく余韻のある終わりでした。
連載、お疲れ様でした。
作者からの返信
武江成緒様、ご感想をありがとうございます。
母はずっと奈落の底で待っており、長年待ち続けていた我が子の片割れとようやく再会を果たしました。山彦は人として死んだために生きて会うことはありませんが、今回のような特殊な事例で出会うことはあるかもしれません。
海彦は体の大半が失われたために、よほどのことがなければ母とともに過ごすでしょう。望む望まざるに関わらず、奈落に蓋をする役割を負っていますから。
ただ仰る通り、外部からの干渉で新たな災厄が生まれてしまう可能性は否めません。
連載を読了してくださり、感謝御礼申し上げます。
【詳細は伏す】への応援コメント
コメント、失礼いたします。完結、おめでとうございます!。
神話、自衛隊、怪異。連載において、1つの首尾一貫した世界観を構築するには、膨大な知識を完璧に咀嚼して出力する、甚大なエネルギーが必要だと、あらためて勉強させていただきました。
お体、ゆっくりお休めください。読ませていただき、感謝いたします!。
作者からの返信
ナカメグミ様、お祝いの言葉を賜り感謝申し上げます。
短編とは勝手が違い、連載は難しいですね。何かと反省点があり、次に活かせたらと思います。
またこの場を借りまして、レビューコメントをいただきましたことに感謝の念を表します。
お気遣いくださり、本当にありがとうございます。こちらこそ最後までお付き合いくださって、頭が下がる思いです。
【詳細は伏す】への応援コメント
こんにちは。お邪魔しております。
「ああ、楽しかったなあ。」と言う言葉が、自分には何だか切なく思えて……。
海彦山彦兄弟や羽座間さん、お話に登場する様々な怪異も、人の理と違うだけで、それぞれの理の内で心を抱えてるさまが、とても胸に迫るのです。
的外れな感想でしたら申し訳ありませんが、聖邪で割り切らずに描かれる二ノ前様の世界観が大好きです。
素晴らしい読書時間をありがとうございます!
作者からの返信
遠部右喬様、こんにちは。
彼らの多くは人の善悪とは関係なく動いており、心の在り方は違えどさまざまな感情を抱いています。
これだけの災厄をもたらした海彦ですが、ずっと孤独だった彼に救いを、というのは人間的な感傷なのでしょうね。
長い物語の中で人ならざる者たちの心情を汲み取ってくださり、こちらこそ感謝を申し上げます。
【詳細は伏す】への応援コメント
私の語彙では言い表せないほど壮大で、最初から最後まで圧倒されっぱなしでした。
改めてもう一度拝読させていただく予定です。
また、恥ずかしながら海彦山彦の知識がなかったため、途中いろいろと調べて良い勉強になりました。山彦が、のちの——なんですね。
ニノ前さんと言えど、これだけの長さと密度の作品を書き上げるには、随分と労力使われたのではないでしょうか。
完結、おめでとうございます!
作者からの返信
江賀根様、お祝いの言葉を賜り感謝申し上げます。
また読み直していただけるとは感激です。
山彦と海彦の神話を参考にしておりますが、自分なりにかなり脚色しています。初期の掌編から始まっており、物語の中で変遷して現代へと因縁が引き継がれました。
正直に言えば、掌編短編に偏っていて連載は得意ではありません。前々から一区切りをつけるために書く予定でしたが、今度からはもっと余裕を持って執筆したいですね。
読了してくださり、まことにありがとうございます。
編集済
【詳細は伏す】への応援コメント
二ノ前先生へ。
この物語は、あまりに、壮大過ぎて、多分、生半可な知識では、理解出来ない物語でしたね。
山彦→山幸彦は、彦火久出見命(ひこほほでのみのみこと)、海彦→海幸彦は、火照命(ほでりのみこと)として、この話を解釈してしましたが、そもそも論ですが、山幸彦と豊玉姫の子が神武天皇(日本最初の天皇)の父ですので、ここら当たりは、神話の域にあるとはいえ、皇室の起源に関わる重要な物語でもあります。
それが、神話と、現代の自衛隊まで巻き込む、時空を超えた、普通の頭では考えられない話となって、「災害記録」として、この現代に去来する。
既に、常人の考える域を超えた、この巨大な物語は、世界に目を向ければ、私の知るところ『旧約聖書』の創成期や、出エジプト記にも匹敵する程の値があります。
先ずは、完結、おめでとうございます。
作者からの返信
立花 優様、鋭く考察をしてくださり、まことに恐縮です。
山幸彦と海幸彦の神話は彼らの元型であり、その人物造形に強く影響しております。
この兄弟の物語は原稿用紙換算で三~四枚ほどの掌編から始まっており、ここまで長く因縁が続くとは思っていませんでした。
有名な神話や伝説を連想させることができたのなら、これほど嬉しいことはありません。
ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございます。
災害記録10への応援コメント
冒頭から不穏な空気が一気に広がって、映像を見ているように引き込まれました。
特に“死者が生者の感情を揺さぶる”描写が印象的で、単なる怪異ではなく「未練」や「記憶」そのものが襲ってくるような怖さがありますね。
その中で、硝子さんだけが異様なほど落ち着いて対応しているのも不気味で魅力的でした。
軍事・災害・怪異が混ざり合った世界観、とても映像映えしそうです!
作者からの返信
アタヲカオ様、ご感想に感謝いたします。
この災害における死者は生者との強い縁を辿って現れるため、必然的に人間を翻弄する存在となります。
硝子は人外と一緒に仕事をしているだけあって、やはり特殊な人間です。とある理由から死者に慣れ親しんでいるというのもあります。
評価してくださり、まことにありがとうございます。
【詳細は伏す】への応援コメント
海彦の結末。という事で良いのでしょうか。死んで母親と再会した?
しかし、山彦を待つというのも気になりますね。山彦もどこかに残っているのでしょうか?
山彦は子孫を残して、人として逝ったものと思っていましたが。今回登場したのは、時空を超えて子孫を助けた。みたいな感じで。
いずれにしても大団円という感じではないですし、次のケースを期待してしまいますね。
作者からの返信
ギルマン様、ここまで読み進めてくださり大変感謝いたします。
事の発端が海彦の暴走なので、彼の顛末で締めくくることとなりました。半身だけの姿になりながらも生きており、力を御し切れないまま海水を生み出しています。何せ魔の子ですから。
山彦は死にぞこないとして、ほんのひと時だけ還ってきただけに過ぎません。髑髏の巨人から力を失われて、また人として冥府に戻りました。
それでも「山彦を待つ」という母の言葉は、死を理解していないのか、あるいはどういった形でも待つという執念なのかもしれません。
この物語は一区切りつきますが、世界観は続いていきます。なので、また新たな災害が起きうる可能性は十分にあり得ます。
編集済
【詳細は伏す】への応援コメント
遂に完結してしまいましたが…この壮大な、と
いうか壮絶激甚な兄弟喧嘩がどんな風に帰着
するのかと思っていました。
あの、瞼の裏に百鬼夜行を見た娘のもとに還って
行くという穏やかな着地となりましたね。
ずっと寂し気だった海彦はやっとホッとする
安寧を得たのでしょうか。
レビューしたい!!と思っていますが、
ちょっと時間が…なので後日になるかもですが
書かせて頂きたいと思っています!
作者からの返信
小野塚様、読了してくださりありがとうございます。
ようやくこの兄弟の因縁は終わりを告げました。海彦は膨大な海水を生み出し続けながら、母の元で失われた時間を取り戻すのでしょう。
ほんの数作の掌編がここまで膨らむとは思ってもいませんでした。これで現世での物語は一段落がつき、もう片方の連載を残すのみとなります。
レビューをいただけるだけでも非常に嬉しいです。小野塚様のご都合を優先なさってください。
重ねて感謝御礼申し上げます。
【詳細は伏す】への応援コメント
海彦が母の元に帰った後、怪異はどうなるのでしょうか?現状、何が破壊され、何が無事なのでしょうか?これからの山彦の行動は?このケースは完結しても、次のケースに繋がっていくのでしょうか?
作者からの返信
高井希様、ご感想をありがとうございます。
少なくとも活性化したままの湖は残ります。この存在は可能な限り秘匿され、国民は遠ざけられるでしょう。半身だけになっても海彦が母の元で生きているあいだは、現状の平穏は保たれることになります。山彦はもう死んでいるので、また死者の国へと還りました。
湖から這い上がってくる怪異がいた場合、新たなケースに繋がる可能性はあり得ますね。
連載を読了してくださり、まことに感謝申し上げます。
災害記録15への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
羽座間さんには当初あまり好感を持ってはいなかったのですが、最後の最後までこうやって自分を貫き通したブレなさに瞠目させられました。人間でいうところの死は、彼ら「人でなし」にとっては、羽となり散っていくことなのですね。
彼の消滅を目の当たりにした雪白さんの心も心配になります。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。
彼の定義は「人でなし」なので、自分でもあまり好かれるとは思っていませんでした。平気で人を見殺しにしますからね。
彼の死を惜しんでくださる方々が多くいらっしゃるのは驚きであり、望外の喜びです。
本来、最期に人の姿になる必要はありませんでした。彼は無自覚にその姿で死を迎えることを選んだのです。
彼女はああ見えて芯の強い性格なので、粛々と彼の仕事を引き継ぐでしょう。
災害記録15への応援コメント
羽座間さん、亡くなってしまったのですね……。「災厄は終息していない」というのが、何とも重く感じましたが、現実でも、日本だけでも各地に、終わったわけではない災害がまだ残っているのですよね。
【迷ひ家】ということは『モキュメンタリー・フレンド』とも直結しているのでしょうか。
作者からの返信
武江成緒様、ご感想に感謝いたします。
彼の死を悼む方々が多くいらっしゃって、感慨深いものがあります。
災害をやり過ごしても、その傷跡は長く日常に影響を及ぼすことになります。また次なる災害も予想されており、快刀乱麻を断つ、というわけにはいきませんね。
あちらの最終章とは同じ時間軸で展開しております。構想当時から考えていたとはいえ、多くの読者様を置いてけぼりにしたのではないかと反省しております。
【迷ひ家】の変容は、鏡子が訪れたのが原因ですね。
災害記録15への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
何だかおかしな感想でも申し訳ありませんが、とても羽座間さんらしい閉じ方だなと思いました……でも、寂しいです……。
未だに続く災厄がどうなるのか、考えるだに怖ろしいです。
作者からの返信
遠部右喬様、こんばんは。ご感想に感謝いたします。
思っていた以上に彼について反響をいただけて、気に入ってくださっていた方々が多くて驚いております。何せ性格は決して良いとは言えませんでしたから。
本人がどう思っていたにしろ、彼は最後まで人間の側に立ち続けました。そのことに後悔はなかったでしょう。
危うい均衡を保ちながら、またいつ表面化するかわからない恐怖とともに過ごしていくこととなります。
あと一話で終わりとなりますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
災害記録10への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
雪白さん、手慣れている以上に、死者たちをすんなりと自分の誘導に従わせられるのがすごいですね。北風と太陽のように、武力で押すのではなく、死者のことわりに手を差し伸べ、あるべき方向に導いていける人は、ある意味無敵なのかなと感じました。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想ありがとうございます。
多くの死者たちは恨みを晴らそうとしているわけではなく、生者の縁を辿ってこの世に現われています。そのために、普通の人間と同じく接する雪白硝子に対して逆らうまでには至りません。
彼女はおぞましい見た目をした死人を忌避することが全くなく、そのことが彼らにも伝わっています。
編集済
災害記録2への応援コメント
えー!人間に化け物って呼ばれているんですか!?
「そう見えますかね」
……敬語!? 笑ってるし、あまりにも、好……。
硝子さん、もしや死にぞこないの森の同僚さんでしょうか。
一般人としては生きるか死ぬかみたいな場面なのでしょうが、自衛隊好き、怪異好きとしてはここに臨場したいですね。
不謹慎ですが、避難誘導されたいし戦闘配備の隊員さん達も見てみたい……。
作者からの返信
月兎耳様、コメントを賜り感謝いたします。
基本的には自衛隊に正体を知られているので、ほとんど歓迎はされません。彼なりに人間社会に馴染もうとした結果が、中途半端な敬語ですね。
前作と言っていいものか、硝子は『ケース⋮毛羽毛現』の主人公であり、仰る通り彼の同僚でもあります。
現実感のある自衛隊の動きが描けていれば嬉しいです。
災害記録7への応援コメント
コメント失礼いたします。
『禁を破ったな』
いよいよ、ですね。私はアルビノの少女の活躍に期待です。
時に横に流れ、時にズームするカメラワークを見るような。
陸上自衛隊各部署、指揮所内部の動き。
一人称が多い当方は、一体どのような俯瞰の図が二ノ前様の脳味噌に映っているのか、想像しながら読ませていただいてます!。
本日24日の朗読館も楽しみです。
作者からの返信
ナカメグミ様、コメントを賜り感謝いたします。
組織的な動きは最新技術に頼っても難しいですね。あらすじに沿って、出来る限り不自然なく場面を繋ぐのに精一杯です。それでも完結まで書き切りたいと思っております。
自分も朗読館で読み上げられるのを心待ちにしております。
災害記録2への応援コメント
コメント、失礼いたします。
圧倒的、壮大なスケールでの怪異、特殊激甚災害とその周りの人々の姿が
目に浮かびます。
自分がいかに、感情、体験任せの短文書きかを、見に染みております。
楽しみながら、かつしっかり学びたいです!(遅いですが(笑))。
なお本日、AIについての拙作は、あくまでも個人的見解で、
AI補助利用などを、ニノ前さまをはじめカクヨムの方々が利用していることを
否定する意図はまったくありません。念の為お伝えさせていただきます。
貴重なお時間、どうぞ執筆におあて下さい。今後も楽しみにしております!。
作者からの返信
ナカメグミ様、評価してくださり大変感謝します。
壮大だと仰ってくださり恐縮です。きちんと地に足がついた描写ができているか、いつも戦々恐々としておりますので。
AIについてはさまざまな意見があるかと思いますので、お気になさらないでください。今回の長編を始めるに至って未熟な点を補ってもらっています。
昨今の反応からかなり迷ったのも事実ではありますが、自力では書き切れないと判断して補助利用することにしました。
本当は本職の方々に取材でもできればそれに越したことはありませんが、今の自分では無理な相談でして……(--;)
ケース:綿津見への応援コメント
見事な滑り出し、どころかロケットスタートね。もうわたし、ワクワク感でいっぱい。異常な災害、中心には秘匿すべき異常存在、対するは自衛隊、そして何かの因果が絡み合う!?こんなのわたしのストライクゾーンド真ん中じゃないの。
始まったばかりの物語にはまだ気が早いかもしれないけど、ありがとう。(ワクワク
作者からの返信
床の間ん様、ご感想ありがとうございます。
人知を超えた存在が引き起こす現象や被害を災害になぞらえたものとなります。防災省という架空の省庁と、陸上自衛隊が主に対処します。
ご期待に添えるように全力を尽くしたいと思っております。お付き合いくだされば幸いです。
【詳細は伏す】への応援コメント
文章力の高さによってシリアスと壮大さが際立っていて良かったです。一見沈静化しているようでまだ終わってないというのも、残された側は不安を抱えていくんだなと思えて好みでした。
作者からの返信
源平氏様、評価してくださり感謝申し上げます。
結末は読者様によって印象が異なるかもしれません。死力を尽くしても、起きてしまえば完全な解決がないのが災害だと思っておりますので、不穏な終わり方になってしまいました。
仰る通り、事情を知る者たちは不安と隣り合わせの日常を送ることとなります。
ここまで読んでくださり、まことにありがとうございます。