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  • 心火ー4への応援コメント

    弟子の成長を喜ぶ反面、自身を凌駕していくことに恐れる…すごくわかります。後発のほうが当然有利だとは思いますが、追われながらどんどん差を縮められるのはつらいですよね…たとえそれが弟子だとしても。
    トキワさんと緑子さんの連弾、その真価を見出せる人がいるとするならば、市井さんだけでしょう。生涯のほとんどを賭けて緑子さんを追っていた市井さんを、トキワさんは魅了できるのか…っと、その前に、ヨウくんとの関係もどうなるのか、気になりますね!

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    師弟関係というのは、ときに難しい関係性を強いられます。実際にはライバルとして競い合うことはほぼないと思うのですが、心理的にはとても苦しいものがあるでしょう。体力や気力の衰えはどうしても音に影響してきます。緑子と柚葉のばあいのように、音楽性の違いで相手を圧倒してしてしまうこともあるでしょう。
    緑子フリークというだけでなく、音楽を聴くことにかけては、市井の右に出るものはいません。緑子と柚葉の音楽の違いについても、市井はしっかり理解し、それを踏まえて鑑賞しようとするでしょう。勢いではごまかせません(笑)。さあどうなるか。ヨウとの関係も、どうなることか、来週をおたのしみに、です!
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー4への応援コメント

    緑子の柚葉へ宛てた手紙がとても印象的でした。
    緑子らしい唐突な始まりと終わり。
    出藍の誉と市井の精神的な支えを受けて柚葉はどんな気持ちになったのだろうかと色々思案に暮れてしまいます。
    穢れを知ることができるからこそ美しくなれるように、
    音楽もまた柚葉にとってさらなる高みを目指していくのでしょうね。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    緑子からの手紙は、いかにも彼女らしく、言いたいことを言いたいようにぶつけて終わっています。でも、短い文章の中に、緑子の柚葉に対する複雑な思いが詰め込まれていますね。柚葉がそれをすべて察して受け止めることは、おそらくまだできないでしょう。この手紙はこれからもずっと、柚葉の中で何かをつなぎとめる杭のような役割を果たしていくのだと思います。
    穢れを知るからこそ美しくなれる。ヨウとの練習で柚葉がたどり着いた考えでもありますね。それでは緑子の音はどうなのだろう……と、これは柚葉の演奏を聞いた市井が心の中で語ります。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー4への応援コメント

    >さかんに体内を満たし続けていた灰色の煙
    >その小さな黒い文字は、見ているうちに軽やかな水色になってざわめき
    >暗緑色の、暗灰色の、まれに水色の

    この物語には、色を使った表現が多いなぁと感じました。
    心情を色で表すとか、私にはできないので、参考にします!

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    お、色が多いなあと気づいてくださいましたか。実は前作(『茶房カフカ』)が色をいろいろ出す話だったんですよね。キャラクターがみんな色がらみの名前になっているという。その名残?(笑)
    ねらって色名を出しているところも多いので、拾っていくと、何かが出てくるかも……
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー4への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    奥手だった柚葉が変わっていく過程は感慨深いものがありますね。前作で見せた、トキワの面影が濃くなっていく。
    楽譜を通じて緑子さんと連弾する様子はとてもきめ細かく、とても真似できない描写だと思いました。ありきたりな言葉ですが、素晴らしいです。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    柚葉はずいぶん変わりました。子供から大人へ成長していっただけでなく、音楽家としての覚悟を決めたことが大きいですね。
    緑子との連弾はまさに柚葉の夢でした。録音との連弾という形でしか叶えられることがありませんでしたが、それでもこの録音は、まさに柚葉のために作られたものです。緑子の演奏を変わることのない檻ととらえ、中に詰め込まれる自分により、その檻をいかようにも変えてみせてやる、そんな気持ちでいるのだと思います。描写をお褒めいただき、光栄です。どきどきしています。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー4への応援コメント

     緑子の音楽家としての人生は引き算で、グレーと言われた柚葉はその緑子の純粋な色までも吸収して、足し算していく事を決意したという事なのでしょうか。
     振り返れば私の人生は完全に足し算でした。多くの人はそうだと思います。よほどの覚悟がなければ引き算を繰り返すことはできないでしょう。

     先日ネットフリックスで、漫画家東村アキコの自叙伝的漫画を原作とする「かくかくしかじか」という映画を見ました。絵という創作活動を通しての師弟の物語です。この師匠の姿が緑子さんに重なりました。
     映画では二人は絵で会話することはありません。絵を描くこと、描き続けるという行為で会話をします。描く描く それしかない……で『かくかくしかじか』、うまいタイトルだなと思いました。結構酷評する人もいるみたいですが、合理性の外にある話は、その理解はなかなか難しいのかなと思います。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    東村アキコさんの『かくかくしかじか』、全然知りませんでした。マンガがあるのですね、そちらなら見られるかも。覚えておきます! 合理性の外……言いたい放題できる領域でもありますからね。難しそうです。

    それで、思い出したのですが、先日ヤマザキマリさんの『ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ』を立ち読みして、これがおもしろかったのでした。ヤマザキマリさんの母、量子さんは、札幌交響楽団の創立メンバーとして活躍したヴィオラ奏者だったそうなのですが、その生き方、というより、気風が、緑子と重なってしまいました。

    緑子と柚葉の音楽家としての生き方は対照的ですね。引き算の緑子と足し算の柚葉、なのかもしれません。柚葉もいずれ、引き算に転じる日が来るのかもしれませんが。

    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー4への応援コメント

    柚葉、という一世一代のピアニストの土台が
    完成した様に思います。まさに、ここから
    天に刃を突きつけるが如く摩天楼が聳り立って
    行く…。
     南十三条の喫茶店…!あの辺りは素敵な
    個人経営の喫茶店が多いですよね。そして、
    ヨウとの再会も又、餞となるのでしょうか。
    次回も、めっちゃ楽しみで待ちきれない!!

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます m(_ _)m
    土台が出来上がりましたね。ピアニストとしてはまだまだでしょうが、あのトキワは出来上がりましたよ(つながったー、よかったー)。
    南十三条のあたりって、札幌にいたころはあまり行くことがなかったです。今度行ったら路面電車でめぐるあのあたりツアーとか、やってみたいです。
    さて、来週、この物語は無事着地できるでしょうか。土日に気合を入れねば。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

    音に込める思い、情景、記憶……
    それは音楽の枠を超えた芸術のように感じます。
    音楽を音だけでは終わらせない。
    その気概や信念めいた強い意志が込められている。
    緑子の人生が詰まっている旋律に触れて、柚葉は次なる自信を見出したようですね。
    とても印象的な音の回廊でした。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。こちらもお読みくださり、どうもありがとうございます。
    この曲は柚葉にとって、先生と過ごした日々をすべて詰め込んだ、思い入れの深い曲でした。けっして生前の緑子と演奏したことがないにもかかわらず。いや、望みつつ演奏をすることが敵わなかったからこそ、緑子へのあらゆる思いがこの曲に詰め込まれてしまったのかもしれません。
    この楽曲を通じて緑子の人生にも触れ、それがまた柚葉の音楽を変えていくのでしょう。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

    生前の緑子の願いが市井の口から語られる。
    市井は緑子の代弁者。
    淡々としていて抑揚のない口調が死という絶対の事実を突きつけてくる。
    孤高かつ崇高な至りを経験した芸術家は死生観も常人離れしているように感じます。
    生きとし生けるものは生きることも死ぬことも一度しか経験できない。その限りある瞬間を、音楽という刹那を描くことによって普遍的な価値を見出せていると思いました。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    市井経由で柚葉にもたらされた緑子の気持ち。幼いころからこの曲の連弾を目標にピアノの練習をしてきた柚葉ですが、このような形でその機会がもたらされるとは思っていなかったでしょう。
    若い柚葉にとって、緑子の自死は到底納得できるものではありませんでした。それを知って止めることすらしなかった市井についても憤りを感じてしまいましたが、それが緑子の音楽の完成に必要なステップだったと理解すると、何も言えなくなる自分を感じてもいます。柚葉ももはや彼らと同じ音楽沼に足を突っ込んでいますね。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

     こんばんは。お邪魔しております。
     肉体が消え去っても、決して薄れない緑子さんの存在感。紡ぐ音も、柚葉さんの師としても……本当に凄い方ですよね。
     柚葉さん、市井さんの煽り方は師匠譲りでしょうか?

    作者からの返信

    遠部右喬さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    緑子の存在感と来たら(笑) 柚葉はずっと緑子と市井のやり取りを横目で見ながら育ったので、間違いなく今回の煽りは、門前の小僧です。これで、ほぼトキワの基礎が出来上がりましたね。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    楽曲と柚葉の心情が重なっていく描写が素晴らしいと思いました。確かな音楽の知識と感性があってこそのことですね。
    緑子さんが最期に残した音楽を聴いたことで、柚葉が変わった気がします。音楽家としての成長であり、変貌といった印象を受けました。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    楽曲と心情の重ね合わせについてお褒めいただき、恐縮です。この曲は柚葉にとって何よりも思い入れがあり、かつ、緑子とも深くかかわる曲となります。どこをとっても、緑子との音楽の日々が思い出されるのでしょう。
    ピアノへの本格的な邁進のきっかけとなったこの曲を緑子の多重録音で聞いたことで、柚葉の心もまたひとつ、覚悟を新たにしたものと思われます。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

    「石竹緑子が関わる、実質最後の演奏会だよ。石竹緑子と、その一番弟子である常盤柚葉の、ね」

    …緑子さんが、降りてきているかと思いました。
    柚葉…! もう、言葉になりません。ぶわっと鳥肌が!

    作者からの返信

    霙座さま

    わあ、こんにちは! 拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。

    > …緑子さんが、降りてきているかと思いました。

    言われてみれば!! そのとおりですね。緑子降臨(笑) これは市井もどきりとしますよね。いや、普通の感覚なら、ぞっとしてしまうかもです。

    のたのたと進んできた作品ですが、いよいよ残すところあと三話ほどとなりました。最後までお付き合いいただけると作者が喜びます。

    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

    市井は、緑子の音楽を、神のように崇拝していたようですね。近づきがたく、ただ、ひざまずいて仰ぎ見るしかないもの。全ては緑子の音楽のために、と言わせるような、それほどの力を持っていたのでしょう。神を失った後、ひとはどうするのでしょう?そこまで崇拝する対象を持っていない私にはわかりません。

    ただ、市井が、さよ子をうしなった緑子に、柚葉を紹介したことで、緑子に力を与えたことはまちがいないでしょう。柚葉と緑子の最後の演奏会が、市井に「全て良し」と言えるような喜びを与えてくれることを願います。

    <僕の悲愴の方が強い>
    緑子の所に通い始めた頃の、強情でいながら内気で母親ともクラスメイトともどう対していいかわからなかった柚葉が、ここまで成長した。音楽が違っているのは当然ながら、緑子の持っていた強い何かを、柚葉は受け継いだのだろうと思います。
    この演奏会で、柚葉が何を思うのか。音楽家としても人間としても、一歩踏み出すような、そんな演奏会になりそうな気がします。

    作者からの返信

    日野原 爽さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。

    はい、市井は緑子の音楽をまさに神のように崇めていました。緑子の音楽と出会って以降、自分の人生を投げうち、ひたすら彼女の音楽を追い続けました。
    緑子の死は彼女の音楽の完成に必須ではありましたが、緑子を失うという何より大きな喪失を伴うのも事実でした。生涯をかけていたものを失った市井がこの先どうするのか、これから語られていくことになります。

    市井が緑子をどこか彷彿とさせる柚葉を緑子に紹介したことで、緑子に生き甲斐が与えられたと同時に、その音楽を奪うライバルを創り出し、さらには継承者を生み出すことになりました。この点、柚葉が市井に微妙な感覚を持っているのと同じく、市井の方も割り切れない思いを感じていることでしょう。

    緑子に追い出されて以降、柚葉は自分の力で自分の音楽を作り上げていきました。緑子も、柚葉にはすでにそれができる力が備わったという自信があったからこそ、思いきりよく追い出せたのでしょう。我は強いものの内気に過ぎる子供から、ずいぶんと成長したものです。

    緑子との連弾で抜群の耳を持つ市井をうならせることが若手音楽家としての登竜門になるかもしれません。さて、どのような演奏になるでしょう。

    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

    トキワさんは演奏を通して緑子さんの人生を追体験した感じですね。その上で、どのような最後の演奏を市井さんに聴かせるのか…トキワさんの感情が気になります。どうもトキワさんは市井さんに、真っ直ぐな気持ちを向けていないというか、何かモヤモヤを抱えているような気がして…それがどう演奏に影響するのか…

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
    柚葉は確かに市井に対してかなり複雑な感情を持っていますね。意識しているものもあれば、あまりはっきり意識しないようにしているものもありそうです。
    でも、緑子との渾身の共演では、自分の今後もかけ、市井によりはっきりと向き合うことになります。残りわずかとなりましたが、最後までお楽しみいただければ嬉しいです。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

     柚葉は一番弟子だという自覚はあるんですね。
     一番弟子は最初の弟子という意味と、弟子の中で一番優れている存在だという二つの意味があります。前から書いている通り、建築設計の世界も徒弟制度のような部分がありますが、一番弟子といういい方はなかなか難しいですね。例えば巨匠丹下健三の弟子には磯崎新、黒川紀章、槇文彦、谷口吉生などそうそうたる顔ぶれが並んでいますが、誰を一番弟子とは呼べない感じです。
     私には今のところ弟子と呼べる存在はいませんが、もしいたとして全員が自分で一番弟子だと思ってくれたらうれしいなとは思います。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。

    一番弟子、後者の意味のばあい、自称は難しいですよね、いろんな意味で。ただ、柚葉の場合は単純です。生前、緑子が柚葉に「あんたが一番弟子」と言ってますので。もちろん後者の意味です。照れた柚葉が「で、でも、僕が一番に弟子入りしたわけじゃないよ」と口走ったのに対し、緑子が「バーカ、辞書を引きな」というやりとりもしています。「進学ー2」ですね。公言するのは難しいかもですが、市井に言うくらいはありでしょう。

    高名な建築家ほどたくさんの弟子はいなかったでしょうが、曲がりなりにも国内外で活躍するピアニストだったのですから、それなりの弟子が数人以上はいたでしょうね。柚葉ひとりのために葬儀を大っぴらにやらず、没したことすら隠していたということがばれると、業界内でやっていきづらいかもと今思いました。

    大学で教鞭をとっているのなら、こっそり師と仰がれていたりするのでは?

    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

    柚葉を思う緑子さんらしい遺言だと思いました。
    それでいてとても胸を締め付けられ、思わず涙腺が……
    恩師の訃報を知っても泣かない柚葉がとても印象的です。
    茫然自失の境地で事実を事実として受け止められないのか、それとも純粋に心の強さがそうさせているのか。
    まだゴジュウカラのいるであろう緑子さんの自宅へ向かうのですね。
    悲しいですが読み進めます。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。こちらもお読みくださり、どうもありがとうございます。
    ご指摘のように、緑子は大事な時期にある柚葉への影響を考えて、すべてが終わるまで明かすなと念を押していました。ですが、いくら思いやりからだとはいえ、それを知った柚葉がどう感じるかはまた別問題ですね。まあ、緑子も、柚葉に恨まれるということは想定内だったでしょう。
    まるで涙を流せない柚葉ですが、石竹家へと向かうことにしました。いきなり断ち切られた恩師との絆をもう一度感じたい、その気持ちはどんどん強くなっていきました。
    コメントをありがとうございました。

  • 別離への応援コメント

    この回は緑子の死期がじんわりと近づいてきていることを行間から感じ取れる気がします。

    四十年以上、音楽の道を歩んできた緑子との初となるピアノ連弾。緑子が市井に連弾の誘いをかけることはこれまで一度もなかったのに、なぜ今なのか。

     ベーゼンドルファーに並んで坐り、いつだって彼女の隣にいたのは誰か別の人だったと回想する市井の思い。憧れと悔しさに塗れた切ない悲しみが滲んでいるようにも受け取れます。

    もうこれが、最後なんだと。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    緑子の死期が近いことを各所でほのめかす一話です。
    緑子が市井に連弾の練習相手を求めたのは、市井なら緑子の演奏を創り出す邪魔にならないとわかっていたからですね。市井は緑子の音楽を崇拝していますし、ピアニストではないのでピアノ演奏に謙虚だということも都合よかったのでしょう。
    これまで一度もなかった連弾の場に、いわば引っ張り出されてしまった市井。たじろいでいましたが、音楽を創り始めればそこはやはり音楽家、しだいに喜びを感じてきます。でも、あっという間に現実を突きつけられてしまいますね……
    そして、今までになかったこんなことを依頼してきた緑子に、もう、ときが近いのだということを感じさせられたことでしょう。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

    何とも静謐な時間を過ごした柚葉と市井。
    そこにはピアノの音だけが静かに流れていた。
    後の柚葉を思い出すに、この頃は矢張りまだ
    幼かったのだというのが分かりますね。
    市井も、柚葉にとっては恩師の一人に違いない。
    そして、この 今 こそが一人で歩き始める
    Ground zeroとなった様に思うのです。

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    市井とふたりっきりで聞いた恩師緑子の録音。ピアノの音以外、聞こえてこない防音室。今の柚葉の心に刻み込まれ、生涯消えることのない時間となりました。
    市井もまた、柚葉にとっては大きな導き手のひとりでした。彼がいてこそ、緑子とのつながりができたわけですし、彼の音楽もまた、柚葉に影響を及ぼしていると思います。そして、彼の人となりも、それ以上に大きな影響を……
    グラウンド・ゼロ!! いま、この言葉を使いたくて、でもうまく使いこなせなくて、ヤキモキしていたところなんです。突然小野塚さまから投げかけられて、びっくりです。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー3への応援コメント

    以前にも書いたと思うけど、楽曲に関する描写がすごいと思いました。
    音楽には全く疎い私には書けない表現ですし、疎い私でも何となくその音楽を聴いている気分になりました。
    市井が妻であったさよ子とも関係を持ってなかったというのはどういう事だろうと、気になりました、

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    市井がさよ子と結婚したのは、緑子の音楽を支援し、かつ支配するためです、とだけ言っておきますね。私、いつも調子に乗って解説し過ぎちゃうので (^^;)
    楽曲の描写、お褒めいただき、ありがとうございます。これも考え物で、チャイコフスキーの6番ばかり、いったい何度描写しているのだ、という…… またかーという読み手様のお気持ちを少しでも和らげるべく、今回は曲そのものの描写ではなく回想寄りにふってみました。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

    いかにも緑子さんらしい最期だと思いましたが、若い柚葉にはまだ、わからないでしょう。自分を制御できなくなることを何よりも恐れていた、というのは。身体の衰えは確実に精神を蝕みます。意思の強い緑子さんには、それは許せなかったでしょう。

    がらんとした石竹家。家もまた、そこに住む人がいなくなると、命がなくなってしまう。私も、ゴジュウカラはどうしたかしら、とふと思いました。なんとなく、音楽以外で、緑子と柚葉の心の橋渡しのようだった小鳥。無事であることを願っています。


    作者からの返信

    日野原 爽さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    おっしゃるとおり、柚葉には、まだ、緑子の気持ちはまるで理解できなかったのではないかと思います。でも、緑子のその恐れもまた、まだ死よりも十分前にいるものの言葉でしかないかもしれません。どれが正しい考えというわけでもなく、どれがたどり着くべき深さにまでたどり着いた考えというわけでもなく…… どう扱えばよいのか、私もいまだ、わかっていません。
    身体の衰えが精神に大きな影響を与えるのはひしひしと感じます。あと戻れない、というのが怖いですよね。常に今現在ここにいる自分が自分。どこまで行ったときに「決断」すればよいのか。
    決断なんて大変な作業は精神がまだ十分に余裕を持っているときでなくてはできません。ということは、決断できるならばそれは逆に、まだそのときではない、はずなのです。堂々巡りですね。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

    タグの「ふつうの人なんていない」がズンと重みを増したエピソードでした。
    ここまで苛烈な天才たちの間で、市井さんは一番の常識人としてふるまっていたように見えました。
    でもその市井こそが、緑子が死の間際に奏でる音を誰よりも求めていた。
    ずっと緑子の音楽の傍にありたいと願いながら、その最期だけは独り占めしようと虎視眈々と狙っていたようにも思えます。
    小説から音楽は流れてこないはずなのに、緑子さんの最後の演奏を聴くのがとても怖くて震えています。

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
    ここで改めてタグの重みに着目してくださり、嬉しいです! そして、市井の狂気に言及してくださったのも!
    市井の緑子に対する狂信的な思いは市井視点回の「別離」で読者の知るところとなりましたが、ここで柚葉もそれを知ることになりました。柚葉にとって、それは衝撃であると同時に、腑に落ちるものでもあり、慰撫してくれるものでもありました。業が深いな!(お前が言うな、ですね、はい ^^;)
    緑子の最後の演奏を次回は柚葉とともに聞いてくださいね。
    コメントをありがとうございました。

  • プロローグへの応援コメント

    変らず見事なポエティックな表現、お見事です。
    この柚葉少年があのトキワに?
    ちょっと信じがたいですね。

    作者からの返信

    門脇 賴さま

    こんにちは。こちらにもお越しくださり、どうもありがとうございます。
    こちらはトキワが出来上がるまでとでも言いましょうか、ピアノにのめり込み、ピアニストを目指すまでのいきさつを描いた物語となります。
    ごくごく幼かったころは実は相当臆病な子供だったのです。ご興味を持たれましたら、お付き合いいただけると嬉しいです。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    死に際に発露する何かがある、というのは何となくわかる気がします。幾度か身近な者たちと死に別れて、その末期には思いも寄らない余韻を残して去っていきました。死を迎える間際には、強い輝きが発せられるのでしょう。
    音楽家の旋律ともなれば、より顕著になるのでしょうね。死を賛美するつもりはありませんが、その時でしか感じることができない力があるとも思っています。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    死をことさら美化してはいけないと思いますが、死はやはり生におけるどんな事件をも凌駕するなにかを潜ませていると思います。一度っきりしか経験できない、すべてを終わらせてしまう出来事だからこそ、悔しさ、悲しさ、怒り、安堵、割り切れなさ、すべてを含み、人それぞれの色付けが可能な事件なのでしょう。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

     こんばんは。お邪魔しております。
     市井さんも、柚葉さんも、緑子さんも、それぞれが心に鬼を飼っている(いた)のかも、なんて思いました。
     圧倒的な美を求め、知り、体現する。怖ろしくもあるのに、なぜかとても人間を感じました。

    作者からの返信

    遠部右喬さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    美しいものに魅了されるのは人の常ですが、もっともっと、と求める気持ちに歯止めがかからなくなると、鬼が密かに忍び込むのかもしれません。この三人は三様に美を追い求めることに人生を捧げてしまいました。どう追い求めても、所詮は人間。限界があるのですね。
    緑子を失ったふたりがこの先どのように音と向き合っていくのか。間もなく終わりを迎える本作ですが、もうしばらくお付き合いいただけますと嬉しいです。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

    緑子さんの死を受けて、トキワさんはどう感じているのか、そしてどう行動するのか…とても気になるところです。
    そして、死によって完成する音楽…芸術と死は切っても切り離せないものだと、最近特に痛感いたします。その感覚がプラスなのか、マイナスなのか…私自身、よく分かっていません。しかし、緑子さんの判断を「気持ちは分かる」と言いたくなってしまいます。理由を言語化できませんが、共感してなりません…!

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    緑子の死に対して柚葉がいま感じている気持ちを本人はまだ言語化していませんが、こののち明言化されます。この感情が柚葉の音楽を、そして彼女自身を貫く主軸となっていきます。
    死により完成する芸術って、その響きに魅惑的なものを感じてしまいますが、劇薬のようなものでもありますね。決して常用できるものではありません。緑子のその音楽を柚葉がどうとらえるのか、これから柚葉が自覚していきます。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

    >丸裸にされた古いピアノは気まずそうに肩をすぼめていた。

    ピアノが居心地悪そうに佇んでいる様子が目に浮かびます。
    こんな表現を思いつく感性が欲しいです。

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
    表現をお褒めいただき、ありがとうございます! 素直に嬉しいです。しつこく何度も何度も練り直したかいがありました。
    このピアノは緑子の祖父が自分の娘婿、つまり緑子の父のために買ったもの。緑子が幼少期にピアノに目覚めるきっかけとなった楽器です。市井さんに譲るとか言っていましたが、どうなったのでしょう?
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

     やはり自分の死を日付単位までコントロールしようと思えば、自死以外には方法がないですよね。それは私には勿体なくて出来そうにないです。
     アントニ・ガウディは事故死でしたが、きっとそれがなければ最後の最後まであがき続けたでしょうね。死して100年後に一応メインの塔は完成しましたが、彼がもし今も生きていたら、その姿を見てどんな感想を抱いたんでしょうね。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    緑子にとってさよ子の存在は彼女が想像する以上に大きなものでした。それに加え、絶望により完成していく昏い音楽を冷めた目で歓迎する音楽家の自分がいたのかもしれません。
    サグラダファミリアは完成ということになったのですね。横浜駅がほくそ笑んでいるような気がします。自分の設計したものが自分の死後ずいぶん経ってから完成するって、どんな気分なのでしょう。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー2への応援コメント

    これは壮絶な、ある意味 闘い の場面ですね。
    市井も柚葉も…全く別の角度から石竹先生を
    心から大切に思っていた。その魂の複雑な奪い合い。
    もう既に彼女はこの世にいないのに。
    柚葉にとっても、市井にとっても。相手に対する
    愛憎半ばにした嫉妬があるのでしょうか。

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    そうなんです。市井と柚葉には、互いに緑子を食い尽くそうとしていたライバル関係という一面もありました。
    ただこの二人、緑子を失った今、その関係性は宙ぶらりんとなってしまいました。そもそも互いに憎みあっていたわけではなく、音楽のことしか見ていないという点では、このふたりはまさに同じ穴の狢なのです。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

    緑子さんらしい逝き方だと思いました。柚葉には絶対に知らせないようにという、その配慮、柚葉のことを思えばこそなんですが、柚葉には納得いかないでしょう。ただ、もうショックで、これを吸収するには少し時間がかかりそうだと思いました。

    緑子、さよこ、市井との三人の関わりについて、柚葉の考えは、まだまだ、幼いという気がします。人間の関わりは、今の柚葉が考えているほど、簡単に割り切れるものではないし、そもそも、柚葉が考える必要もないように思います。それを考えてしまうのが、若さでしょうか。
    緑子先生が残した「悲愴」柚葉はどう聞くのかなと思います。

    この後、柚葉はどんなふうに成長したのか。「茶房カフカ」を読むのが楽しみです。

    作者からの返信

    日野原 爽さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。

    緑子の死については、今朝更新分で市井が柚葉に少しだけ説明をしました。でも柚葉にはとうてい納得いかないままでしょう。どれだけ信頼し合っていた師弟であっても、結局は他人どうし、仕方のないことです。特に芸術を通じたつながりで深く互いの内面を知っていると、突如現れた理解不能な点に、より強く戸惑うかもしれません。ゆっくり受け入れていくしかないのでしょうね。

    おっしゃるように、まだまだ子供っぽい頑なさを見せる柚葉ですが、人間関係に関する潔癖さは年齢というよりも彼女の気質かもしれません。

    コメントをありがとうございました。

    レオナルドは救出されぬまま、淳二郎くんは芝浦の沖合に浮いてた……! この悲劇はかなりの確率で起きると想像でき、慎重に捜査を進めていたはず。猫福祉厚生庁にとって痛恨の極みですね。

  • 予感ー2への応援コメント

    読んでいて
    痛かったです(;_:)
    それが成長の為のものであっても。

    作者からの返信

    縞間かおるさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    この緑子の突き放しかたは、かなり乱暴ですよね。耐えられる人間とそうでない人間とに分かれてしまうでしょう。柚葉は大丈夫と見越したうえでの態度だったのでしょうが、それでも、辛いことには変わりなく……
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    強くもあり、不器用な優しさですね。死に際に相手を思って何も伝えず去るなど並の人間にできることではありません。
    末期の描写もなく、淡々と語られる事実だけが、この出来事をより際立たせているかに思えます。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    さよ子を失ってからの緑子は半ば死んだようなものでした。柚葉に対する愛情は確かに強くありましたが、それは生に対する執着にはつながらず、未来へと向かう彼女の足を引っ張らないよう、万全の配慮をしつつ、去っていきました。でも、柚葉には納得がいかないでしょうね。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

    ついにこの回がきてしまいましたね……。
    緑子さんのことだから、柚葉とも湿っぽい別れはしないのではないかと予測していましたが、これは……なんというか柚葉にとっては、ポーンと闇の中に置き去りにされたような感覚でしょうか。
    読者である私も、愕然とした思いでこの訃報を受け止めました。
    漠然と先生はいつか自分より先に逝くだろうという思いはあっても、喧嘩別れしてそれきりになってしまうという予想は、若い柚葉には難しいことだったと思います。
    緑子さんの家……どうなっているのでしょうか。

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    前話のひっそりとしつつ衝撃的でもあった市井との別れに続き、ついに柚葉との別れの場面となりました。これは、本当に、乱暴に放り出された感じでしょうね。柚葉としては純粋に悲しむことなどできず、まずは衝撃、そして怒りと悔しさに圧倒されてしまうのではないかと思われます。
    石竹家については、次回、少しだけ状況が描写されます。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

    一番伝えたかった人に、合格を伝えられないとは…けど、緑子さんは自分の状態をトキワさんが知ったらどうなるのか、予想してあえて伝えず、周りの人にも口止めしたのでしょうね。トキワさんのことだから、受験のための練習を抜け出してしまうだろうし、気が気でなくなってしまう。要らぬ負担をかけまいとした緑子さんの配慮なのでしょうが…トキワさんが素直に受け止められるとは、あまり思えませんね…難しいかもしれませんが、何らかの形で緑子さんからの最後のメッセージがトキワさんに届いてくれることを祈ります…

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    緑子に合格をもはや伝えられないという事実、たとえ自分を気遣ったのだとしても、別れの挨拶を交わすことすら許さずに緑子がこの世を去ったという事実は、柚葉をまた少し屈折させる原因になったでしょう。理解はできるけれど、決して納得はできず、緑子に対して、教えてくれなかった周囲の人たちに対して、そしてまるで気づけなかった自分に対して、怒りを保ち続けることになりそうです。
    緑子からの最後のメッセージは、『悲愴』の録音とともに入れられた小封筒にはいっている、かも……
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

     先日父が亡くなりました。様子を見に東京行こうとしていたその前日に急逝しました(お悔みは大丈夫です。90歳超えているので大往生です)。今は意識して止めない限り、訃報はそれこそ光のスピードで伝わってきます。
     緑子さんは葬儀はやらなかったんでしょうね。それなりにメジャー人なので葬儀を行えば絶対に柚葉の耳には入ってしまいますから(まわりは音楽関係の人ばかりですからね)。
     師の死と向き合う事で、柚葉のピアノにはどんな変化がもたらされるのでしょうか? グレーの色からは何が差し引かれて何色に変化するんでしょうね。

     しかし親の立場からすると、子供が音大に進学すると言い出した時、きちんと背中を押してやれるか自信がありません(もうその心配もないですが)。まぁ今は色々と就職もつぶしがききそうではありますが……。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    なんと、お父さまがお亡くなりに。まさに言葉だけではありますが、お悔やみ申し上げます。90歳を超えて生きるって、簡単なことではないですね。うちの血族は七十超えたらさようならの人が多くって、平均寿命を超えた人があまりいません。長く生きるというのは、もうそれだけですごいことなんだと思っています。

    緑子の葬儀はご想像どおり、緑子の厳命を受けて、市井の助けのもと、桜子夫妻がひっそりと荼毘に付しました。東京にいる石竹誠一と和子夫妻(緑子・桜子の父母)はメモによると存命のようですが、緑子を勘当していること、それにそもそも高齢で動けないことから列席していません。今ならそれでもネットで情報が出回りそうですが、2003年は今ほどではなかったでしょう。
    師の死を受けて柚葉の灰色が何色になるかですが、灰色から『緑』を除けば赤でしょう。トキワのハンカチーフの赤ですね。
    音大を卒業した後の人生のことを考えると、親としては進学を応援しづらいかもしれません。ただ、それも、家の太さによるのかもしれませんね。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

    このタイミングで、連載に追いつくなんて……。

    12月14日。
    偶然でありますように。

    作者からの返信

    Sawatani-Asariさま

    こんにちは。こちらもお読みくださり、どうもありがとうございます。
    追いついてくださった一話が、こんな展開でした……
    12月14日であったこと、それについては、あとで市井が言及します。
    コメントをありがとうございました。

  • 別離への応援コメント

    お願いできるかな。

    泣けます。

    ずっと目が離せません。
    この世界にどっぷり浸かって、幸せです。

    素敵な作品をありがとうございます。

    作者からの返信

    Sawatani-Asariさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    緑子の最後のセリフを拾ってくださり、嬉しいです!
    経験したことのないことについて描写するのは、いつもとても緊張します。こんなことを自分が書いて良いのだろうかという気持ちになるのですが、どうしても体験できないこともありますものね。今の自分にとって死とはなにか、それを詰め込んだ、今の自分にしか書けない一話なのかもしれません。
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

    柚葉のやりどころのない怒りと悲しみがよく描かれていると思いました。

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    柚葉は成人後、結構なつんつんキャラになるのです。純朴な子供から一見ニヒルな大人へ、その変遷を描くのが本作の裏の目的だったりします(笑)
    コメントをありがとうございました。

  • 心火ー1への応援コメント

    遂に…。柚葉にとってはあまりにも突然の訃報で
    声もなかったのでしょう。漸くこの物語の真の
    姿というかテーマが見えて来た気がします。
    それは実はとても単純なもの。単純だけれど
    誰も普段、意識の上にすら上らないもの。

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    緑子に連絡を取りづらいなあと悩んでいても、それは先生と再会する権利や連弾をする権利を手に入れたという満足感の上にあるちょっとした飾りのようなものでした。それが、もうすでに亡くなっていると聞いてしまったら……
    ピアニストの卵として研鑽を積むうえで、親以上に頼り切っていた人の死です。これは辛いですね。
    気付くと、ありゃ、13万字超えてるんですよ、意外に長かったのですね (^^;) ここまでお付き合いくださり、本当に感謝しております! 6月中には完結する予定です。
    コメントをありがとうございました。

  • 別離への応援コメント

    緑子は、いつか、柚葉と連弾したいと考えていたのでしょうか? 柚葉はそうしたかっただろうと思います。ただ、時間が足りなかった。そうなった時、緑子が考えたのが、多重録音を柚葉に遺す、という方法だったのでしょう。この録音を、柚葉はどんな気持ちで聴くのだろうと、考えてしまいました。

    <音楽は刹那だ。全体像をひと息に味わうことのできる、あるいは反芻しつつ愛でることのできる絵画や彫刻、文学とは違う。ただ一瞬の強烈な閃光を発するために何か月もかけて丹念に詰め込まれた黒い火薬のかおりを市井はかいだ。>

    この部分、「ああ、やっぱり」と思いました。音楽と演劇の共通の特徴だろうと思います。どちらも、演奏者、演技者によって、一つの楽譜、台本が、全く違ったものになる。そうして、演奏者も演技者も、ただ一度しかないその真実の一瞬のために準備する。永遠に未完の芸術の厳しさと魅力だと私は考えています。

    作者からの返信

    日野原 爽さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    柚葉は確かに緑子と『悲愴』を連弾したくて弟子入りしました。緑子も、将来連弾しようと約束しましたが、果たして心からそうしたいと思っていたか……それについては、後ほど柚葉も知ることになります。

    > 演奏者も演技者も、ただ一度しかないその真実の一瞬のために準備する。永遠に未完の芸術の厳しさと魅力

    演劇について考えたことはありませんでしたが、おっしゃるとおりですね。あれほど言葉の力に頼る芸術でありながら、刹那のきらめきを味わうものだというのがおもしろいです。

    そういえば、日野原さまは戯曲から創作の道にお入りになったのでしたよね? これまで戯曲にほぼ興味ゼロだったのですが、最近興味を持ち始め、少しずつ読んでみています。

    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

    これは別れの予感でもあるのかしら

    作者からの返信

    縞間かおるさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    もう、やりとりのあちこちに不穏な気配が漂っていますよね…… 比較的足早に、そのときがやってきます。見届けていただければ嬉しいです。
    コメントをありがとうございました。

  • 別離への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    晩年を迎えた偉人の言葉で「生涯の終わりに来て、私の薪束を始末する」という言葉が頭によく残っています。死は終わりではなく、さらに高貴な生への入り口であると。
    彼女もまた、人生の薪束を始末しているのですね。こういった境地で後を生きる者に何かを残せる人間は多くないと思います。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
    偉人ともなると、死に臨む心構えもまた常人とは異なるのかもしれません。緑子がどのような気持ちで録音を残そうとしていたのかはご想像にお任せいたしますが、それを受け取ることになる柚葉の衝撃を考えると、やや複雑な気持ちになります。
    コメントをありがとうございました。

  • 別離への応援コメント

    緑子さんと連弾をすることが、いかにハードルの高いことか…自身の半生を、緑子さんの演奏を追うことに捧げてきた市井さんにとっては、この上ないご褒美といったところでしょうか…この年月は、トキワさんといえど超えることはできない事実として存在しているなと思います。
    緑子さんが緑子さんであるために、それでいて愛弟子のトキワさんにできることをやるために…魂を込めた曲を完成させたのですね…

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
    市井にとって緑子はほとんど崇拝の対象でしたからね、まさかピアニストでもない自分が彼女とひとつのピアノで演奏をする日が来るだなんて、想像すらしていなかったことと思われます。
    おっしゃるとおり、市井が緑子と過ごしてきた年月はただ長いだけではなく、そこには緑子の人生の大きな節目節目が含まれています。柚葉にもそこは立ち入ることができません。
    しかし、そんな市井を利用して緑子が作り上げようとしたのは、柚葉に遺す音源でした。市井は微妙な気持ちでしょう。柚葉はこれを聞いて何を思うのでしょう。
    コメントをありがとうございました。

  • 別離への応援コメント

    緑子は自分の死期をわかっているのですね。
    柚葉は全く知らなくて、いきなりそんな状況に陥ることがどんな影響を与えるのか気になります。

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    はい、緑子はわかっています。そして、おっしゃるように、柚葉は何も知りません。これ、自分に置き換えて想像すると、とても嫌ですよね。連絡を取ったときには、もう、亡くなっていたなんて。
    と、今気づきましたが、これ、自分が友人を亡くしていたと知ったときの衝撃を当てはめていたのかも。
    コメントをありがとうございました。

  • 別離への応援コメント

     自分がこの世界から消え失せる日を自分で決められたとして、それを求める人はどれくらいいるのでしょうか?
     現在放送中のドラマ『銀河の一票』で、いわゆる無敵の人の「何のために生きればいいんだ」という問いかけに対して「念のため」という回答が秀逸でした。忘れ物に気が付いても存在が無くなっていたらとりに帰れません。
     出かけるときは確認していたつもりでも、忘れていたから忘れ物です。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。

    > 自分がこの世界から消え失せる日を自分で決められたとして、それを求める人はどれくらいいるのでしょうか?

    どれくらいいるか、わかりませんが、決してゼロではないと思います。特に、子供や伴侶、あるいは人生をかけた生きがいを奪われた人などだと、求めてしまうかもしれません。

    念のために生き続けておく、意識せずともそういう生き方の人って、多いんじゃないでしょうか。そうやって生きておいて、生きる意味が見つかれば儲けもの、くらいの。でも、死の瞬間に「あっ」と思っても、「まあ、いっか」で流すのも手だと思います(^^;)
    コメントをありがとうございました。

  • 別離への応援コメント

    余りにも壮絶な…。師匠からの最期の贈り物を
    柚葉に残そうという石竹先生の強さに涙が出ます。
    そして市井の想いは彼女に届いても受け入れられない。
     これは或る意味、年を経た者達の務めでも
    あるのでしょうが…それにしても壮絶。

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    緑子は柚葉のことをとても大事に思っていました。嘘はつきたくなかったのでしょう。自分のできる最大の譲歩が録音を残すことでした。
    市井にとって緑子は自分が全人生を賭す価値のある、音楽の創り手でした。自分がその最良の受け止め手であることを緑子自身に認めてもらえていたことは、市井の大きな誇りだったでしょう。そして、その音楽の最高の瞬間に特等席で立ち会える。音楽家として、これは最高の贈り物を受け取った気持ちだったと思います。
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

    H大の博物館いいですよねー!
    博物館の展示も素敵ですが、私が行った時は研究室も見学させてもらえて、展示されないで足元にごちゃっと置かれていた何かの標本?の箱に、すごいロマンを感じてしまいました。
    柚葉は演奏のイメージがかなり具体化して、さっさとピアノ弾きたくて帰ってしまいましたね。
    これヨウくんはもっとこう、なんか……ほら、帰りにお茶とかしたかったなー、みたいな?

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    おおっ、 H大博物館を実際に訪れた方の登場ですね! ほほう、研究室エリアまで見学できた、と。それは素敵なご体験をされたのですね。うんうん、サンプル類を足元にごちゃごちゃっとおいていあるの、興味を惹かれますよね。あと、古~い試薬の瓶とか!
    ヨウは、きっと、お茶でも飲みながら石の世界についてもっと語りたかったのでしょう(笑) 柚葉、空気は読めますが、サービス精神には欠けていたようです……
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    柚葉には自覚がないのでしょうが、青春していますね。前日譚であることを考えると、ヨウくんの気持ちが報われることはなさそうな予感です。
    前の話にも引き続き、不完全さというのは欠点ではなく長所になり得ると思います。その違和感が人の心に強い印象をもたらすのではないかと愚考している次第です。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    柚葉はピアノを中心にしか考えていないですが、これは青春ですよね。おっしゃるとおり、ヨウくんには、ちょっとかわいそうですが……
    疵のない完璧なものは、それはそれで目を見張るような天上の美となるでしょうが、濁りや歪みがあるからこそ表現できるこの世の悲喜こもごももあります。前者より後者のほうがはるかに多様でしょうね。その中からどのような感情を選び、表現していくのか。柚葉の探求はまだまだ続きます。
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

    佐藤宇佳子様

    ヨウ君、いいですね。音楽以外にも、自分の知っていること、いいと思っているものを柚葉に教えたい、知ってもらいたいというひたむきな純粋さを感じます。男の子が女の子を誘うのは勇気がいったはずなのに、えらい。デートにはならないでしょうけど、いい仲間、いい友達は人生の財産です。長い目で見れば恋愛より大事かもしれない。柚葉、いい仲間を見つけましたね。

    石は、それぞれに特別な魅力があるように思います。私はコレクションはしていませんが、石を見るのは好きです。形も色も名前も魅力的で、なんとなく、特別な力を持っていそうな気がします。クリスタルヒーリングに使われるのもわかる、と思います。宮沢賢治も石が好きだったと思い出しました。

    今、教えていただいたオタ・パヴェルの『ボヘミアの森と川、そして魚たちと僕』を読んでいるところです。森と川の美しさ、そこに住む人々と、魚。作者のおやじさんと、渡し守のおじさんはもう、最高に個性的で面白い人達です。笑って読んでいるうちに、ふいに、ナチに占領された時代の話がちらりと出てきて、はっとします。教えていただいて感謝です。



    作者からの返信

    日野原 爽さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    ヨウは拙作に珍しいあくの薄めなキャラクターかもしれません。ふだんからおどおどの彼が互いに強い興味を持つ音楽で柚葉と交流しているだけでも驚きですが、自分の好きな石の世界に招こうとしたのは、かなり勇気が必要だったはずですね。
    ああ、そう言えば、宮沢賢治も石が好きでしたし、確かに石には特別な力が宿っていそうな雰囲気があります。透明な結晶も、半透明なものも、完全に不透明なものも、それがどのようにかたまり、どれだけの時間をかけて、今目にしているこの形になっていったのか、考えると不思議な気持ちになります。たいていは無機物ですが、それがまた、良いのかもしれません。

    オタ・パヴェルもお読みくださっているのですね! うわー、パヴェルに興味を持ってくれる人が増えるのは、嬉しいです。

    レオナルドのお話、読み進めているうちに猫殺しが! ちょっとドキッとしながら読んでいたら、なんとついに殺人事件まで!? 本格的なミステリになってきて、わくわくしつつ読み進めています。日本語がとても端正で読みやすいです。

    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー1への応援コメント

    帯広への里心に耐えながらも、柚葉は孤独の中から新しい演奏の手がかりを掴んだのでしょうか。
    今までのクリアな音の演奏から、あえて濁った音を探る……ステップアップの予感です!

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    ヨウを媒介にして、柚葉は何かをつかみ始めました透きとおって整ったものだけが美ではない。濁りやひずみの持つ美しさや趣き。そこに気づくと、そこから一気に世界が広がっていく気がします。
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

     こんばんは。お邪魔しております。
     私も石好きです。鉱物の写真集を何冊か持ってますー! 本当は現物を集めたいのですが、中々……。
     柚葉さん、何かを掴みかけてるのですね。これから、急激に変わっていくのでしょうか。
     そして、ヨウさん、シャイそうなのに頑張ってアピールしている姿が健気ですー。

    作者からの返信

    遠部右喬さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    おお、石好きですか? 写真集で我慢なさっている、と。わかります、わかります。欲しくなっちゃうけれど、ひとつ手にしたら、もう、抑えがきかなくなっちゃうんですよね(笑)。
    柚葉は濁りに続き、歪みの重要性にも気づくことができました。先生からの言葉ではなく身をもって知れたのは、両方ともヨウのおかげです。ありがたい仲間ですね。ヨウとしては、そこは仲間じゃなくて……ともどかしい気持ちのようですけれど。
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

    ヨウくんも知っている緑子さん。改めてすごいピアニストなのだと痛感しますね…
    それにしてもヨウくん!積極的ぃ!!
    鉱物を見るだけでも楽しいですけど、気が合う人と一緒だとなお楽しいですよね。この積極性は素晴らしい。こういう行動力があるタイプは、どこかで跳ねますね、確実に!

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    そうですよー、緑子はただ口が悪いだけのばあさんではないのです。
    ヨウ、よほど鉱物を柚葉に見せたかったのでしょうね。ふだんからふたりで音について議論を交わしていたので、美の一環として見てもらいたかったのかもしれません。とはいえ、誘うのは勇気がいったことでしょう。おどおどしているようで、ここぞというときの根性はしっかりと持ち合わせているようです。
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

    デート……この響きと意味が柚葉にとって特別な経験となって音として昇華されていくんでしょうね。
    博物館で展示されている鉱物。音楽とは一見関係のないように感じられる領域が物語の背景を支える工夫として凝らされていて味わい深いですね。特に、結晶やゆがみから色が認識され、それが音へと繋がる構成が印象的です。
    この出来事が今後の柚葉の音にどのような影響を及ぼすのか楽しみです。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    色って面白いですよね。以前は構造色で遊ばせてもらいましたが、今度は結晶の格子欠陥による色づきのお話でした。青い岩塩、本当にきれいですよ!
    きれいな色の原因が結晶の歪みであると教えてもらった柚葉、いわゆるデートというものから得られる精神の高揚ではなく、ピアノ演奏にダイレクトに繋がる気付きをもらえたようです (^^;) ちょっと、コレジャナイ感がありますけれど、人間関係により得られた気づきであることには変わりないですね。
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

    石を見るのは割と好きです。
    柚葉は、この経験で何か得たようですね。
    ヨウくんは、柚葉に友達以上の感情を抱いているようですが、柚葉は全くその気がなさそうです。

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    お、石、好きですか? 色や触り心地や重みが心地いいなあと思うのですが、七月七日さまはどこに魅力を感じるのか気になるところです。石、見ている分にはいいのですが、コレクションし始めると、すぐに置き場が足りなくなって困ってしまいそうです。
    ヨウは微妙なアピールをしているのですが、柚葉は音楽仲間としてありがたく付き合っている感じです。そのあたりの振る舞いは師を見て学んだのかも。
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

     今はどうなっているのか分かりませんが、随分と昔に北大のキャンパスに行きました。良いですよね(過去形になるのかも)あの校舎。建築学科が何処なのかも探しました。模型が置いてあったりして、何と言うか現代建築が持ち得ない何かを感じました。九大の旧校舎も悪くはないですが(それすらも今は解体されてしまいました)、今まで見た大学建築のなかでは一番ステキだなと思っています。

     色って引き算ですよね。全ての色がのった光を、一部分だけ反射してそれが色として認知されるわけですから。
     よくデザインには引き算と足し算があると言われます。中国やアジアで好まれるのは足し算で、昔のヨーロッパでもそうだったんでしょう。ただ現在は紆余曲折を経て、引き算のデザインが主流になっています。日本の美はどちらなのか……引き算のような気もしますが、足し算のような気もします。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    北大も徐々に変わっていきましたね。数年前に行ってみると、新たな研究棟が順次建ち、周囲の道路も整備され、細かいところはずいぶん様変わりしていました。でも、古い大きな建築物はさすがにそのままですね。観光名所でもありますし。建築学科、あるのですね?

    人間が利用する色はたいていが引き算ですね、まれに光線を扱うこともあるかもしれませんが、その機会は限られていそうです。
    人間がゼロから必要なものだけを足し合わせていって何らかの美を創り出すって、なかなか難しいのではないでしょうか? がぱっとおおざっぱに持ってきたものを、じわじわ削ぎ落としていくのがやりやすそうですね。そうなると、たいていものもは引き算から始まるのかな、という気もします。

    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー2への応援コメント

    クリームソーダって、本当に食べ辛いんですよね
    アイスを🥄で掬おうとすると沈むし…濁るのは
    自分もイマイチ好きじゃなくて。そしてッ!
    H大構内の博物館ッ!!
     タロとジロの剥製あるんですよね、あれ初めて
    見た時の衝撃!そして猿と石炭しか覚えてない…w
    もっとじっくり見たら良かったのに…。
    ヨウと柚葉の関係の行方も気になります!

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    クリームソーダ、濁らせたくないですよね。ちなみに汁蕎麦やうどんの卵の黄身も割りたくない派です(何の話……
    タロの剥製は北大植物園にある博物館にて公開されているようですね (*^^*) レトロなケースが時代を感じさせます。
    理学部の旧棟が博物館として一般公開されるようになったのは、柚葉とヨウが見学に行った2002年ごろからですが、今ではかなりの人気スポットになっている模様。そのうち行ってみたいものです。
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー1への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    灰色というのはネガティブな印象で捉えられがちですが、自分は好きな色です。彩りをなくしてこそ出る味わいというものがありますからね。
    柚葉は何かを掴んだようですね。音楽に限らず、創作物に滲み出る濁りこそ人の個性と呼べるのかもしれません。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    灰色と言われると、無個性な、とか面白みのない、なんて想像してしまいますが、おっしゃるように、それだってひとつの個性ととらえることもできますね。灰色のイメージがぴったりの曲だってありますし。
    いろんな色があってしかるべきなのに一色に塗りつぶされているということが問題なのでしょうね。
    コメントをありがとうございました。

  • 高校ー1への応援コメント

    これは新たな出会いなのですね(#^.^#)

    高校篇

    色々な事が起こりそう!(*^▽^*)

    作者からの返信

    縞間かおるさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    いよいよ高校です。帯広を離れての札幌生活。いろいろ起きますよ~
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー1への応援コメント

    杉がレッスンで柚葉に指摘した時の言葉が深い。

    > きみの音が灰色だというのは言い得て妙だ。みごとなくらい、発色しないね。

    → ここ。逆に捉えれば、見事なくらい灰色に発色しているねって言えると思いました。

    一瞬ネガティブに聞こえる杉の言葉ですが、柚葉が今までに得た経験や感情が混ざり合い、柚葉だけが発色できる唯一の灰色になっているのだとしたら、それはポジティブに受け止めていいと感じられるようになりました。
    みんな人生のオリジナルの灰色を持っていると考えると世界の見え方が少し変わるかもしれませんね。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。

    杉は柚葉の音を「灰色だ」と言っているものの、灰色にも確かにいろいろあります。濃淡の違いもあれば、青みがかった、黄色みがかった、赤みがかった灰色だってありますよね。繊細に見ることができる人間にとっては、灰色であってもすべてが同じではなく、そこには確実に個性があるのかもしれません。

    音楽家として生きていくうえで、どこまでの繊細さを押し通すかは、また難しい問題になってくるかもしれません。ごく限られた人にしかわからない繊細さで自分の世界を作り上げきるか、それともわかりやすい世界に、ごく繊細な感性で色をさすか。それも含めて、これから柚葉は考えていかねばなりませんね。

    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー1への応援コメント

    トキワさんなりに、何かを掴んだような感じですね。そのきっかけの一つが、ヨウくんになるとは…何が音楽を変えるか、わからないものですね🎹

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    柚葉自身、ずっと意識し続けていたことなので、少しでも手掛かりがあれば音を変えることに結びついていたのでしょうね。友達のいない柚葉です。身近にいたヨウがそのきっかけを作ることとなりました。
    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    灰色ー1への応援コメント

    >灰色って、中味のない、ただ薄暗いだけのものもある。かたや、いろんな色を混ぜすぎても、灰色になってしまうんだよ。つまり、灰色を丹念に解きほぐしていけば、びっくりするくらいたくさんの感情が出てくるかもしれない。

    この文章に感銘しました。沢山の色を混ぜたら黒になるけど、そこに白を混ぜたら灰色になりますものね!すごい事を発見した気分です♪

    あ、下のかたも同じ事書いてる(笑)

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    全部の色を実際に混ぜ合わせたら黒になるか灰色になるかは、とりあえず置いておいて……
    あ、こんなサイトがあったのでリンクを貼り付けておきますね。
    https://alumania.net/info/diy/%E8%89%B2%E3%81%AE%E4%B8%89%E5%8E%9F%E8%89%B2-%E5%8B%98%E9%81%95%E3%81%84-%E5%85%89%E3%81%A8%E8%89%B2%E6%96%99-rgb-cmyk/13181/

    きみの音は灰色だ、と言われても、本当に何も感情が込められていないかというと、そんなことはない、かもよ?という、杉先生からのありがたいような、かえって戸惑っちゃうようなお言葉でした。この先、もう少し自分の音について、柚葉が足掻いていきます!
    コメントをありがとうございました。

  • 灰色ー1への応援コメント

    私は絵を描いてきた人間なので、杉先生には「全ての色を混ぜたら黒ですね」と、反論していまいそうです。全てを混ぜてから、白で薄めたものが灰色……または各々白が混ざった鈍色を混ぜたものが、灰色だと……
     でも光なら逆で、全ての色を合わせたものは白になって……黒い光はないのでどうするんでしょう? 薄めるか影を落とすんですかね。
     柚葉からは何か一滴の色が出てきたみたいで良かったです。それは果たして何色だったんでしょうか?

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    色は三原色の等量混合で理論的には黒になります。しかし、「すべての色」といったとき、ピンクや水色、薄紫などの淡い色を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか? つまり白が含まれる色も混ぜ合わせるとなると、たとえ混合物中の三原色のバランスが完璧だったとしても、灰色にしかなりません。
    というか、現実的には絵の具や顔料の反射のせいで、三原色の等量混合でも黒は創り出せないようですね。だからこそ、インクはCMYKなのですね。

    濁りを手に入れることで感じさせられる色って、何色でしょう? その色合いは、濁りをどこで感じさせるかで変わってきそうな気がします。
    コメントをありがとうございました!

  • 灰色ー1への応援コメント

    柚葉は石竹先生から突き放された事で、じっくりと
    自らの音と向き合う事になりましたね。そして
    先生の態度の 背景 に思いを巡らせる…。
    そして、あの唐竹を割った様な石竹先生のピアノが
    誰も寄せ付けない程の 昏さ を持つというのが
    印象的でした。

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    緑子のもとにいたときだって、与えられるばかりということはなかったと思うのです、あの緑子ですから。それでも、頼れる人がいるということだけで、どうしても依存心がでてきますよね。今や背水の陣(あれ、杉先生は? ^^;) 心構えががらりと変わりました。
    緑子の音を昏くしたのは、チェコ留学とさよ子の死でしょうね。
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー2への応援コメント

    一年来るな、音大に入るまで顔を見せるなというのは、師から弟子へ「巣立ちなさい」のメッセージでしょうか。
    多感で、妙に潔癖な感性を持つ高校生に、さよ子と市井が夫婦で、緑子とも恋人という関係性はとうてい受け入れられないことだったと思います。
    柚葉はここから、どうやって音楽家として己を律していくのでしょうか。次のステージに進む予感がします。

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    緑子にしてみれば、巣から蹴り落とすような露骨すぎる言葉だったかねえと苦笑するところなのですが、潔癖な柚葉は緑子の意図に感づく前に、かっとなってそれどころじゃなくなりました。怒りが収まってきたら、じわじわと振り返れるようになります、たぶん。
    前に進むことしかできませんからね、柚葉も引き続き進んでいきますが、おっしゃるように、音楽家としての次なるステージの扉に手をかけています。
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー2への応援コメント

     こんばんは。お邪魔しております。
     潔癖、と括るには、柚葉さんの中には複雑すぎる想いが渦巻いているのですね……若さもあるのでしょうが、ご自身の在り方も含めてのことでしょうし……。心と、常識と言われる概念、両者が綺麗に重なれば皆楽ちんなのにーと思ってしまいますが、そうも行きませんものねえ。
     緑子さんにとっての一年。その重さは、今の柚葉さんは知る由もないのがやるせなくもあり……。

    作者からの返信

    遠部右喬さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    この発言が緑子の口から出たものでなければ、柚葉もここまで激情にかられることもなかったのでしょうね。緑子に対する思いの強さ、複雑さが一気に噴出してしまった感じです。
    心と常識の残酷な隔たりについては、おっしゃるとおりですね。このあたり、本当にうまくいかないことが多いです。
    緑子にとっての一年は、たしかに、柚葉が「長い!」と感じているよりはるかに重たいものでしょう。あとで柚葉がそのことを思い返したとき、どんな気持ちになってしまうのか……
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

    自分の「悲愴」を見つけたい。自分の音を見つけたい。
    唯一無二を目指す者の道に、柚葉が気づいた章ですね。誰も前にいない、頼れるのは自分一人の厳しい道だけれど、いったん気づいたら他の道はありえないでしょう。

    チェコについては、ほとんど知らないのですが、クンデラの「存在の耐えられない軽さ」を読んだことがあります。映画にもなったので見に行きました。ソ連の圧政に必死に抗った人々の悲惨、それと対照的な自然の美しさが記憶に残っています。
    あの時代から随分たって、今のチェコはどんな国になっているのだろうと思います。あの自然の美しさはそのまま残っていてほしいです。

    柚葉はチェコで何かを見つけるでしょう。いい師匠を得た柚葉は幸運だったと思う一方、多分、もうすぐ緑子を失うことになるのが、淋しい気がします。でも、それが人の世の常なんでしょうね。

    作者からの返信

    日野原 爽さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    緑子に守られる立場から自主的に抜け出し、そこから柚葉の新たな成長が始まったのかもしれません。もう音楽の道を逸れるという選択肢はないでしょう。

    チェコについてですが、個人的には、保守的な面と革新的な面の両者を上手に持ち合わせた国だと思っています。古いものを守ろうという意識が高いのか、そもそも木の文化の日本と石の文化のチェコとの違いかもしれませんが、各町の中心部にある重厚な街並みは数百年前からあまり変わっていないのではないかと思われます。その反面、郊外はその時代に住む人々のニーズに合わせ、変わってきています。自然は(私の目には)豊かに残っています。プラハから少し郊外に足を延ばすと、今でも村の人々がキノコ狩りをする森があり、魚を釣る川があります。

    チェコ自然の豊かさを味わうならオタ・パヴェルをお勧めします。

    自分の道を必死に見つけようとする時期にこれまでと全く異なる環境に放り込まれるというのは、劇薬のような効果があると思うのです。柚葉にとってその薬がどう効いてくるか、想像するのは楽しいですね。

    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    予感ー2への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    緑子さんも、この場合はさよ子さんでしょうか。ポリアモリーだったのでは、と思いました。市井さんもまたそのことで恨んでいる様子はない。
    柚葉もこのことをきっかけに前作の関係性に至るのでしょうか。
    一年は、再会するには長すぎますね。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    緑子、さよ子、市井の関係性についてこれまで明かされてきたことは、緑子とさよ子が恋人として同居していたところに市井が入り込んできたこと、市井は緑子に心酔していたこと、市井とさよ子は結婚していたこと、などですね。このあとに、もう少し事情が明かされます。現段階で柚葉は三人がいわゆる「みだらな関係」にあったのではないかと嫌悪感を募らせていますが、さて、実情はいかに……
    一年の出禁は、おっしゃるとおり、長いです。特に子供にとってこれは辛いですよね
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー2への応援コメント

    出た!「百年早い」!
    トキワさんの気持ちも分からなくもないですが、緑子さんに対してちょっと言い過ぎてしまいましたかね…出禁を食らってしまうとは。
    男女3人の関係性というと、後のヤマシロさんも近いような関係を構築していました。そのときもトキワさんはよく思ってなさそうでしたよね。緑子さんに対して抱いたこのときの感情が、植物の根っこのように何年先も残り続けてしまう…のかも?

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    はい、「百年早い」発言はここでした(笑)。
    柚葉が緑子に言い過ぎてしまったのは、子供らしい潔癖さと彼女自身のこだわり、それに緑子に対する盲目的な信頼があったからこそでしょう。この男女三人の関係性が本当はどんなものだったのか柚葉にはわかっていないのですが、湧きおこった気持ち悪さで突っ走っています。そして、ご想像どおり、トキワとなったあともこの衝動的な嫌悪感は持ち続けることになります。
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー2への応援コメント

    市井とさよ子との結婚。同時にさよ子と緑子との恋人関係。そして市井と緑子との間柄。
    これらの相関図……ポリアモリーのイメージが浮かんできますね。
    今回は緑子が柚葉に諭したのは音楽ではなく人生。
    普通とはなんだろうか? 誰かにとっての普通はその人にとっての普通ではない。
    定義の難しい基準は受け止め方次第ということでしょう。
    緑子が設けた一年間の制限。そこに込められた緑子の意図の数々。
    柚葉が成長するほど緑子の身体的な凋落が加速していくようで胸が苦しくなります。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    今回の緑子の話に、柚葉は完全に翻弄されています。恋人との関係を世間に認められないことに屈服せず、高潔な生き方を貫いたと信じて疑わなかった緑子の思いもよらぬ過去。もう何を信じたらよいのかわからない状態ですね。今後一年間、緑子にも市井にも会えなくなってしまい、この件についてなにも問うことはできなくなってしまいました。柚葉は一人でこの件についてひたすら考えざるを得ないでしょう。
    弟子が成長した分だけ、師匠は老いていきます。弟子と時を共有しているように見えて、それぞれの手の中にあるものは決して同じではないのです。ある意味、残酷な現実でもあり、ある意味、この上なくクリエイティブな仕事だと言えるかもしれません。
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー2への応援コメント

     『幸』と『辛』って字面が似てますよね。上の横棒が一本あるかないかです。
    文字の成り立ちからして、それは偶然という事になっているようですが、長い時間を経て、その二つを差別化しなかったことにはいみがあるのかなと、そんな妄想をしました。

     そろそろ二人はお別れの時のようですが、『辛』の先に『幸』が待っているのかどうか……我々は柚葉の人生は後ろから前に向かって追いかけているわけですが、前を知ることで後ろの意味が変わってくるというのも物語の面白さですね。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    激幸カレーなんて笑い話を書いているマンガがありました(笑)幸も辛も、その中にどっぷりつかり込んでしまうと、見えなくなりそうです。そばに異なるものがあるからこそ、幸なのか辛なのか、自覚できるのでしょう。
    この辛を抜けた先に幸があるのか、それは見ていただかないとわからないとだけ申し上げておきましょう。
    「今」を知ったうえで過去から追い上げてくるのって、ああ、ハクセキレイとハシボソガラス、イソヒヨドリとハシボソガラスがその関係性でしたね。同じキャラクターで数作書くと、どうしてもそうなってしまいます。
    過去から追い上げて現在とうまく接合できるのか、ちょっと怪しくもありますが、見守っていただければと思います。
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー2への応援コメント

    複雑ですねー。
    市井がさよ子と結婚してた。同時にさよ子は緑子の恋人だった!
    そして今、市井と緑子は⁈

    多分高校生くらいだったら、浮気とか不倫とかは一番許せない年頃なのでしょう。

    ついに1年間放り出され事になった柚葉。緑子はもう長く生きられない。
    どうなるのか気になります!

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    おっしゃるように、この年頃は倫理や性的な関係性に潔癖な人が多いでしょうね。自分が今持っている常識から外れたものにはまず拒絶反応を示しそうです。
    先生を信じたい気持ちと、これまで目にしてきた緑子と市井のいわくありげな雰囲気とに挟まれ、今の柚葉は混乱の極みでしょう。さてさて、どう折り合いをつけていくのか。まあ、なんにせよ、一年間は会えなくなっちゃったわけですし……
    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    予感ー2への応援コメント

    何とも複雑な関係性が浮かび上がって来ましたね…。
    柚葉にはまだ時期尚早かも知れないけれど、もう
    今しかない。これが石竹先生の最期の授業に
    なるのでしょうか…。市井さんと石竹先生の関係性は
    柚葉の思い過ごしではないのでしょうね。
    人を愛する、という事はなにも恋愛だけではない。
    それは友愛や親愛、敬愛といったモノも、異性同性に
    関わらず、何よりも大切な人という括りによって
    存在していて構わないのでしょう。只、本能なのか
    それともステレオタイプの倫理観なのか、それが
    普通じゃないと戸惑う。そこには余りにも複雑な
    愛惜があるというのに。
    石竹先生の講義は、若い柚葉にどの様に響いたのか…。

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    恋だの愛だの結婚だの、そのあたりの最初の倫理観が出来上がった年頃の柚葉に緑子の言葉は衝撃的だったでしょう。消化するには少し時間を要しそうです。
    性自認、セクシュアリティーの揺らぎを感じている柚葉にとって、緑子は全幅の信頼を寄せられる先人でした。それだけに、梯子を外された感はものすごかったと思います。しかも、杉から恋愛も音を追求するには役立つ、なんて言わて重苦しい気持ちになっていた矢先のことです。
    ここで知ったことをどう受け止め、自分の倫理に反映させていくのか。試されますね。
    コメントをありがとうございました。

  • 進学ー2への応援コメント

    ここから先は新しい自分を生み出すための葛藤が続くのでしょうか?

    作者からの返信

    縞間かおるさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    中学生から高校生の時期って、心身共に目覚ましい成長をする時期だと思います。これまで母には強く抗えなかった柚葉も、変わろうとしているようです。それはそのまま音楽性にも反映されていきそうですね。
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

    >先生からすべてを吸収し、先生の音をそっくり継承することは、単なる物まねだ
    この考えに柚葉が至ったことに、とても大きな成長を感じました。
    帯広の親元を離れ、札幌で高校生活を送るうちに、確実に柚葉は成長しているのですね……。
    緑子の思い出の地でもあるチェコへの留学話に、緑子を蝕む病の影がチラつきます。
    まもなくどうしようもなく弱っていく自分から、少しでも柚葉を遠ざけようとしているようにも感じて、ああああ!って唸りたくなります。

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    成長って、常に一歩一歩、というわけじゃないんですよね。たわめられていたものが、一気に弾ける瞬間もあると思うのです。柚葉の場合、最初のコンクール前後と札幌に出たあとというのが、その飛躍的な成長のときだったのかもしれません。
    緑子は、間違いなく柚葉のひとり立ちを促し、でも、ただ突き放すのではなく、本人が気づかない程度のサポートをあれこれ巡らせていますね。はっきりと気づいていない柚葉は平気ですが、読んでいる方は、ああああ、ってなりますよね (^^;)
    コメントをありがとうござい た。

  • 予感ー1への応援コメント

    拝読いたしました。

    チェコへ留学ですか。恥ずかしながら、自分はこの国から外に出たことがありません。きっと右も左もわからず、立ち往生することでしょう。
    文字通り世界を広めるためには、新たな景色を見なければいけないのでしょうね。自分の音楽を探すという熱意は、見ていて眩しいほどです。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    緑子の言葉ではありませんが、海外を体験することが万能だとは思いません。国内で積む研鑽だって重要で、良い導き手がいれば、それで同等の効果を上げることだって不可能ではないと思います。ただ、自分を追い込み、ギリギリのところで見つめ直すには、逃げ場のない環境に身を置くというのは効果的なのかもしれません。なにより、緑子自身にもう指導の時間が残されていないですから。また、クラシック音楽の大半はヨーロッパの音楽なので、その音楽が出来上がった風土を身をもって知るという意味でも、ヨーロッパのどこかに留学するというのは、音楽家にとって大きな意味を持つのでしょうね。
    コメントをありがとうございました。

  • 回想への応援コメント

    佐藤宇佳子様

    <廊下はいちめん月の光があふれて、霜が降りたかのように白々と輝いていた。思わず窓から暗い空を見る。少し欠けた月がわずかに雲の混じる空を悠々と泳いでいた。>

    ここの描写、とても好きです。澄んだ空気の冷たさ、廊下の明るさ、こちらまで、緑子の感じている冷気が伝わってきそうな気がします。

    市井さんの言葉、わかるとこもあります。ほとんどの人が同じように思うのじゃないかと。けれど、こればかりはどうしようもない。愛していても離れていた方がいい時もあるように思います。死期の迫った病気の酷さを知っていると、そんな風に思います。

    「私はようやく出発するんだから」緑子さんらしい言葉ですね。ますます彼女が好きになりました。ピアノ、聴いてみたいです。

    作者からの返信

    日野原 爽さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    ああ、廊下の光景を気に入っていただき、嬉しいです。この光景は、そのときの緑子の心境そのものです。
    大事な人の最後を看取るというのは、とても苦しいことですね。何かしてあげたいという気持ちと、見ていられないという気持ちのせめぎ合いは、よほど上手に気持ちの切り替えができなければ、間違いなくメンタルを病むと感じました。身近であればあるほど、離れたほうがお互いのためになる、そういうことはあると強く思います。
    死というものを現在の私たちはどうしてもこわごわ扱いがちですが、人によって、時代によって、驚くほど相対しかたが変わりますね。
    コメントをありがとうございました。

  • 師事ー2への応援コメント

    茶房カフカは、香りが中心のお話でしたね。そして、こちらは音が中心のお話。どちらも言葉で表現するのが難しいと思いますが、佐藤宇佳子さまにかかるとこんなにも豊かで自由。凄いですね。

    で、そこに出てくる人達は色鮮やかな名前で。香り、音楽、色、とりどりで美しい世界ですね。うっとりします。

    作者からの返信

    Sawatani-Asariさま

    こんにちはこちらにもコメントをありがとうございます。
    そうなのです。こちらでは人の名前は色の名か植物の名前になっています。何でしょうね、名前ってこうやって遊んでしまいます。
    いつもたくさん褒めていただき、面はゆいけれど、嬉しいです。ありがとうございます。引き続き、お楽しみいただけますよう。
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

     こんにちは。お邪魔しております。
     柚葉さんの心が、羽ばたきの準備を始めているのでしょうか。緑子さんのことばひとつひとつに、柚葉さんに向けられた微笑みに、奏でる音に、どれだけの思いが込められているのか……心を揺さぶる音は、魂との共鳴が生み出すのかな、なんて思いました。
     的外れな感想でしたら、申し訳ありません。

    作者からの返信

    遠部右喬さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    そして、繊細な言葉で緑子と柚葉の今の関係性や心の交流を描写してくださり、えへへ、とても嬉しいです。緑子はいまのうちに柚葉に与えられるものをすべて与え尽くそうと、急いでいるのでしょうね。柚葉も、のちにこの日のことを思い出したなら、緑子のまなざしがいかに優しかったか、ようやく十分に理解できるのかもしれません。
    コメントをありがとうございました。


  • 編集済

    予感ー1への応援コメント

    留学はお金があっても本人の気概がなければ成し遂げられないため非常にハードルが高いと感じます。
    自分の音を探すためにその音が生まれた土地へ訪れる、音のルーツを探す旅のようでとても興味深いです。
    柚葉が無事に音大を卒業したら、次のステージはチェコ留学なのでしょうね。
    あのあどけなさの残る柚葉が海外をまたにかけ、唯一無二となる一人の孤高の音楽家として成長していく。そんな予感を抱かせるような構成美が印象的です。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    留学は、やるべきことに対して常に意識的でないと、何も得られずに帰ってくることにもなりかねません。せっかく行くからには、何かを得て帰ってきてもらいたいですね。
    現地に赴くのは、まさに「音のルーツをさぐる」旅になることでしょう。行ってみなければ体験できない些細なことが、音の形成に実は重要だったりするのですよね。
    本作では幼稚園児から成長を見守っていただいた柚葉です。まだ高校生ですが、トキワの原型は出来上がりつつあります(笑)個性を持った音楽家に近づいていきます。
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

    同じ曲でも演奏者によって全く別物になると聞きます。トキワさんは緑子さんの演奏に良くも悪くも強い影響を受けているようですね。
    そして海外、しかもチェコへの留学…!緑子さんの足跡を辿るなかで、トキワさんなりの演奏を見つけられる…かも?しかし海外留学には、越えなければならない壁がたくさんありますよね😅

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    柚葉は緑子の音に魅了されて弟子入りしましたからね、どうしても緑子の影響は強く受けてしまいます。また、コピー能力に長けているということがそれを助長してしまうこともあるのでしょう。
    同じチェコでも、緑子はプラハでしたからね。柚葉がブルノに行けば、異なる文化に触れ、異なる音を身につける、かもしれません。海外留学を視野に入れて、まずは音大受験を頑張ってもらわねばなりませんね。
    コメントをありがとうございました。

  • 出会いへの応援コメント

    トキワさんのお話、とても楽しんで読んでいます。
    トキワさん、女の子だったんですね……。

    ヨシアキがスオウさんだった時も気持ちよく騙されていましたが、こんなに引っ張って騙されるとは。小説ならではですよね。
    文字は映像と違って、ミスリードさせやすい媒体だと再確認しました。

    佐藤宇佳子さまのお話って、ルッキズムから遠くて好きです。

    美しいものがたくさん出てくるお話なのに、誰かの顔立ちが整ってることが魅力の必然として語られないですよね。

    ジェンダーの捉え方についても、勉強になりますし、こういう文学増えていくといいなあと思います。

    またお邪魔します。

    作者からの返信

    Sawatani-Asariさま

    こんにちは。こちらにもようこそでございます。

    そうなんです、トキワは女性の設定でした。本当はカフカの終盤でわかってもらうつもりだったのですが、私の仕掛けがいまいちすぎて、ほぼ不発に終わりました。たぶん、カフカからいらっしゃった大半の方が、「えっ?」となったのではないかと……本当に、力量不足でして、申し訳ない限りです。
    ヨシアキに関して「気持ちよくだまされて」とおっしゃっていただけるのは、とっても嬉しいです!

    でも、おっしゃるとおり、文字と映像とで、ミスリードに繋がる見せ方って、すごく違うのだなあと思います。映像は映像で、こちらは与える情報量を制限するのが難しかったりしますよね。

    > 美しいものがたくさん出てくるお話なのに、誰かの顔立ちが整ってることが魅力の必然として語られないですよね。

    ああ、特にカフカ関係はそうですね。フェティシズムにこだわった話なので、出てくるひとがたいてい、相手の顔以外に魅力を感じ取る人たちなのです。そのせいで気づいたら、容姿の描写がほとんどなかったという(笑)

    手探りで試行錯誤しつつ書き進めているところも多いのですが、楽しんでいただけると嬉しいです。

    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

    おじょっ! 最新話に追いついてしまった…。めちゃくちゃおもしろいです。夢中になって読んでしまいました。続きが気になりすぎます!
    あとすごく読みやすいです。ざらっとして肉を引き裂くような佐藤さんの文章(物騒!)も大好きですが、こちらの少し軽いタッチの(だけど繊細な)文体も、この物語によく合っていて、私はすごく好きです。ほんと誇張なく商業誌を読んでる気分で読み進めてましたです。
    誰が好きかですか? それはもちろん柚葉なんですが、私は緑子さんから目が離せないですね…。市井さんも。あとは登場回数は多くないものの、樺月も好きです。どの人物もそこに生きていて本当に魅力的です。

    作者からの返信

    志重文吾さま

    こんにちは。ちらちら後ろを振り返っては、まだ来ない、まだ行ける、逃げ切れる!と思っていたら、ひたひたと足音が迫って来て、真後ろにぴたり、と貼りつかれたマラソンランナーのような気分です。冗談です。

    おひゃっ、一話一話丁寧にお読みくださり、めちゃくちゃおもしろい、のお言葉までいただき、嬉しすぎます。もう今日はビール飲んでいいですか? 滋ちゃんもひとりでレモンサワーとか飲んじゃってるし。ああ、さっき未使用エタノールを廃液処理に出したの失敗だったかも。

    ざらっとして肉を引き裂くような文章、に笑いました。どんな妖怪ですかそれ。いやいやそうじゃなくて、今回文体を変えたつもりは全くないのに、客観的に見ると変わってるんですね。自分じゃぜんぜんわからないので、今度もっと詳しく教えてください!

    誰がおススメかですか? この話、全員が全員、少しずつ(?)たがが外れかけているんですけど、あの人の異常っぷりが私は好きです(* ´艸`)

    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

    おお〜!
    柚葉はついにチェコに留学⁈
    そのうち佐藤さんのチェコの知識が生かされる場面が来そうですね。
    楽しみです!

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    フラグを立ててしまいましたが (^^;) すでに日本の音大目指して準備を始めているので、留学するとなると、入学して四年生を終わったあとになりそうです。まだちょーっと先のことです。
    チェコネタ、どこかでもりもり書いても面白いかもしれませんね?
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

    これは……柚葉にとっては世界に羽搏く転機となり
    石竹先生にとっては大切な弟子を信頼出来る仲間へと
    託す千載一遇の岐路になりましたね。
    柚葉は石竹先生のヤナーチェクも、きっと忘れずに
    弾き分けられる演奏家になると思いました。更に
    目が離せません…!

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    自分の幅を広げるために、あちこち移動して見て回るって、得るものが大きいです。国内ですらそうですから、海外だとなおさらですね。お金もかかるし、人によっては精神的に耐えられないこともあるでしょうから、誰にでも効果的な方法とは言えませんけれど。
    社交的でない柚葉ですが、緑子の知り合いということで、少しだけブルフリーク氏に対するハードルが下がったはずです。首尾よく音大に入学し、首尾よく卒業した暁には、留学しようということになると思いますよ、たぶん……
    コメントをありがとうございました。

  • 予感ー1への応援コメント

     旅立ちの時期が近づいているんですね。鳥には詳しくないですが、ゴジュウカラは木の幹を下に向かって移動できる唯一の鳥なんだそうですね。
     凄いですよね。人間で言えば裸足で垂直な崖を、下に向かって歩いているようなものです。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    ゴジュウカラは、日本では、唯一だそうですね(じゃ、海外には何がいるのか、よく知らないのですが)。北海道ではしばしば見ることができるのですが、頭を下にして移動するので、他の鳥とすぐに見分けがつきます。
    柚葉は札幌に行った段階で、すでに特定の音大進学に向けて準備を始めており、留学はするにしても卒業後なのですが、しっかりそこまで選択肢を準備してもらえるのはありがたいことです。
    コメントをありがとうございました。

  • 回想への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    膵臓癌は自覚症状が出たときにはもう治療できる見込みはほとんどないと聞きます。癌の中でも極めて重いものですね。
    死期が近づくほどせん妄などの症状が激しくなる中、緑子さんは自分を保っている。ピアノがあってこそなのでしょうね。親しい人が亡くなる時の苦悩が描写を通じて、聴こえないはずの演奏が鳴り響いている心地がしました。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    膵臓癌は厄介な病ですね。親戚ふたりを失いましたが、ふたりとも手術はしなかった(できなかった)ようです。初期の段階で運良く見つかっていれば、まだ手の打ちようもあるのかもしれませんが。
    さよ子を失って以来、緑子は常にさよ子の幻影とともにいました。その気配は少しずつ濃さを増してきているのかもしれません。
    聞こえないはずの音を聞いている気持ちになったとのこと、そのように感じてくださり、ありがたいことです。
    コメントをありがとうございました。

  • 回想への応援コメント

     こんばんは。お邪魔しております。
     市井さん、さよ子さんとの関係が見えて来る、緑子さんの回想……人として、音楽家として、愛情だけと言い切るにはあまりにも複雑な想いがあるのですね……。何とも言えません……。

    作者からの返信

    遠部右喬さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    本作に登場する大人たちは屈折した人ばかり。なかでも緑子はその最たるものかもしれません。
    彼女にとって大事な恋人であったさよ子。でも、大事であればあるほど、自身の枷となってしまうことに彼女は悩み抜いていたのでしょう。そして市井との奇妙な関係……。すべて、中心には音楽がありました。
    コメントをありがとうござました。


  • 編集済

    回想への応援コメント

    緑子さん、以前から腰痛に悩まされていましたが原因が膵臓がんによるものだったと分かり、かなり胸が苦しくなりました。しかも追い打ちをかけるかのような死のイメージが交錯するステージⅢ……
    暗澹たる気持ちが瞼の裏に降りて参りました。
    緑子の返答に市井の諦観を含んだ綯交ぜの感情描写。これらが非常に繊細で、言葉のない表現の豊かさにいつも驚かされます。
    さよ子の後を辿る――その思念が緑子の今の自分にできることを無理矢理にでも行動に移そうとする心理がとてもリアルに感じられます。まるで痛みを無視するかのごとく気を張ってアドレナリンを流し、気を紛らわせようとしているのか。息を呑む描写の数々。三回目の回想回、最も印象に残る内容でした。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    練習のために一日の大半を坐って過ごすピアニストだと腰痛を避けようもないのですが、そのせいで、他に原因のある腰痛に気づきづらくなるということがあるかもしれません。緑子の場合、ちょっとこれは尋常じゃないかもと感じてから、むしろその痛みを育ててきたところもあります。
    緑子と市井のやりとりの描写に目を留めてくださり、しかもお褒めいただき、光栄です! このふたりのやり取りが本作の肝になるところが大きいのです。このあとも注目していただければ嬉しいです。
    さよ子の後を辿る、まさに緑子はそんな心境で、彼女亡きあとを生き続けたのかもしれません。
    コメントをありがとうございました。

    編集済
  • 高校ー3への応援コメント

    帯広と札幌の空の色の違いに気がつく柚葉。当たり前にしか思っていなかったものが、違って見える。感性を磨くというのは、そういうことかと思います。勇気を奮ってなじんだ世界から飛び出した柚葉、もう、成果が表れたと思いました。緑子先生は、実際、変わっていたのでしょうが、そこに気が付き、それから変わっていない所に気付くのも、故郷を離れたからこそ、と思います。
    「自分の第一の失敗は、故郷を離れたこと。第二の失敗は、その故郷へ戻ってきたこと」という誰かの言葉がありました。誰のかは忘れましたが。
    故郷の重さ、その意味、その影響力。ヤナーチェクの音楽から、柚葉が何を見出すのだろうと考えています。

    作者からの返信

    日野原 爽さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    離れてみて、初めて気づくことってありますよね。どんなに感覚を研ぎ澄ましているつもりでも、同じ環境にいるとどうしても感知できないものが増えていくものです。日野原さまの「感性を磨くとはそういうことか」がとても腑に落ちました。
    >「自分の第一の失敗は、故郷を離れたこと。第二の失敗は、その故郷へ戻ってきたこと」
    根拠のない高揚感で故郷を捨てるのは大きなリスクと隣り合わせです。でも、最大の山を乗り越えて外に出てしまったのなら、そのあとの山なんて本当は小山のようなもの。失敗の繰り返しに郷愁が拍車をかけても、戻るべきではない。そんな感じなのでしょうか。

    『さらば愛しき猫よ』、楽しんでおります。
    書籍の良さをつくづく感じます。手に収まりの良いサイズ、適度な重み。ページの構成にも好みがありますが、この本は私的にかなり「好き」な造りになっています。読んでいてとても気持ちが良いです。なにより日野原さまの文章には、安心感がありますし。引き続き、楽しく読ませていただきますね!

    コメントをありがとうございました。

  • 回想への応援コメント

    膵臓ガンしかもステージⅢ
    大抵生き延びられないガンではないですか?

    50代で亡くなった人を知ってます。
    緑子は、まもなく亡くなる⁈

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    膵臓癌は初期の段階で見つかりにくいだけに、亡くなる方も多いですよね。五十代でお亡くなりになったのは無念だったでしょうね。
    緑子は医者の言葉をぞんざいに躱してしまいましたが、どうするつもりなのか。もうしばらくお付き合いいただければと思います。
    コメントをありがとうございました。

  • 回想への応援コメント

    膵臓か……私も近しいひとを亡くしました。
    多分かなり初期の頃から、背中を痛がるんですよね。マッサージしてくれと何度もせがまれた理由は、闘病生活が始まってから知ったものです。

    〉彼女を全てむさぼり尽くし、この世から葬り去ることで、自分の音楽は完成するのかもしれない。
    これが果たしてそうであったかは、これまでの緑子さんの演奏を見ていれば分かるような気がします。
    葬り去るどころか、ずっとさよ子さんは緑子さんの鍵盤の上で生き続けていましたよね。

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    膵臓の病気はとても見つけづらくて、悲しい結果につながることが多いですよね。身近な方を亡くされているとのこと、とても辛いご体験だったと存じます。
    緑子はさよ子の病に対して、自分が誠実に向き合わなかった、見捨てたという罪の意識から抜け出せませんでした。同時にさよ子の死は自分の音楽にとって必要なものだとも感じ、そう感じてしまう自分をさらに責め続けたのでしょう。さよ子の死以降、緑子が見つめてきたものは一貫しています。
    まだ、もう少しやることは残っています。見守っていただければ嬉しいです。
    コメントをありがとうございました。

  • 回想への応援コメント

    まさか緑子さん、そんな……
    こういうのは酷かもしれませんが、まだまだ頑張っていただきたい!緑子さんを必要としている人たちがいますから!

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    まだまだ、は無理ですが、まだ、くらいはこの世に留まるつもりです。片付け終わっていないものがいろいろありますからね。これから体力をふりしぼり、いろいろなものの処分に奮闘します。柚葉との約束も、完璧ではないものの、ある程度は果たしますよ。
    コメントをありがとうございました。

  • 回想への応援コメント

    「もしかすると、あたしたちがものを所有しているんじゃなくて、この世に生み出された雑多なものがあたしたちを引き寄せているんじゃないか」

     最新の物理学では、宇宙の存在の本質は情報じゃないかという説があります。
     一枚の紙を人型に切り抜いたとして、我々はその切り取った方の人型が自分だと思い込んでますが、切り抜かれた紙の方も全く同じ情報を持った存在ですよね。自分自身と思っているのは、もしかすると他者の集合体なのかなと思う事があります。その一節を読んでそんなことを思い出しました。

     緑子さんは自分を形どる、ひとつのピースとして柚葉を育てたのかもしれませんね。そうしてこの考え方だとさよ子さんの存在は消滅しません。情報としてみどり子さんを構成する一要素になったわけですから。そうしてみどり子さんも死にません。今度は柚葉の一要素になります。

     言うと変な顔をされるんですが(怖い宗教みたいなので)、私は最近人は死なないんじゃないかと思っています。

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    まさかここにコメントが入るとは思っていなかったのですが、考えてみると、いかにも十三岡さまを引き寄せそうな内容でしたね(^^;)

    切り出した紙と切り抜かれた紙、まさに同じ輪郭情報を留めています。違いは輪郭の内側に情報があるか、輪郭の外側に情報があるか、それだけですね。世界が巨大なゼリーでできていて、その中をがぶがぶ食べながら進み、自分の通ったあとを自分の形の(時)空間として残していく、そんな世界を妄想してしまいました。

    自と他の境界、区別にいつも引き付けられます。物によって、情報によって形作られる存在、確かに死ななさそうです。そういう存在が死ぬのはどういう時なのか。情報は記憶媒体に依存するのでしょうから、それがすべて消えたとき、存在も消えてしまうのですかね。

    いろいろ考えてしまいますね。コメントをありがとうございました。

  • 回想への応援コメント

    石竹先生…遂に、というか孤高の音楽家の辿る
    道は、かつての同志であり恋人、さよ子さんの
    辿った道と同じ。柚葉はまだ言うて幼いけれども
    彼女の音楽性に又、何かを与えるのでしょうか。
    芸術家とは、踏襲と継承である。

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    人を死なせるのってとても嫌なのですけれど、死は思いのほか頻繁に身近なところで繰り返されているのですよね。死を見ずにすませている日常のほうが、むしろ異常なことなのかもしれません。
    とはいえ、師の死は柚葉に影響を及ぼさないはずもなく……なく……ないはずですよ。もちろんそこには、師の音楽と自らの音楽のありかたが深くかかわってきます。
    コメントをありがとうございました。

  • 高校ー3への応援コメント

    私は今回の曲を全く知らないし、もちろん文字から音が聞こえてくるわけではありません。
    なのに、この描写からは、重厚で物悲しい音楽が伝わってきました。素晴らしいです。
    少し離れていただけで、急に老いたように見えた緑子さんに、胸がギューっとしてきました。

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    ひゃー、描写から音をありありと感じ取ってくださっただなんて、これは嬉しすぎます。わはは、ちょっと、顔が、にやけて(* ´艸`)
    竹部さま、緑子を強く推してくださっていましたよね。いつも、緑子にはロカテリアさんに通ずるものがあると感じながら描写しています! と言うことは、ブノワさんも……? 三人まとめて推しです。
    コメントをありがとうございました。

  • 高校ー3への応援コメント

    久しぶりに緑子さんと会ったことで、さまざまな驚きがあったとみられるトキワさん。自身のピアノと緑子さんのピアノを比べて劣等感を覚えてしまうのは、仕方がないですよね。トキワさんのピアニストとしてのキャリアはこれから。緑子さんには経験という点ではまだまだ及ばないでしょうからね。緑子さんも「100年早い」と言いそうです😆

    トキワさんのチェコへの興味が、どんどん強まっているように感じます。トキワさんの人生が、着々とヤマシロさんへ近づいてきている…!

    作者からの返信

    ジロギンさま

    こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
    あはは、「百年早いんだよ」は実際このあと言われますよ。さすがジロギンさま! 柚葉は一所懸命で無我夢中で、そのぶん周りが見えていないところがありますからね、おっしゃるように、今の彼女が緑子と並べるはずもないのです。この状況であまり悲観するのもバカバカしいことでしょう。
    じわりじわりと、チェコへ、ヤマシロさんへと向かっていっております(* ´艸`)
    コメントをありがとうございました。

  • 高校ー3への応援コメント

    佐藤さんはチェコには何度も行ったとか。もしかして北海道に住んだこともあるのですか?
    北海道の都市間の違いとか、私にはさっぱりなので。
    緑子には、何か秘密がありそうですね。

    作者からの返信

    七月七日さま

    こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます!
    チェコは何度も行ってます。そのくせ、ちっともしゃべれるようにならないチェコ語……おかしいなあというか、嘆かわしいなあというか (T T)
    北海道は学生のころ札幌住まいでした。各都市の雰囲気は、その当時の記憶頼みです。
    次回は緑子の回、回想を含む最後の回です。お楽しみに!です。
    コメントをありがとうございました。

  • 高校ー3への応援コメント

    ヤナーチェクの『霧の中で』は興味深いです。
    柚葉の浸る世界が凝縮された彼女の過去を思わせますね。そしてその先にある昏い旋律の『悲愴』――そこへと続く導きは偶然のようで必然に満ちていく布石なのか。
    この曲が柚葉にとって将来大きな転換点となる予感がします。

    作者からの返信

    刹那さま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    『霧の中で』は初めて聞くと、不思議な気持ちになるかもしれません。浮遊しているような、沈み込んでいくような。決して明るい気分にはなれませんが、さりとて、まっすぐな絶望でもない、なんとも奇妙な曲なのです。ぷつり、ぷつりと途切れがちなメロディは、モラヴィア方言の、各単語が短く鋭く変化しているのに対応します(いずれ近況ノートで音源を上げますね)。
    この曲はおっしゃるとおり、柚葉にとって大事な曲になります。そしてヤマシロさんにとっても。
    コメントをありがとうございました。

  • 高校ー3への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    遠く離れていると、自分よりもずっと年上の人が老けて見えて驚いてしますね。頭の中で別れた姿のまま固定されているからでしょうか。
    音楽にはその人の人生が反映されるものなのですね。ピアノの曲というのにとんと縁がありませんが、劇中の柚葉と同じく忘我の心地に浸りたいものです。

    作者からの返信

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
    大事な人と遠く離れているとそれでなくとも気になるのに、再会したときの変わりように驚かされると、衝撃が大きいです。
    音楽は同じ楽譜を使っても、弾く人により、千差万別の演奏が出来上がります。私は素人で良い耳を持ってはいないのですが、ディープなマニアだと、演奏を聞いて「誰それ門下の演奏」なんてことまで分かると思います。忘我の境地をさまよわせてくれる演奏と出会ってみたいものですね。
    コメントをありがとうございました。

  • 高校ー3への応援コメント

     建築も創作活動の一つだと思っていますが、今まで特定の弟子というものを持ってきませんでした。このあと柚葉がプロのピアニストになることはわかっているので、緑子が羨ましくもあります。
     しかし弟子を持つことは、その成長を見る喜びがあるのと同時に、大きな責任と人生の負荷を背負うことになるので、私には無理でした。
     ピアノの世界はよくわかりませんが、教えを受けるときはやはり、レッスン料を払うんですよね? 建築の場合、弟子には仕事を手伝ってもらいながら給料を払うので、そこが大きく違いますね。ああ、給料を払わなければいけない分、負荷も大きいですね^⁠_⁠^;

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    そうそう、何度か弟子のことをお聞きしていましたが、建築士も徒弟制なのですか? 事務所を構えて、建築士を取った若手を弟子として受け入れる? それともまだ「士」未満の若手を受け入れて「士」に叩き上げる? 師が弟子に給与を支払うというのが新鮮でした。って、徒弟制ならふつうはそうでしたね。
    ピアノを含む芸術系は、たしかに「師」であり「弟子」であるのに、弟子が師にレッスン料を支払って学ばせてもらいますね。この違いは何なのでしょう? 今の今まで気づきませんでした。おもしろいです。
    芸術は芸術でも、噺家だと、弟子が師の家に住み込みで、師のお世話をしながら食わせてもらうのでしたっけ? こちらは建築士の徒弟制に似ていますね。師の抱える雑用を弟子がこなすかどうか、が肝なのでしょうか。
    コメントをありがとうございました。

  • 高校ー3への応援コメント

    帯広は、車で通った事しかないんですが…札幌とは
    又違って溢れる様な緑が繁茂していた記憶があります。
    (多分その道ら辺がなのかもw)雄大な北海道を
    思い浮かべる時に、矢張り十勝平野が先ず頭に
    浮かびます。プラハとブルノの比較は言い得て妙!
    そして柚葉とヤナーチェクの出会いは、まさに
    この夏だったのですね。霧立ち込める深い森の
    中の、鳥達の営巣は鳥の種類によっては様々な
    そしてどれも目を見張る様な自然の建築物なのだと
    想像します!!

    作者からの返信

    小野塚さま

    こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    十勝のあたりは、ザ・北海道のイメージの場所がいくつもありますね。広大な丘陵地はまさにそのひとつかと思います。そんな特別な場所でなく、町なかやちょっと車で走ったあたりでも、札幌とは違う、のどかさがあふれていますよね。
    プラハとブルノのたとえは、日本全国版で言うなら、東京と大阪って言われるんです。水面下(?)で張り合っているところも、それっぽい( ´艸`) 北海道の都市群を引き合いに出すなら、こんな感じかなーという個人的見解です。
    はい、柚葉とヤナーチェクの出会いは、ここから始まりました。チャイコフスキーの昏い音一択でなく、他の昏い音にも耳を傾けながら、自分のなかに鳴り響く昏い音を追求していきます。
    コメントをありがとうございました!

  • 高校ー2への応援コメント

    柚葉がヨウの拙い演奏のどこに魅かれているのか、とても気になります。
    やはり故郷の帯広の演奏者の音と、札幌の人の音の差なのでしょうか。
    そして、柚葉が市井さんを「好きかどうか」自分に問いかけていることにとても驚きました。
    帯広にいる間は、緑子の関心をさらう邪魔者のポジジョンだったように見えたのですが、そういう観点で考えるということ自体に柚葉の成長を感じます。

    作者からの返信

    竹部 月子さま

    こんにちは! いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
    柚葉がヨウの演奏のどこに引き付けられたか、ですが、ひとつには、息の長いフレージングで歌っていた(歌おうとしていた、が正しいかも)ことでしょうか。それにより、拙い技術に埋もれかけている旋律が太くなり、強い流れを感じさせた、みたいな(わー、いいかげん)。
    市井のことを常にちらちらと気にはしていたのです。でも、おっしゃるように、それは緑子を奪われまいとする牽制のつもりでいました。でも、よくよく考えると、あれ?何か違うかもと本人も気づき始めています。自分の気持ちをより理解できるようになってきたのでしょうね(* ´艸`)
    コメントをありがとうございました。