コンクールー5への応援コメント
素晴らしいコンクールでした。
納得できる衣裳で踏み出した舞台。
ブルグミュラーの意図に、柚葉の体験した嵐が重なり合って、ダイナミックで情感のこもった演奏になった様子が聞こえてきたようでした。
二位で納得できなかったというのも、とても柚葉らしいです。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
緑子の絶妙なサポートのおかげで、自分の納得できる衣装を着て、思いのままの演奏ができた柚葉でした。初めてのコンクールでのびのびと演奏できたって、これはかなり肝がすわってますよね。
1位になれなかったことに不満をもらすなど、緑子の前ではかなり自分を出せるようにもなってきております。
コメントをありがとうございました!
編集済
コンクールー5への応援コメント
とても印象に残る素晴らしい回でした。
ブルグミュラーの曲への開眼も、
自然界の迸るフォルテの体感も、
これは経験してきたものをすべて解放し、
誰よりも密やかに、
誰よりも不穏に、
そして情熱的に弾き切った証左でしょう。
柚葉さんは結果に納得していないようですが、個人的には一位より価値ある二位だと感じました。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
> とても印象に残る素晴らしい回でした。
わああ、刹那さまにそうおっしゃっていただけるとは。これはとても嬉しいお言葉です! ありがとうございます。
このコンクール本番で、これまでの練習や考察や体験が一つにまとまり、これが自分だと言える演奏にたどり着くことができました。これは柚葉のしつこさしぶとさが引き寄せた結果だとも言えます。このコンクールで彼女はかなり大きな成長を遂げることができたはずです。まさに価値ある二位だと思います。
コメントをありがとうございました!
天音ー1への応援コメント
こんにちは。お邪魔しております。
天音さんと柚葉さんの音が絡みあう音がどんなふうに変化していくのか、緑子さんと一緒に聴いていたいです。何となく、技術も感性も伸びしろがある二人の連弾って、ライバルのようにも共犯者(?)のようにも思えますよー。
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは! いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
自由奔放に歌う天音といつも萎縮気味に見える柚葉とのでこぼこコンビの合奏ですが、しばらく引っ張りますよー。天音はピアノでは柚葉にまるでかないませんが、ヴァイオリンを弾かせればかなりのもの。音楽家の卵としてふたりは良いライバルです。そして、共犯者(笑)。ふふふ、鋭いですね。ずいぶん先ですが、お?という展開が準備されていますよ (*^^*)
コメントをありがとうございました!
天音ー1への応援コメント
私も少しだけピアノを弾きますが、連弾はしたことが無いです。
子供のピアノ発表会などでは、必ずと言っていい程連弾をする子がいますよね。
あれはやはり学習になるという事なんでしょうね。
ピアノ協奏曲もあれば、他の楽器と合わせることもあるとは思いますが、基本的にはピアノというのは孤独な楽器なのかなと思います。悪い意味では無いです。一人で世界を作れるのかなと思います。でも世界には一人だけしかいないわけでは無いので、他者との交わりを意識することが成長に繋がるのかもしれませんね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます m(_ _)m
なんとー、十三岡さまもピアノご経験者でしたか。発表会で子供がしばしば連弾をさせられるのは、ひとりひとりは単純なメロディでもふたりで弾くと聞きごたえのある仕上がりになるからじゃないでしょうか。私の勝手なイメージでは、あれは学習というより練習のモチベーションアップかなあと思います。
ピアノは他の楽器に比べると、内向きだという気はしますね。それでも、自分の音楽性を研ぎ澄ますときには、自分自身と向き合うだけでなく、仲間と切磋琢磨することで効率的に研鑽を積めるんじゃないかな、と思っています。やっぱり他者とのつながりはあったほうが良いですね。
コメントをありがとうございました。
天音ー1への応援コメント
天音ちゃんはトキワさんと真逆のタイプですね。性格も、たぶん演奏も真逆…しかし、だからこそ連弾の相性もいいのかなと思います。我が道を進む「動」の天音ちゃんを、うまくコントロールする「静」のトキワさん。逆のタイプだからこそ、お互いを補い合えるような……
それと、緑子さんはピアノ歴が長くて実力があるからこそトキワさんをセコンドに選んだようにも思います。暴れ馬を制御するには、スキルが必要ですよね。
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます!
おっしゃるとおり、天音と柚葉は性格的に真逆で、同じクラスにいてもほぼ接点がないタイプでしょう。音楽性に関しても対照的ですが、緑子がその二人を組み合わせたのにはそれなりの意図があったものと思われます。真逆なふたりを合わせた場合、うまくいけば互いの足りないところを補い合う強いアンサンブルになりますが、そもそも真逆なものをうまく絡み合わせるのに苦労するはず。緑子は自分ならこの二人を合わせられると踏んだのでしょう。
柚葉をセコンドに持ってきたのは、柚葉ならできると考えたのと、天音には絶対無理と分かっていたからでしょうね (^^;)
コメントをありがとうございました。
天音ー1への応援コメント
柚葉は天音に嫉妬してるのかなと感じました。
新しいキャラ、しかも同学年なのに柚葉とは全く反対の性格の天音が柚葉にどんな影響を与えるのか、楽しみです♪
作者からの返信
七月七日さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます!
新しいキャラです。忘れた頃に出てきます(笑)。
柚葉としては、突然現れた陽キャで、先生に馴れ馴れしくて、しかも血がつながっていて、となると、良い気持ちにはなれないでしょう。嫉妬してると思います。
このふたりが今後どういう関係になっていくか、しばらくぽつぽつと交流がありますので、見守ってやってください。
コメントをありがとうございました。
天音ー1への応援コメント
とても良いパートナーに出会いましたね。
相性とか…特に音楽家としての感性の相性の良し
悪しは、特に良しを見つけるのは難しいと思います。
しかもまだ幼い彼等ですから、これは本質を
見極めた石竹先生の眼力でしょうか。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
同じ年ごろでそこそこピアノが弾ける人間が近くにいたのはある意味幸運でした。良い先生に教わることも大事ですけれど、生徒どうしで主張し合ったり譲り合ったりしながらの連弾・アンサンブルは、また別のアプローチで音楽に迫っていけますからね。緑子は天音がピアノを教わりに来はじめた段階で、柚葉と組み合わせれば、両方の進歩に繋がるとひらめいたのでしょう。相性をきちんと見抜いていますね。
コメントをありがとうございました。
コンクールー4への応援コメント
緑子さん賢い!!
教室の制服とか、験担ぎの衣装とかそういうアプローチなら梢も納得しやすいですよね。
柚葉が過呼吸になっちゃうほど思い詰めていた姿、切なかったなぁ。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、ありがとうございます!
ふふふ、亀の甲より年の劫ですよ。全国大会で優勝した時に着ていたもの、とささやけば、梢を落とすのは簡単だったでしょう(笑)
過呼吸は極度のストレスから解放された直後に起こりやすくて、今回も母に追い詰められて緊張マックスのところで緑子登場、緊張が解けた途端に出ちゃったという流れになっております!
コメントをありがとうございました。
小学校への応援コメント
今までは、家庭内での悩みだったけれど、他人ばかり、同じ年頃の子供ばかりが集まってる学校では、柚葉はもっと大変な思いをしていたんだと、気づきました。
ちょうど小学校5年生の頃、私自身「僕」という一人称を使っていたことがあります。女子の一人称「僕」、クラスで流行ってたんです。私は何も考えずに使ってましたが、私の母は嫌がりましたね。だから家では使いませんでした。そのうち、流行が廃れ、使わなくなりましたっけ。
男性の保健室の先生というのは、私も記憶にないです。もっとも、頑丈にできてるせいで、保健室なんかほとんど縁がなかったせいかもしれません。
子供の偏見とかくだらない噂話は、大体、親が家で話してることの受け売りですね。
柚葉、クラスに一人でも味方がいてくれたのは良かった、とほっとしました。
作者からの返信
日野原 爽さま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます!
日本の場合、学校はみんなが同じことを同じようにするところなんですよね。みんなと違う行動をとるととても目立つし、同じじゃないところに気づかれると、あげつらわれます。この同調圧ははたから見ていても恐ろしいくらいです。その輪の中にいるマイノリティにとってはとんでもなく苦しいことでしょう。海外で長く暮らしたご経験のある日野原さまだと、日本の学校の特殊な雰囲気を実感なさっているかもしれませんね。
女子の間で「僕」がはやるのってありそうです。私の高校の時の友達にもひとり僕っ子がいましたが、やはり漫画かなにかの影響ではなかったかと思っています。
男性の保険医は私も経験ないのです。今でもごく少人数ですがいらっしゃるようです。
子供の行動はそもそもが模倣に始まるものですよね。子は親の鏡とはうまく言ったものです。親には子の前での言動にもっと気を遣ってもらいたいなあと思います。
コメントをありがとうございました!
小学校への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
子供と大人の違いって、経験値だけなのかもですね。善悪で割り切れないことや色々な価値観があるという事って、実感しないとなかなか身に付かないのかなー、って。
事あるごとに緊張しなければいけないって、気が休まりませんよね……
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます!
経験って重要ですね。何かを想像してごらんと言われたとき、まるっと想像できる人なんてほとんどいなくて、自分の経験をいくつものポイントに据えて、そのあいだを想像で補完しているだけかと。アンカーポイントを正確に打つためには、経験がものを言います。
善悪で割り切れないことを丸ごと飲み込むのって、とっても高度なことですよ。大人にとっても難しいですね。
ことあるごとに緊張している柚葉ですが、上手に息抜きする方法を見つけないと、神経が持たなくなってしまいますね……ピアノはそんな世界から抜け出すひとつのすべとなっています。
コメントをありがとうございました。
小学校への応援コメント
子供たちは思ったことを口にしているだけで、大して悪意が無い場合もあるのが難しいところですよね。明らかに悪意を持った言動なら厳しく罰するべきですが、そうでないと子供たちに不必要なトラウマを作ってしまう可能性も……それでも「言っていいこと、悪いこと」を知ってもらうためにも厳しくするほうがいいという意見もあるでしょうが、はたしてそれが正しいことなのか……小学生、中学生くらいは教育という面で本当に難しいタイミングだと思います😓
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
この、悪気がないというのは、扱いに苦慮するところですね。言う側が無邪気そのもので口にしたとしても、言われた側は傷つきます。いじめの最初の一歩は、いじめだと思っていないことを繰り返し行い、相手を追い詰めることじゃないかと思っています。やっぱり、早いうちに、あなたのその行為はいじめに該当するよと気づかせることは必要だと感じますね。問題はジロギンさまもおっしゃっているように、伝え方ですねえ。注意することが逆効果になってはならないし、トラウマになってしまっても困ります。小・中学校の先生って、本当に日々精神をすり減らしているのだろうなと思います。
コメントをありがとうございました。
コンクールー3への応援コメント
あぁ、そうですよね。ピアノのコンクールといえばお姫様みたいなドレスとセットですもんね。
柚葉は素敵なドレスだとは思っても、自分がこれを着てステージに立ちたいとは思えなくて苦しいのか……。解決方法はあるかなぁ。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます!
ピアノのコンクールや発表会は子供の晴れ舞台、やっぱり女の子はお姫さまドレスなんですよね。今ではずいぶん変わってきたかもしれませんが、当時(1990年代)はそれが当たり前のような感じだったと思います。
きれいな服はきれいだと思うけれど、でもそれは自分のためのものではない!とはっきり感じている柚葉ですが、さて、本番ではどうなるか。どうぞ見守ってやってください。
コメントをありがとうございました。
小学校への応援コメント
子供は悪びれもせずトンデモナイ事を言いがちw
大人が子供を微妙に恐れるのは、そんな過去の
子供だった頃を思い出すのかも知れませんね。
とりま、柚葉セーフ!この子供らの残酷さと
いったら…。でも、柚葉なら葛藤しながらも
最後には力でねじ伏せそうです。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは! いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
> 大人が子供を微妙に恐れるのは、そんな過去の
> 子供だった頃を思い出すのかも知れませんね。
それはあると思いますね。というか、子供だった頃だけじゃなくて、大人となった今の自分の中にも実はまだ潜んでいることを思い知らされてぞぞっとするのかも (^^;) 差別心って、なくなるものではなく、コントロールするものじゃないかなと思います。
この当時の柚葉は怯えのほうが大きくて、気にくわない相手を力でねじ伏せるには、勢い不足ですね。もっと黒いものを存分にためてもらわないと (^^;)
コメントをありがとうございました!
小学校への応援コメント
読んでいてふと思いました。自分が小学校低学年ぐらいの頃には、友達と何の話をしていたのかなと……
で、全く思い出せません。予想もつきません。高学年ぐらいになると、断片的に思い出したり、こんなだろうなと想像はつくんですが、低学年はそれすら無理ですね。
きっと小学生ぐらいの間の、脳というか精神の変化は凄まじいものがあったんでしょうね。人になって行くというかそんな感じです。
少しいびつかもしれませんが、自分は人になれて良かったです。何か少し恐怖を感じました。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
小学校低学年のころを改めて思い出そうとすると、私もごく断片的な絵が浮かぶばかりで、友達との会話なんてほぼ思い出せません。凄まじい量の体験をしているはずなのですが、それが記憶されていないように感じるのは、それらの体験が懐かしむことができる遊離の記憶として存在せず、自我を創り出すブロックとして自分の深いところに収められてしまったからか、などと考えてしまいました。本当に思い出せません(^^;)
人間が出来上がっていくあいだに何に出会うかで、出来上がるものががらりと変わってしまいますよね。出来上がっていく自分が選んで出会うものにより、さらにその傾向が左右されたり。ちょっとエクセルの循環参照みたいな感じもして、怖いなあと思います。
コメントをありがとうございました。
編集済
コンクールー4への応援コメント
ピアノのコンクールにまつわる小説を何作か読んだことがあるのですが、こういう演奏前のトラブルを細部に至るまで書かれた作品を拝読できたのは御作が初めてです。
非常に高いリアリティーとして迫ってきます。それでいてとても新鮮かつ不穏な風が心身の深部にそよぐ感じと言いましょうか、柚葉さんの過呼吸に胸をギュッと掴まれるように苦しくなります。
でも、緑子先生が介抱してくれて本当に良かった。適切かつ細やかに対応されていて心理・場面の描写が素晴らしく、思わず目を見張ります。
先生がその場にいなかったら恐らく柚葉さんは棄権していたことでしょう。
先生のおさがり、魂の衣を一心にまとって。
わがままも内気な性格も。
先生と心を重ねる、身体の調子を取り戻す、そんな親子を超えた涙ぐましい心地になれました。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
わあ、リアリティありますか?! 『春なんて、死んでしまえばいい』の胸に迫る描写にがつんとやられて以来、私の中の刹那さまのイメージは何と言ってもあの鋭さなのですが、その刹那さまにお褒めいただけるのはとてもドキドキします!
柚葉の過呼吸はまだ二回目で、梢は動転するばかり、適切な対応は難しかったでしょう。おっしゃるように、緑子がその場に居合わせなかったら、棄権していたでしょうね。
魂の衣、柚葉にとってはまさに、そんな感じだったと思います。我慢してドレスを着ようとしていたけれど心がそれを受け付けず、もうどうしようもなくなっていたときに、突然差し出された先生のジャケットです。舞台に出ていく時も、演奏しているときも、先生に間近で応援されている気持ちになれるでしょうね。
コメントをありがとうございました m(_ _)m
コンクールー2への応援コメント
柚葉のピアノの鍵盤上の世界と、現実の世界は何をきっかけにリンクするのかと思っていましたが、お兄ちゃんが連れ出してくれましたか!
嵐の中の自転車って、全然前は見えないし、体に濡れた衣服がまとわりついて着衣水泳さながらになるし、身近に経験できる五感フルな非日常ですね。チョイスが素晴らしいです!
これが演奏に乗ってくるでしょうか。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
そうなのです、ここぞという場面で、お兄ちゃんが良い仕事をしてくれました。中学生男子らしい強引なやり方で、危ないっちゃ危なかったのですが、柚葉に感情の扉をこじ開ける体験をさせてくれました。
ぬぬ? この描写から推測するに、竹部さまは嵐の中を自転車で走ったことがおありなのですね? さすがでございます。チョイスを褒めていただき、ありがとうございます (*^^*)
この体験が演奏に繋がっていくのか、章の最後までお楽しみいただければと存じます。
コメントをありがとうございました!
コンクールー4への応援コメント
柚葉の懸命な抵抗、胸が痛くなります。
周囲の人間の好意が、当人を苦しめるのは不条理だけど、良くあることかもしれませんね。特にまだ幼い子供だと、痛々しいとしか言えないです。
ただ、言わなきゃ周りにはわからない。緑子さんの言う通り。「ドレス、嫌」「これ、着る」やっと、柚葉が自己主張を始めた。それでいいんだよ、と言ってやりたくなりました。
私は頑丈にできてるので、過呼吸の発作、起こしたことがありません。でも、緑子先生の優しい手が感じられるようなシーン、感動でした。
作者からの返信
日野原 爽さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
そうなのですよね、良かれと思ってやってあげたことが本人の苦痛になってしまうのって、怖いことですが、しばしばあるのだと思います。本来、やった側が相手の反応を見て気づくべきなのでしょうが、残念ながら、想像もしていないことってなかなか気づけないもの。それ以上の悲劇につなげないために、誰かがそれを止める行動を起こさなければなりません。
過呼吸の発作は、初めて見たら、たぶん救急車を呼ぶと思います。本人も苦しいでしょうけれど、周りの人は、この人死ぬかも!って慌ててしまうくらい激しい場合があります。他に病気が隠れていないのであれば、そこまで慌てる必要はないそうなのですが。
コメントをありがとうございました。
コンクールー5への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
見えなかったものが見えるようになる瞬間、あったりしますよね。気付かなかっただけで、実は答えはとっくに自分の中にあったんだー! って。
実際の所は置いておくとして、柚葉さんが「自分が二位なのは納得いかない」と口に出せる様になったのは、音楽家の初めの一歩なのかなって思いました。
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます!
おっしゃるように、柚葉の中には、すでにたくさんのものがもう生まれていたんじゃないかと思います。でも、彼女にはその出し方が分からなかったんでしょうね。今まで自分を表現することを知らなかった彼女が、ここで自分と演奏を結びつける体験を初めて意識的にやったのかもしれません。
さらに、自分のほうがすごい!(笑)という自負、これはトキワにもつながっていくところですね。劣等感とプライドが柚葉の心の中で渦を巻き始めました。
コメントをありがとうございました。
コンクールー5への応援コメント
装いを理想のものにして挑んだ初のコンクール。これまでの経験を乗せた演奏で、トキワさんとしては良い滑り出しとなったのではないでしょうか……と油断していたら、二位!そして技術賞!これはすごい!やはりトキワさんの素質は本物か……!この結果は、やはり梢さんに言われるがままドレスを着て演奏したのでは得られなかったものでしょうね。
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
体調こそベストとは言えないものの、一番の懸念事項を払拭して臨めたコンクールでした。緊張とは無縁だったようで、思いのままに持てる力を発揮できました。
とは言え、やはり彼女の演奏はまだ独りよがりと言いますか、個性的すぎると言いますか、正統派の好演を上回る評価は得られませんでした。芸術と評価の関係はいつも悩ましさを残しますね。技術はしっかりと評価してもらえて、それは幸いでした。
コメントをありがとうございました。
コンクールー5への応援コメント
佐藤宇佳子さま、さすが。
嵐の記憶と曲の解釈が重なり、恐怖と歓喜が同時に湧き上がる描写がすばらしいです。また恐怖を歓喜へと反転させ、「不穏で情熱的」に弾ききった柚葉が、二位という結果に納得せず、自らの芸術にプライドを持つ一人の「表現者」として覚醒しました。そして、その覚醒を可能にしたのが「先生のジャケット」という点も味わい深いところです。完全に孤独な自立ではなく、誰かの温もりを身にまとった上での覚醒、という繊細さがこの作品にはあると感じました。
作者からの返信
九月ソナタさま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
「恐怖と歓喜が同時に湧き上がる描写がすばらしいです」とのお言葉、ここはそれを前面に打ち出したいシーンだったので、伝わってよかったです。お褒めいただき、ありがとうございます m(_ _)m
「誰かの温もりを身にまとった上での覚醒」という言葉に、はっとしました。たしかにそうですね。柚葉にとっては、先生の気配に守られながら、表現することとは何なのか、初めて自分で考え始めた瞬間なのかもしれません。言い換えるなら、最初の覚醒とも言えるかもしれません。
いずれは、先生のジャケットからも卒業しなければなりません。その時はその時で、新たな覚醒が必要になってきます。果てしない道のりですが、しっかりと歩み続けてもらいたいですね。
コメントをありがとうございました。
コンクールー5への応援コメント
柚葉が初めて音楽家としての自我を持った瞬間。
きっと、今回のコンクールはとても気持ち良く
弾けたのでしょう。この嵐の中に立つ感覚は
後々の財産になる…。そして、あの子供らが
両腕をふわっとヤるオジギって…何なんでしょうねw
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
今回のコンクールについては、結果を残せたことに加え、練習時のいくつもの出来事が、今後柚葉を成長させていく貴重なきっかけとなるでしょう。また、あのトキワを作り上げる核になっていくとも言えます……。
両腕をふわっとヤるオジギですか? おお? どんなのだろう? 上半身を倒すときに両腕が左右に開いちゃうやつですかね? たしかに、子供はよくやっていますよね。調べてみても、そういうオジギの仕方を指導しているところはない模様。上半身を傾けるときに、バランスを取ろうと、無意識のうちに腕を広げちゃうのでしょうか。
コメントをありがとうございました。
編集済
コンクールー5への応援コメント
おはようございます。私もてっきり優勝すると思っていたんですが、2位ですか……。何が負けていたんでしょうね。
そもそも私は絵画とか音楽のコンクールはよくわからないです。ダントツで1位だなという場合を除いて、上位5人位は全員優勝でいいような気がします。
以前大学の住宅設計の課題で、非常勤講師になんと安藤忠雄氏が来てくれたんですが、全員100点でいいんじゃないかとおっしゃってました。
追記>安藤忠雄氏の件は私が学生時代の話です^^;
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
柚葉視点なので、柚葉の感じたこと、なんですよね。彼女は自分基準で最高に感情を乗せたつもりなんでしょうけれど、他人が見て聞いてそう感じられたかは別問題です。
絵画や音楽のコンクールは、候補者のなかから数名を選び出す必要性があるとき以外、あまり意味がないかなと私も思います。そしてその順位付け方法には、その目的にそぐう明確な指針を示すべきですね。別の目的で順位をつけるなら、同じコンテスタント群であっても、別の順位が生まれると思います。
非常勤講師に安藤忠雄氏を呼べるだなんて、何かコネでもあったのでしょうか? 学生さんたち(むしろ先生たちのほうが?)興奮したでしょうね。
コメントをありがとうございました。
コンクールー3への応援コメント
柚葉さんの演奏にわだかまりが……
さすがは緑子さん、よく気づくお方ですね。
コンクールまであも10日しかない、なるほど、心と身体の調整は大事ですね。緑子さんが言うのだから間違いないと、聞いただけで何だか安心してしまいますね。
緑子さんはドレスじゃなくジャケットとは。
柚葉さんはそれを聞いて「じゃあ私も」となるのか。
そうなると梢さんが目くじら立てそうだなぁ
( ;∀;)
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
柚葉の扱いに慣れてきた緑子には、彼女のちょっとしたしぐさや行動で心の動きが見えるようになっていたのでしょうね。何より、演奏にはその時々の気持ちが表れやすかったでしょう。
緑子は子供のころからドレスを着ないピアニストだったようです。「ドレスは好きじゃないから」それで当時許されていたのか、無理やり押し通したのかわかりませんが、彼女の言葉は柚葉に大きな衝撃を与えたものと思われます。
そして、おっしゃるとおり、柚葉がドレスは着ないなんて言い出したら、梢が何と言うか……
コメントをありがとうございました。
コンクールー1への応援コメント
緑子さんの指導、いいなぁ……!
ピアノに限らず、こういう物事の真髄に思いを馳せることを教えてくれる人に師事できれば(その教えを十分に吸収できれば)
後の人生がどんなに豊かになるでしょうか。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
緑子をお褒め下さり、ありがとうございますー!
緑子はこと音楽に関しては妥協せず、一貫して自分の理屈を貫いてきました。屁理屈もこねます。貫くためにはそれなりの筋道を準備する必要があります。ただ演奏するだけでなく、いかにしてわかってもらうかを日夜考えながら研鑽を積んでいたのでしょう。それは弟子の育成に大いに役立ちました。
この物語は柚葉に加え緑子の生き様も語る予定なのですが、緑子の存在感が強くなりすぎて……。どうやって柚葉をもっと推していくか、苦慮中です (^^;)
コメントをありがとうございました。
コンクールー2への応援コメント
柚葉、いいお兄ちゃんを持ってよかったね。お父さんも、聡明な人みたいで、それぞれの思いがよくわかってるみたいです。
プロの音楽家になれなかったことのトラウマを引きずってること、多分、梢さんも頭ではわかってるのだろうと思います。ただ、目の前にコンクールが現れると、もう、理性が吹っ飛んじゃうんでしょう。それだけ、生涯の悔恨なんでしょうね。そういう親は珍しくない。「なぜうちの子を試合に出さないんだ」とフットボールのコーチに銃を向けて脅したアメリカ人の父親のことを思い出しました。
佐藤様の嵐の描写、見事ですね。雨でびしょ濡れになったことなんて、ここ数年ありませんが、たしかに、前髪と鼻の先から水が落ちてきて閉口したことを思い出しました。怖さと興奮と喜びをもたらす嵐を柚葉が体験できて良かった!
どんな風に嵐をピアノで表現してくれるのか、楽しみにしてます。
作者からの返信
日野原 爽さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
兄は中学生という年頃なので両親に対してやや反抗的ですが、そこを差し引けば、比較的穏やかな気性のシスコンです。お父さんもですね。柚葉を枠に押し込めようとしてしまう母ですが、彼女にしても、まったく柚葉のことを思いやっていない、見えていないというわけではなく、ただそこに自分の音楽に対する屈折した思い入れが投影されててぐちゃぐちゃになっているんですね。そのあたり、察して下さり、ありがとうございます。
フットボールチームのエピソード、いかにもありそうで、怖いです。夢中になり過ぎたあまり、周囲が見えなくなるのって、本当に怖いですね。しかも、自分のことではなく子供のことというのが、また、エスカレートしてしまう要因でもあります。
ごく最近雨に濡れることはなくなりましたが、数年前くらいまではなぜか暴風雨の中を歩き回ることがよくありました(笑)。そんな経験がここで描写の役に立つとは……。人生、何がどう転ぶか分からないものですね (^^;)
コメントをありがとうございました!
師事ー2への応援コメント
音楽って難しいなと思います。正直言って、普通の人には演奏の良し悪しはわからないのではないかと。好き嫌いしかわからない、それもなぜ、好きなのか嫌いなのかはうまく説明できないのでは、と。柚葉は凄い。言葉にできる。
さよこさんのいろんな演奏があっていいのだ、という意見を聞くと、少しほっとします。
作者からの返信
日野原 爽さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
はい、私もしばしば、アマチュアにはプロが切磋琢磨するレベルでの良し悪しなんてわからないんじゃないか、と思うことがあります。そもそも良し悪しには時代による変遷もあるので、判断が難しいですよね。
とは言え、いまだにアマチュアの限界を認めきってしまいたくなくて、じたばたしているのですが、実際、限界はあって当然ですね。専門家と愛好家の理解度が全く同じなら、専門教育も訓練も不要ということになってしまいますから。さらに言うと、プロの中でも、生活のために音を奏でる人と、生活の心配なしに音楽の道を追求する人とでは、これまた、極める方向性とレベルが違うのでしょう。そう考えると、単純に「アマチュアには良し悪しがわからない」と悲観してしまう必要もないのかと思います。
――と、さよ子なら言ってくれるかなあ、と思うところです。
コメントをありがとうございました。
コンクールー4への応援コメント
緑子さん、巧みですね!制服としてジャケットを採用し、梢さんには「いかに大切なジャケットか」を伝え、トキワさんに着せることを納得させる…
そして、一度は動揺しながらも実践に挑むトキワさんのその精神力…見事!
それから緑子さんは中学時代に音楽コンクールで全国優勝ですか…やはり流石の経歴…
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
緑子、だてに年くってませんからね。その気になれば、梢を手玉に取るのも朝飯前です。
柚葉は緑子とのレッスンで、ずいぶん変わってきていたのでしょうね。もともと演奏することは大好きでしたし、みんなに応援してもらっているというプレッシャーも良い方に働いたのでしょう。自分から「弾く」と言い始めました。頑張ってもらいましょう。
緑子は、若かりし頃は国内トップクラスの実力の持ち主でした。高校卒業時にチェコスロバキア政府の給費留学生になったという裏設定もあるので。
コメントをありがとうございました。
コンクールー4への応援コメント
こんにちは。お邪魔しております。
ちょっとぶっきらぼうに見えて、緑子さんの気遣いは、本当に繊細で優しい……音楽家としても人としても尊敬できる方だと思います。
柚葉さんのお顔をちゃんと拭ってあげてから、ご自分の手を拭くシーンが、なんかすごく印象に残りましたよー。
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
ぶっきらぼうな緑子に繊細で優しいところを見つけ出してくださり、ありがとうございます! 憎まれ口多めですが、情に厚いところもないわけではないのです。
これまでの人生、さまざまにもまれてきた緑子です。もみくちゃにされる中で、ぶっきらぼうさと優しさの両方を身につけたようですね。
うへへ、遠部右喬さまに褒めてもらって、とても嬉しいのでした。
コメントをありがとうございました。
コンクールー4への応援コメント
札幌の春まだ浅い街は、車のチェーンで道路が
削られた埃っぽい感じになりますよね。
そしてコンクールの舞台下の様子の臨場感が
物凄いです…!ドキドキして来ました。
幼い柚葉の気持ちに胸が詰まる。石竹先生の
粋な計らいには熟く、良き師匠を得たと涙すら
出ます。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
札幌の春はそうですね。あの、とけ残りの雪がどんどん黒ずんでくるのとか、汚いけれど、春だなあって感じがします。郊外だともう少し様子が違うのでしょうね。
札幌と帯広とだと、また雰囲気が違うように感じます。町の規模がぜんぜん違うということもあるでしょうし、気候の差もきいているかもしれません。
いよいよコンクール当日になりましたが、始まる前が一番の関門でした (^^;) 柚葉にとって緑子の存在がなくてはならないものになった瞬間だったかもしれません。まだ小学生、すべてを自力で切り抜けられるほど強くはありません。このころの人間関係は柚葉の精神に多大な影響を与えたことでしょう。
コメントをありがとうございました。
コンクールー3への応援コメント
衣装のことですが、今度のオリンピックのシングルで金メダルを取った Alysa Liu 選手のことを思い出しました。
彼女はベイエリア出身(私もベイの住人ですが、オークランドは怖いところ)で、五歳からスケートを始め、十六歳で引退し、十八歳でカムバックしました。
生まれて初めてスキーに出かけたとき、とても気に入って、毎日でも行きたかったそうですが、場所が遠すぎたそうです。でもスケートでも同じセンセーションを感じたし、リンクは家から二十分だから、スケートをすることにしたのだそうです。
今度はこれまでと違って、曲も、服装も、食べ物も、練習量も、そうそう髪色も、何もかも自分で選ぶと決めることに。好きな衣装で踊るのは楽しい、と言っていました。確かに、あの衣装、すごく似合っていましたし、あの衣装なら、踊りたくなるなぁと思いました。
作者からの返信
九月ソナタさま
こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
Alysa Liu 選手、とてもチャーミングな方でしたね。一度スケートを辞め、ふたたび戻ってきたというのを知り、それも興味深く感じました。今度は自分ですべて決める、その決意はかっこよいと思いますし、それを周囲が認め、支えてくれたからこその大成だったのかなと感じます。金の衣装もよく似合っていたし、エキシビションの青のドレスもまた違うイメージで可愛かったですね。とにかく笑顔が印象的な選手で、すべてが演技に良い影響を与えているなあと思いました。
コメントをありがとうございました。
師事ー2への応援コメント
柚葉がコツコツと技術を重ねつつ、表現力がついてこないところ、このエピソードでも解決しなかったのは素晴らしいですね!
葉を繁らせながらも、頑なにつぼみを開かない花のようです。
でもこれが咲く時は、絶対大輪が咲く。そんな予感がひしひしとするんですよ。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
おお、竹部さまの美しい言葉で柚葉への期待が語られました。そして作者のハードルをぐぐぐっと上げてこられましたね (^^;)
子供の成長は人それぞれですからね。手をかけてもかけても、いっこうに花芽すら付けないように見えていても、その内部では確実に何かが変わっているのだと思います。
とはいえ、この、思いっきり情感をのせた演奏ができないというのは、トキワになっても悩んでいたことですので、実はどこかにずっと残り続けるコンプレックスでもあります。
コメントをありがとうございました。
師事ー1への応援コメント
「おつきさまと、おほしさま」の歌詞可愛いです!
少しずつ柚葉が緑子に見いだされていく過程が、読んでいてとても幸福な気持ちにさせてくれます。
>それは感情が何より大事ということの裏返しでもあるんだ。強い衝動、抑えようとしても抑えがたい心の動き、それに勝る動機はない。
文章を書く時も、これが大事なんだなとぼんやり思い始めたことだったので、私も緑子先生に弟子入り志願を……。
見苦しいほど感情的な文章になってしまわないように、理性的な筆を心がけているのですが、
根底にはどうしてもこの物語を書きたい、この子を私の胸の中だけで住まわせておくにはもう苦しすぎるという、激しい情熱がある作品が、誰かの心に届いてくれる気がしています。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは! いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
わー、「おつきさまと、おほしさま」気に入ってもらえましたか?! これは嬉しいお言葉です。詩なんて書かないので、こんなのでいいんだろうかと思いながら書きちらしてみました。
「この子を私の胸の中だけで住まわせておくにはもう苦しすぎる」って、情熱がビシビシ伝わってくるお言葉です。そうか、ロカテリアさんだけでなく、オンちゃんやラフィーちゃん、ロイさんやルビーさんも、伝えたいものを体いっぱいに詰め込んで一所懸命動いているのですね。
私の中では竹部さまは穏やかで柔らかに言葉を紡いでいく方というイメージが強かったので、熱いお言葉を聞いて、なんだかこちらまで気力が満ちていくような気持ちです。
私も心の動きはできるだけストレートに出さないようにと心がけてきたのですが、本作はかなり例外的な作品になります。この先も、ややもすれば「いたたた……」という描写がいっぱい出てきますので、お気づきになったら、心の内で、くす、と笑って見守ってやってください。
コメントをありがとうございました!
コンクールー2への応援コメント
コンクールが近づくと母親って落ち着かなくなってきますよね。ちょっとしたことで苛立ったり怒ったり、言葉の棘も含めてよく伝わってきます。
そしてお父さん、なんという包容力。緩衝材として家族のバランサーに欠かせない存在も上手く描けていてさすがだなぁ。
近頃の柚葉を気遣い外の世界へ引っ張ってくれる優しいお兄ちゃん。感情的になりやすいけれど年頃の子どもの心の不器用さが滲み出ていて味わい深いです。
最後に柚葉さん。
大自然のフォルテを全身で体感できたこと、お兄ちゃんに感謝ですね。おそらく一生忘れられない思い出になったことと思います。
本番までの練習や本番当日の演奏にレンジの幅を利かせられのかが焦点となりそう。
面白くなってきました。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
今回の梢は柚葉のサポート役ではなく、お尻叩き係になっていますね。完全にコンクールの雰囲気に飲まれてしまってるのでしょう。
お父さんは包容力の塊みたいな人になっちゃいました。この物語で数少ない毒のない人です(笑)。この梢をうまく操縦できますし、なんならこの勝ち気なくせにコンプレックスが強いという癖ありなところもひっくるめて可愛がっています。
樺月はわりとふつうの中学生ですね。シスコンですが (^^;)
そしてこの頼れるお兄ちゃんによって、柚葉の中に潜む何かに柚葉本人がようやく気付きました。これは今後の大きな布石になります。この体験はもちろんコンクールでの演奏にも効いてきますよ。この先も楽しんでお読みいただけますように!
コメントをありがとうございました。
コンクールー3への応援コメント
こんにちは。お邪魔しております。
柚葉さんの気持ちが痛々しいです。傷口からじわじわと血が流れ続けてるのかと思うと……誰が悪いという訳でもないのでしょうけど、やるせないです。物語のこちらから柚葉さんを応援してますよー!
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
柚葉を気遣ってくださり、感謝いたします。親にもわかってもらえないことって、ありますよね。柚葉がまた、あまりしゃべらない子供だったので、「スカートを履きたくない」と、どの程度深刻に感じているか、周囲もきちんとわかっていませんでした。このスカート問題は尾を引きます(すみません、今後もハラハラさせてしまいます……)
コメントをありがとうございました。
コンクールー3への応援コメント
やはり衣装の問題が出ましたか…トキワさんの本音としては、ドレスは着たくないのですね。今でこそ女性の演奏者は必ずドレスでなければいけないという認識は薄まりつつあると思いますが、トキワさんが幼いときはそうもいかなかったのかも…さてどういう決断を下すのやら…
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
そうなのですよ、ここは回避不可能な引っ掛かりポイントです。おっしゃるように、今は黒のパンツスーツでリサイタルを行う女性ピアニストもいらっしゃいますが、1990年代はほぼドレス一択だったのではないでしょうか。とくに子供の発表会やコンクールともなると色とりどりのドレスでいっぱいでした。あ、中学生・高校生は制服で出るという選択肢もありましたね。
柚葉のコンクール当日の楽屋裏は次回となります。さてどうなりますやら。
コメントをありがとうございました。
コンクールー3への応援コメント
子供にとっての服装というのは、どれくらい大きな意味を持つんでしょうね?
朝から汚い話で恐縮ですが、先日エプロン姿で家事をしているときに急に便意をもよおして、エプロンを脱ぐ間もなく便器に腰掛けました。なるほど、スカート姿の女性はこういう感じなのかと、ちょっと小説のネタに使えそうだなと思ってしまいました。
エプロンを便所に持ち込むなと怒られそうですが、便所に行ったあとに服を全部着替えてから家事を再開する女性もいないと思います。スカートがOKであればエプロンも問題ないでしょう。違う?
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
服装にどれほど大きな意味を感じるか、は子供それぞれとしか言いようがないのではないでしょうか?与えられている服のカテゴリーが自分の思う自分を侵害しないのであれば、子供によってはそれ以上は何でもヨシ、子供によってはそこからさらに選択していって、見せたい自分に近づけていきそうです。いわゆるおしゃれな子供、ですね。
柚葉の場合は「スカート」を与えられた段階で最初の関門を突破できません。これが「ズボン」であれば、あまりこだわらなかったかも、いや、のちのちトキワになることを考えると、そこそこおしゃれだったのかもしれません。
エプロン、スカートの気分になったということは、かっぽう着タイプだったのでしょうかね? ふだんから掃除して清潔を保っているトイレなら、エプロンしたままでもいいじゃん?と思ってしまいますが、これは平均的な女性の意見からはかけ離れているかも。
白衣を着たままトイレは、実験系によっては勘弁!となります。アンモニアの定量分析をしてる時なんて、トイレからの距離で数値に影響が出たりしますからね。でも料理はそんなことないよね、って思っちゃうんですよね。これは私が生ものをほとんど食べないからかもしれませんが。
コメントをありがとうございました。
コンクールー3への応援コメント
柚葉はドレスを着たくない。だから、その鬱屈した気持ちが演奏にまで出てしまった。
でも梢はパンツにジャケットとか許しそうにないな。
緑子は何とかしてくれるのか。
作者からの返信
七月七日さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
お母さんはピアノの発表会やコンクールならドレスが当然と思ってますね。今の時代なら、そんなこともなかったのでしょうけれどね、これ1990年代なのです。
柚葉にとっては「わたし」というのと同じくらい、スカートを履くのは気持ち悪かったようです。はっきり言えないまま迎えるコンクール、さてどうなりますことか。
ところで、巨乳派からのコメントがありませんでしたね(唐突ですが ^^;)。あの流れじゃ口を挟みにくかったのか、それとも巨乳派こそ王道との矜持が敢えて口を開かせなかったのか……
コメントをありがとうございました!
コンクールー3への応援コメント
ありがちなシチュエーションですね。
柚葉にとっては暴力的に周囲から丸め込まれる感じ。
でも石竹先生がいてくれて、本当に良かった!
でも、こういう圧力への反撥があってピアニストは
大成して行くのかも知れませんね。決して屈しない、
絶対に負けないぞ!という力は何ら障害のない
人生にはなかなか付き辛いのかも…。
そして…スマホ買い替えましたが使い慣れてなくて
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
そうなんですよね、母はともかく、伯父ともなると、ピンクとかフリルやリボンがいっぱいなドレスは苦手くらいの認識しかないので、本当に良かれと思ってやってるんですよね。
おっしゃるように、この周囲からの無言の圧力に潰されることなく、立ち向かうなり躱すなりしなければ、やりたいことはできないでしょう。柚葉がそうなれるかどうか……見守ってやってください。
スマホ、更新されたのですね! 慣れるまで大変そうです。ファイト!です。そして、それはそろそろ他人事じゃなく……いや、すでに買ってるんですけどね、替えるのが面倒で……もう、何か月……?
コメントをありがとうございました。
編集済
コンクールー1への応援コメント
今年十歳を迎える柚葉さん、成長の変化が見られますね。中庭でのゴジュウカラ、柚葉さんは自ら探し出すだけでなく、えくぼを穿つ表情の奥行きまで。背丈の伸長だけにとどまらない柚葉さんの所作の一つ一つに緑子さんの感慨に耽るシーンが印象的です。
梢の思索と連動する緑子さんの心の声が絶妙ですね。以前コンクールを見送った梢の焦燥たる心理も分かりますが、しきりに柚葉さんの様子を伺う緑子さんの気持ちがそれに勝るほど優しく胸に迫ってきます。心情描写が目に見えてリアルですね。
課題曲「大雷雨」――ダイナミックレンジを想起させる予感。柚葉さんにとって初めてとなるコンクール。感情を込められるフォルテを体現出来るよう、封印していた練習の解放段階に入ったと拝察します。
作曲家の思惟の跡をたどる、説得力のある地の文が心地よいです。作曲家の為人を理解し、自分の経験と技術と気持ちを表現する。ピアノってとっても奥が深いんですね。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。こちらにも、繊細なコメントをありがとうございます。
くっきりえくぼの出る笑顔を見せるようになった柚葉を感慨深く(いや、おもしろいものを観察する気持ちも混じっていますね ^^;)見守る緑子です。
『大雷雨』はYoutubeでもいくつか動画を視聴できますが、赤松林太郎さんの下記の演奏がとても素敵です。ただ激しいだけの嵐ではなく、不穏さを前面に打ち出した嵐という雰囲気があります。
https://www.youtube.com/watch?v=Nk-KOA__3wU&list=RDNk-KOA__3wU&start_radio=1
他の方の演奏にもいろんな味わいを感じられ、本当に音楽の演奏って多様だなと思わされます。
ここから柚葉のトレーニングが徐々に本格的になっていきます。ダイナミックレンジがどうなるのかも含め、見守っていただけると嬉しいです。
コメントをありがとうございました!
編集済
師事ー2への応援コメント
柚葉さんの精神的に控えめな演奏は線のような繊細さを演出するには長けている。しかし、感情を揺さぶり、非日常を思わせるような心底から湧き起こるフォルテを導くダイナミックレンジには及ばない。この空白の伸び代に、緑子さんは大いに期待していると読み取れます。しかし、柚葉さんの性格上、急ぐのは得策ではなく時間をかけて彼女のペースで育んでいくのが柚葉さんの可能性の幅を伸ばす最善であるとわかります。
連弾は難しそうですが、一度その高低の共鳴と一体感の深淵を覚えたら楽しいでしょうね。
さよ子さんに対する連弾でもそうですが、緑子さんが心優しい止まり木となって緩急自在な指導内容が伝わってきます。
今後の緑子さんの親身な指導と柚葉さんのかけがえのない成長が楽しみで仕方がありません。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも丁寧に拙作を読み解いてくださり、ありがとうございます。
線のような繊細さはあるけれど、それではダイナミックなフォルテにはつながらないという表現、素敵ですね!
ピアノで劇的な演奏をするには美しく効果的なフォルテが必要になりますが、それと並び欠かせないのが弱音の美しさです。「弱」があるから「強」が引き立ちます。子供にはむしろ難しい弱音に秀でた柚葉です。これでフォルテを上手に響かせられるようになれば、ダイナミックレンジは一気に広がりますね。彼女を心理的に束縛しているものが上手に吹っ切れるかどうかが、カギとなるでしょう。
柚葉は頑固でしつこいですからね(笑)自分が心から納得できなければ変われないタイプです。緑子はもうそれを承知して、自発的に変わっていけるよう、少しだけ手をかして、あとは待っているのでしょう。
連弾はある意味強引に柚葉を揺さぶる練習ですが、おっしゃるように、ここで「楽しい」と思えたらしめたものですね。緑子はソロ演奏をメインに活動したピアニストでしたが、指導するうえで相手を活かす連弾にはたけているようです。
このふたりの二人三脚はほほえましく、私も楽しく書いています。
コメントをありがとうございました m(_ _)m
コンクールー2への応援コメント
拝読いたしました。
畑が違うかもしれませんが、普段体験しない大自然の力強い景色は創作者にインスピレーションを与えてくれます。
ピアニストにとっても良い刺激となるのではないか、と愚考しております。
作者からの返信
二ノ前はじめさま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
二ノ前さまの作品を読むたびに、自然の力の抗いようもない力強さや残酷さ、だからこその美しさを感じさせられます。何かに圧倒されるという体験は、創造に大いなるインスピレーションを与えるものですね。
これから柚葉の演奏がどう変わっていくか、展開の遅い物語ではありますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
コメントをありがとうございました。
コンクールー2への応援コメント
お兄ちゃんの誘い、もしかしたら大きなトラブルを招くのでは…なんて思っていましたが、トキワさんにとって良い刺激になったみたいですね!
自然に触れ、トキワさんの中で音楽のインスピレーションが湧いた…はず!けれど、とにかく今は体調を崩さないようにするのが最優先!!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
兄とこっそり抜け出して久しぶりの自転車で遠出、しかも嵐に巻き込まれ……って、これは大ごとになっていてもおかしくなかったです。怪我をしたり、風邪をひいたりということが十分に考えられました。大事にいたらなかったのは幸いでしたね。
荒っぽいやり方ですが、柚葉は得るものがあったようです。あとは体調を崩さず、精神的にも落ち着いて当日を迎えられれば!
コメントをありがとうございました。
回想への応援コメント
さよ子さんが緑子さんのピアノを聴いての言葉には、演奏家として求める技術と才能への信頼がベースにあって、その上でじゃれつくような可愛げが秘められていますね。
緑子さんにもそれを受け入れて、答えてあげる柔らかさを感じます。
恋人同士の会話には、やっぱりこういう甘さが欲しい!
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます m(_ _)m
セリフの字面だけ追うとかなり辛辣にも取れる内容ですが、さよ子は笑いをこらえながら、明らかにからかっていますね。あの緑子を大胆な言葉でからかえるのはさよ子くらいのもの。緑子もそれを認めて、やれやれと苦笑いしています。まさに、恋人どうしのじゃれ合いです。この緑子の言葉遣いに、つねにロカテリアさんを意識してしまう私です!
コメントをありがとうございました。
コンクールー2への応援コメント
佐藤さんの苦手なあれがあるかもしれませんが、山も自然で溢れていて楽しいんですよ。但し雨を楽しめるほどには達観できてはいません。キャンプもそうですね。大のキャンプ好きの友人は雨の日も楽しいとは言ってます。
創作って妄想と体験でできてますよね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
低い山はアレでいっぱいですね。私にとっては拷問のようなものです。(^^;)あえて名前を挙げずにすませてくださり、ありがとうございます。
自然を楽しむキャンプであっても、そこで雨に降られて楽しめるかというと、それはまた話が別なのでしょうね。非常事態の訓練じゃないですから。私は激しい雨に降られたら、傘にしがみついているよりいっそ濡れたほうがさっぱりするわ!というタイプですが、そう思えるのはすぐに乾いた部屋に帰って体を乾かす当てがあってこそなのだと今気づきました。それができないのなら、必死になって濡れないようにするかも。
妄想と体験、どちらも創作には必要ですね。どちらかに偏ると、大抵ろくなことは起きません。
コメントをありがとうございました。
コンクールー2への応援コメント
お父さんが優しくてよかった。
お兄ちゃんも鳥好きなんですね!ピアノから離れて自然に目を向ける、そんな経験が柚ちゃんにいい影響を与えることが中学生にして分かってる!このドキドキ体験で柚ちゃんのピアノがどう変わるのか、楽しみです♪
梢のヒステリックな行動に家族みんな辟易としている様子がよく描かれていて面白かったです♪
作者からの返信
七月七日さま
こんにちは! いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
この話に限らず、拙作に登場する男性陣はどうやら概して優しいようです。願望(笑)? ただ私の作品なので、とんでもない裏もありえるということをどうぞご承知おきください。
兄も鳥好きでしたね。鳥好きというわけじゃなくても、クマゲラを見たら、そのサイズの大きさに目を奪われるかも。見てみたいです。
大人げない梢ですが、その言葉は社会の本音みたいなところがあります。むやみに柚葉を抑圧しているわけでもないんですよね、これが。
コメントをありがとうございました!
コンクールー2への応援コメント
平原大橋ッ!!🥢でも北海道って、なまら
クマゲラいるんですよね…あと、アカショウビン
学校の木に停まってましたね。それから
ヤマセミ?白いの。青いカワセミも見た事が
ありますよ!🌲🪵
おにい、ナイスアドベンチャー✨!こういう
実体験って物凄く大事…!!
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございますです。
ふふ、ここにも元道民が! クマゲラ、見たことありますか? 私はないんですよね。アカゲラが街路樹を突っついていたのくらいしか。アカショウビンも見たことあるんですか!? いいなあ。カワセミは今の通勤路で見かけたことがありますよ! どぶ川を飛んでいました (^^;) ヤ、ヤマセミはないなあ。あ、インド洋で船にヤツガシラが迷い込んできたことはありました……って、何自慢(笑)
樺月はシスコンです。柚葉のことをよく見ています。そして、身を持って知ることは重要ですね。何日も悩んでいたことがたった数分の体験で解決したりしますから。
コメントをありがとうございました。
師事ー1への応援コメント
> 柚葉、いろんなことを体験しなさい。たっぷり心を動かしなさい。
→ このフレーズにすべてが込められている気がします。経験の豊かさと振れ幅の大きさが可能とする他演者との演奏の差別化。至上の動機ともなりうる感情が何より大事であり、心のコントロールはそのことへの裏返しであると。
緑子さん、いいこと言うなぁ。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます m(_ _)m
わあい、緑子さん、刹那さまから「いいこと言うなぁ」って褒めていただけましたよ! これは嬉しいですね!
緑子本人は天才肌のピアニストでしたが、年齢を重ねてきたぶん、思うところは多いのだと思います。また、彼女の恋人のさよ子が緑子とはまるで別タイプのピアニストでしたから、そこで気づかされることも多く、それが指導にいかされているのでしょうね。
コメントをありがとうございました。
師事ー2への応援コメント
自分はピアノはおろか楽器をまともに習ったことのない素人なのですが、まるで演奏家の頭の中をそのまま覗かせていただいているような文章に痺れました。
縁のなかった世界なのに、美酒とミネラルウォーターの比喩など、納得感しかない表現も多くあって、登場人物の内面と思考に引き込まれます。
続きもゆっくりと楽しませていただきます。
作者からの返信
おりのさま
こんにちは! ベ、ベンチわらしさんがいらっしゃった、いや、クッキーちゃんかも、とびっくりしております。御作、圧倒されながら拝読していたのですが、結局最後まで無言で読み終えてしまい、大変失礼いたしました。何かコメントをと思いつつ、あの作品の熱量にそぐう言葉が思い浮かばず…… いや、申し訳ありません。
拙作に嬉しいお言葉をありがとうございます。私も音楽に関してはアマチュアの音楽好きでしかなく、音楽の楽しさ美しさを言葉で表したらどうなるだろう、を試行錯誤している作品です。楽しんで読んでもらえるのは、何よりの喜びです。
コメントをありがとうございました m(_ _)m
入門ー2への応援コメント
帯広に住んだことがありますが、カーンと骨に響くような寒さは道内でも屈指の厳しさだと思います。
柚葉の印象が、茶房カフカで見ていた時とはだいぶ変わってきた部分もあり、補強された部分もあります。
緑子さんという師を得て、柚葉の才能は花開くのでしょうか。ワクワクしながら見守っております!
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
なんと、帯広にもお住まいだったことがあるのですね。道内でも寒暖差の大きい、過酷な気候の地域ですよね。昨年は酷い猛暑だった記憶もあります。
子供のころからを追っていくと、人の印象ってかなり変わりますよね(と言って一貫性のなさをごまかす……💦)でも、柚葉の心の奥にはきっちりトキワとなる核が潜んでいます。間もなくそれがかいま見えてきますよ ٩(ˊᗜˋ*)و
コメントをありがとうございました。
コンクールー1への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
作曲家の背景まで想いを馳せなければいけない、そこで終わらず、自分のものにしなければいけない。音楽に限ったことではないのかもしれませんが、やっぱり芸術は修羅の道ですよねえ。
緑子さんのご指導は柚葉さんにとても合っているように思いますが、お母様との関係がどう影響するのかも気になりますよー。
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは! 拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
芸術って自分の感情と向き合って、それを素直に出してりゃいい……ってものでもないのですね。自分の感性を研ぎ澄ますことは大前提、それ以外に必要なことが山ほどあります。ピアノなんて技巧が必須ですが、それを前面に打ち出しすぎると技巧に走って中身がない、なんて批判されたり。大変です。
緑子と柚葉は馬が合いそうです。でも、ご懸念くださった梢の存在が、この先かなり大きな問題となってきそうです。ちょっと危うい親子関係ですねー。
コメントをありがとうございました!
ピアノへの応援コメント
Y先生と上手くいかなそうだなと思っていましたが、今回は決定的でしたね。
柚葉が梢に自分の意見をぶつけて泣きじゃくるシーンは、読んでいてなんとも胸が痛みました。
でも、希望が伝えられて偉かったし、大きく運命が動きはじめる予感です。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます!
やっぱり、といいますか、ああついに!という感じですよね (^^;)。Y先生、臆病なくせに頑固で自己主張の強い幼児に免疫がなかったのでしょう。でも、お母さんにははっきりと伝えられました。幼稚園児にしては上出来でしょうね。
ここで市井氏のつてをたどって石竹緑子氏との縁が生まれることで、柚葉の人生は大きく変わっていきます。まだまだ紆余曲折を経ていきますので、どうぞ見守ってやってください。
コメントをありがとうございました!
コンクールー1への応援コメント
梢さんにとって、トキワさんにピアノを習わせることは自身のリベンジのようなものだったのですね。おそらく理想とするピアニストの姿があって、その姿にトキワさんをはめようとしている…
コンクールに取り組むタイミングとして、小学4年生というのは何とも絶妙な年齢ですね…まだまだ幼いと思いますが、もっと小さい頃からコンクールに出場している子も確かにいる。それに実践を通して学ぶこともたくさんあるとも思います。しかし、コンクールの結果に囚われすぎると才能を潰すことになるかもしれない…本当に難しい問題ですねこれは。ピアノ以外に、スポーツなんかでも同じ問題が生じるように思います。
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
子供の心身の健やかな成長と何かのプロになるための理想的な鍛錬法って、相容れないことがしばしばあります。ピアノの場合、コンクール三昧の生活に突入すると、外で駆けまわったり友達とおしゃべりしてのんびりすることが難しくなります。しかも、常に勝ち負けを気にせねばなりません。それを小学生のうちに始めてしまうのは、子供の発育にとって良いこととは言えないでしょう。その一方で、ピアノのさまざまな技能について、五歳未満とか十歳未満でトレーニングを始めると、それ以上になってから始めた場合にくらべ明らかに有利だという研究結果も出ているようです。言葉を習得するのと似たような感じですね。
スポーツに関しても、同じようなジレンマがしばしば取りざたされます。
三、四歳の子供が一生涯の職業を迷いなく決めるなんて、現実的に無理でしょう。この問題はつつき始めると根深いので、とりあえず、このあたりでごまかしておきますー。
梢が柚葉に自分の夢や理想をごっそり押し付け、それに邁進する理想的な環境をつくってあげようとしているのは間違いないですね。それが良いのか悪いのかは、別問題としても。
コメントをありがとうございました。
コンクールー1への応援コメント
柚葉は、熟くとても凄い先生につきましたね。
なる程、こういう内外への向き合い方が自分の
レンジを広げて課題曲を正確かつ自分のモノに
して行くのでしょう。とても丁寧なその過程は
まさに、鳥達の営巣そのもの。
いつも拝読するに、圧倒されます。🪺
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
緑子、癖つよおばちゃんですが、馬が合うと最強ですね。このころは公の活動から退いていたので、弟子は柚葉ひとり、彼女に集中できたというのも、きめ細やかな指導に繋がったのかもしれません。柚葉は幸運でした。ここで踏ん張ってもらいたいところ!
コメントをありがとうございました m(_ _)m
回想への応援コメント
リストの「鬼火」は聞いたことがなかったので聞いてみることに。
超絶技巧の最高難易度級といえば伝わるのかどうか、こんな恐ろしく見えない運指で跳躍する打鍵は宙空を飛び回るようですね。
音の表現を読み手に文字だけで伝えるのは極めて難しいですが、音以外の情報を丹念に交え、形容することでそれに近づける可能性を感じます。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
言及した楽曲を実際に視聴してくださったのですね。じっくり本作に向き合ってくださって、とても嬉しくなります (*^^*)。
『鬼火』、超絶技巧って言葉そのままの曲ですよね。火花がぱちぱちと四方八方に飛び散るんじゃないかという曲で、でも、演奏者によって、静かで冷たい炎を思わせる人もいれば、明るく輝く光の人もおり、雰囲気ががらりと変わるのがおもしろいですよ。ということを文字だけで表すのはなかなかてこずりますが、伝えたい雰囲気を察していただけるような、あるいは興味をもっていただけるような描写を目指して頑張ります。
コメントをありがとうございました。
師事ー2への応援コメント
緑子さんの「プロとして食べていくための演奏」についての考え方は、かなり共感します。プロの演奏を聞くのは音楽に精通している人だけではない。ならば、わかりやすい演奏もできるようにならないと…と思います。
一方で、さよ子さんの意見も「確かに」と思わされる…いつもいつでも、誰にでもわかる演奏が好まれるわけではない。微かな音の変化を楽しみたい人もいて、その人たちに向けた演奏をするプロも必要…
表現者として、このようは二つの考え方のどちらに寄るかという悩みに直面する人は多いのではないかと思います。ピアノ以外の楽器もそうですし、絵とか文章とかも近い部分があるなと思いました…!
さてトキワさんの演奏は、これからどうなっていくのか…!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます。
このあたり、プロにはプロの、素人には素人の言い分があるのかもしれないですね。どちらも切り捨てることはできないのだと思います。
音楽以外の表現者が直面する問題ではないかとのご指摘、私もそうだろうと思います。詩や絵の世界なんて、それとそっくりだなあと思います。
科学の世界でも、最先端の研究をしている人は超高度な議論ばかりをしていますが、それを研究する発端は誰でもが分かる疑問だったはずで、最先端研究をやりつつ、そこまでの道のりを非専門家にも説明できなきゃプロではないと思っています。
トキワの演奏がここからどのように変わっていくか、気負わずにご覧いただければ幸いです (^^;)
コメントをありがとうございました。
出会いへの応援コメント
大人になってからのトキワ改め、柚葉を知る読者としては、最初のピアノの先生は大変だっただろうなぁと思います。
指導したことは多分すぐに吸収してしまっただろうし、つまらないと感じていることを言葉にはしなくとも態度で隠さないタイプだっただろうし……。
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
Y先生がどれだけ手を焼いたか、想像に余りありますね (^^;) 幼少期はまだ素直だったと思うのですよ。それでも、大人になってから現れていた性格の芽はすでにあったはず、おっしゃるように、興味のあることはすぐに吸収してしまい、納得できないことは教えられてもやらない、かなり可愛げのない強情な子供だったと思われます。
コメントをありがとうございました。
師事ー2への応援コメント
こういう物凄くて✨素晴らしい文章を
拝読すると、心底自分の限界を思います。
石竹先生は、何処かさよ子に似た柚葉に対し
改めて別の何かを見出しましたね。そして
柚葉の音楽や性格もこの頃に確立した様に
思われます。後の柚葉を知るだけに「ああ、
あの時のブローチって…」と。当時、あの
アイテムに何となく違和感を持っていたのを
思い出しました。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作にお越しくださり、どうもありがとうございます。
過分なお言葉をいただき面映い気持ちです。
最近、コメントやレビューコメントだけじゃなく、自分の作品まで、書くことがままならなくなってきました。たぶん、書くという技術が未熟なだけでなく、書くための内面がまた足りてないのだろうなあ、と。本作、書いては消しの繰り返しで、いまだ着地点が定まらず…… 困ったものです。
いつもいただくコメントに、励まされたり、ヒントをもらったりしています! 小野塚作品からも気づきを得たり、打ちのめされたりしております。ありがたや、です🙏
柚葉は内気な小学生ですが、もちろん、あのトキワとなる片鱗が見え隠れしていますね。ブローチ……コンパルさんを牽制したラペルピンでしょうか? ここであのアイテムに至る道を感じ取られましたか? これは気になるところ!
コメントをありがとうございました。
プロローグへの応援コメント
茶房カフカでは、底知れない情念を秘めた人物という印象があったトキワですが、幼少期からすでにこの感性の持ち主だったのですね。
私は音楽に全く素養が無いのですが、佐藤様の作品に触れて、「読む音楽」の楽しさに目覚めつつあります。
楽しみに拝読させていただきます!
作者からの返信
竹部 月子さま
こんにちは。こちらにもお越しくださり、ありがとうございます!
雀百まで踊り忘れずと言いましょうか、三つ子の魂百まで言いましょうか、トキワ改め柚葉は幼いころからこのような独特の感性を持っておりました。でも、この頃はかわいげもあったのですよ。
音楽の描写は手探りでして、過不足あって読み手さまをやきもきさせてしまうかもしれませんが、できるだけ楽しんでもらえるようにがんばりまーす!
コメントをありがとうございました m(_ _)m
師事ー1への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
緑子さんが柚葉さんの繊細さを理解できるのは、これまでの経験の蓄積だけでなく自身の繊細さによるものなのかも、と感じました。素敵な先生ですねえ、緑子さん……
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは。拙作へお腰下さり、どうもありがとうございます。
ふふふ、もう、声に出してお呼びすることもできますよ、おんべさま!
緑子は確かに経験も豊富なピアニストですが、彼女自身の気質や繊細さが柚葉にぴったりだったということは大きいでしょう。
意外にね、緑子も繊細なところがあるのです。ひたすら傲慢に見えますけれど。遠部さま、なぜお気づきに?! あ、遠部さまも繊細なのですね、きっと。
素敵な先生と言ってくださり、とても嬉しいです。
コメントをありがとうございました。
師事ー1への応援コメント
トキワさんの奏でる音にも、ほんの微かではあるかもしれませんが、感情が乗っていて、色がついていだんですね…まるで、52Hzのクジラのような、届きにくいけど存在している音色が。
抑えがたい感情…緑子さんのこの言葉に連なる思考が、後のトキワさんに多大な影響を与えている気がしてなりません…!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。こちらもお読みくださり、どうもありがとうございます。
柚葉の灰色の演奏は、コントラストを強調してみると、あらら、きちんと強弱が浮かび上がってきましたよ、という感じでした。実際、耳が良すぎて大きな音が苦手だと、そんなふうになりがちじゃないかなあ、と。
52Hzのクジラたちは未読なのですが、そういう繊細な音のお話なのですか? ちなみに、映画は大分もロケ地のひとつだったようです。
緑子の思想や言葉は、柚葉からトキワを作り上げるうえで、欠かせない建材になっているでしょう。緑子あってのトキワです。
コメントをありがとうございました。
回想への応援コメント
緑子さんがピアノをやっていることには、このさよ子という人が何か関わっていそうですね。
そして、幼いトキワさんの影響をも受けている緑子さん…それだけトキワさんに才能を感じているのかもしれませんが、緑子さん自身、実は柔軟に周りの人の技術を吸収していくタイプなのでは…なんて思いました😅常に自分をアップデートしていく。そんなプロ意識にもつながっているように感じます!
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
緑子とさよ子のつながりに関しては、この先も断片的に語られていきます。緑子がまだ幼い教え子の影響を受けたのは、ジロギンさまのご推察どおり、教えるだけでなく、自分自身も吸収していくタイプだからでしょう。プロであれば、ある地点に到達できたとしても、常に自分の能力や感性をブラッシュアップし続けねばならないですよね。終わりが見えない努力です。精神的にきつそうです。
コメントをありがとうございました。
師事ー1への応援コメント
物凄く素晴らしい先生に師事した柚葉。
それが理解できるのは、きっともっと大きく
なってからでしょうが、少なくとも石竹先生の
レッスンはとても居心地が良い場所になって
いるのでしょうね。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
そうですね、子供のころ、あるいは大人であっても、教わっている最中って師のありがたさに気づけないもの。それを実感するのは、離れてみてから、ですね。
おっしゃるように、このレッスンは居心地の良いものになっていそうです。頭ごなしに「こうしなさい」で導くレッスンではなく、考えさせ、選び取らせる方針は、少なくとも柚葉には合っていたようです。
コメントをありがとうございました。
編集済
入門ー2への応援コメント
これまで演奏の形という表現の自由を抑圧された教育環境によって柚葉ちゃんは押しつぶされてきた。奏者の口からではなく奏でられた音質からすぐに察知し考察を交え、慈愛の至りと期待を膨らませる緑子さんの慧眼と経験的な聴力とが素敵ですね。
何より音楽の形式や論理にとらわれない自由な奏法が印象的です。柚葉ちゃんの思い出を引き出し、一つのストーリーとしての音楽を表現させる、緑子さんは心の瞳のピアニストだなぁって感じるのです。
緑子さんのもとで丹念に経験を積めば柚葉ちゃんは誰もが認める素晴らしいピアニストになれると強く感じます。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
柚葉の演奏は緑子を驚かせるほどアンバランスでした。技術は年齢をはるかに超えるものを持っているのに、ちっとも面白くない演奏しかできない、と。ピアノを学ぶ子供たちは、ひとりひとり、習得すべきものは異なっているのでしょうが、足りないものに敏感に気づき適切に教えてくれる先生はなかなかいないでしょう。今までのY先生も……。緑子が柚葉に興味を持ってくれたのは、柚葉がピアノを学んで行く上で大きなターニングポイントになりました。
「心の瞳のピアニスト」という表現が刹那さまらしくて、とても良い言葉だなあと思いました。
コメントをありがとうございました。
回想への応援コメント
リストの『鬼火』が似合うさよこさんというのは
何となくどんな方なのか、想像出来ますね!
そして、どうしてピアノの先生らは「それは
鬼火じゃない」とか鬼火弾いてても言うのかw
でも「それはリストじゃない」とか言われなくて
良かった…。
そして市井…彼らは長い付き合いなのですね。
(イチイってオンコの木だな、と今ふと思う)
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、ありがとうございます!
ピアノの先生の「それは○○じゃないわ!」、いかにもありそうです (^^;) たぶん、私も子供のころに口が酸っぱくなるほど言わせていたはず。
そしてご明察! 「市井」はイチイ、オンコの木です。『茶房カフカ』では登場人物たちは色の名前でしたが、本作、木関係の名前と色の名前が入り乱れておりますよ。探して楽しんでくださいー。
コメントをありがとうございました!
編集済
入門ー1への応援コメント
まるで道民が地理的な観点も含め冬の厳しさを経験的にありありと描いたような冒頭。素晴らしい。
灰色のモーツァルト? どうしたらこんな表現ができるのだろう。地味だから? 華々しくないから? つきはぎだらけ? 様々なネガティブをオブラートに包んだ灰色という表現が秀逸です。
それはさておき、緑子さま、なんて研ぎ澄まされた繊細な心の声を残してくれるのか。
小さな鼻鳴さえ、柚葉の洗練された聴覚に拾われた先の幾ばくかの狼狽さえ美しく感じる。
これは文学を超えた芸術ですね。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
この一話、比較的地味な話であるのですが、自分としてはなぜかとても気に入っている箇所なのです。その要素をひとつひとつ丁寧に取り上げてくださっているこのコメントを見て、とても嬉しくなりました。
ここで柚葉の演奏の欠点が出てきました。とにかく華といいますか、色彩に乏しいんですね。市井や緑子にはすぐにそれが分かったようでした。緑子のちょっとしたしぐさに敏感に反応する柚葉。彼女の聴覚もまた、鋭いですからね。
過分なお言葉をいただき恐縮すると同時に、同じ感覚を共有してもらえたことに舞い上がっています。
コメントをありがとうございました。
入門ー2への応援コメント
何事も、まずは上手な人の真似から始めて、少しずつ自分らしくカスタマイズしていくのが基本だと思います。しかし当時のトキワさんはまだ6歳。自分らしさなんて分からなくても当然ですよね。緑子さんの演奏をコピーできる技量があるだけでも、今は十分過ぎるといったところでしょうか。
ピアノの練習を続けていれば、譜面通りに弾いたり誰かの演奏を模倣したりといったことはできるようになるのかもしれません。いわゆるプロと呼ばれる人たちはその先、譜面にも書いていないし、誰のものでもない演奏を確立している…のだと思います(完全に素人意見です😅)。この領域は誰も答えを知らない、答えのない世界。そこから自分らしい演奏を見つけ出すのは、至難の業だと、素人の私でさえ感じます。
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。お加減いかがでしょうか?
さて、いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
何かを習得する場合、模倣から入り、その上に独自の技や魅力を積み上げていくのはそのとおりだと思います。
コピー能力、つまり指を操る基本的な技術に加え、微妙な調子を聞き分ける能力とそれを記憶する能力に柚葉は人並み以上に長けていたようです。でも、これを突き詰めるだけではアマチュアどまりでしょう。ここから「自分」をどうやって表現していくか。人々を魅了するような音を作り上げていけるのか。これは、のちのち、彼女の生き様や人生対する覚悟までもが関わってくることかもしれません。
今はまだ六歳児、まずはもう少し基本的なところから学んでいきます。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
セコンドがうみおとした始まりの打鍵から、地底でとどろく終焉へと向かう弔いの一槌まで。
まだ幼い柚葉ちゃんにとって忘れられない余韻として残り、音が人心を引き合わせる素晴らしさを感じます。柚葉ちゃんは音を聞き分ける優れた耳を持っているのでしょうね。
いくら実績のある素晴らしい先生に巡り会えても相性が良くなければ長続きしません。
緑子さんへの師事となるのか、祈りたい思いです。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
幼い時期に、深く記憶に刻まれるような体験ができるって、幸運なことかもしれません、それを人生の道しるべとして邁進していけるなら、なお、幸せなことですね。
ぼんやりとして、あまり表情のない柚葉ですが、良い耳を持っているようですよ。
さて、劇的な出会いをした緑子に柚葉は師事することがかなうのか、これからの展開をお楽しみください。
コメントをありがとうございました。
出会いへの応援コメント
注釈ありがとうございます。
オケとはオーケストラの略でしょうか。
すみません素人で。
音楽を題材とした優れた小説は音が立体的に見えるだけでなく、その背後に演者の人となりや過去が見えると聞きます。
音楽小説では約10年ほど前に恩田陸著の『蜜蜂と遠雷』を読んだことがあるのですが、それに近い感性や描写力をこの小説から感じます。
私には到底得難い経験や知識、音楽の奥行きや醍醐味などを佐藤様からよい刺激として頂いております。
くれぐれもお体に気をつけて、連載頑張ってください。
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
はい、オケはオーケストラです。この作品、注釈を最低限しかつけていないので、なにこれ?!が今後も出てくるかもです。もし、お気になったらいつでもご質問ください m(_ _)m 私も音楽は専門家ではないので、ニュアンスをはき違えていたり、勘違いしたりがあるかもしれません。突っ込みも大歓迎です。
『蜜蜂と遠雷』はずっと存在は知っていたのですが手が出ず、縁あって読んだのは本作を書き始めてからでした。音楽をこのように徹底的に「読ませる」のもありなんだ、と励まされたのを覚えています。音楽専門家からしてみると、ナンセンス!と感じられる箇所も多いかもしれません。音楽家の日常や練習光景など、具体的なことは本職を満足させるような描写にはできないかもしれませんが、音楽が日常にもたらす彩りや高揚を文章に写し取れていたら嬉しいことです。
刹那さまも肩ひじ張らずにお楽しみいただけたらと存じます。
コメントをありがとうございました。体調へのお気遣いもありがとうございます! 今回は見事に咳のみの症状なんですよね。刹那さまもどうぞご自愛くださいね。
入門ー2への応援コメント
ゴジュウカラって鳥、検索しました。綺麗ですね!
柚葉の才能!すごいようです♪
ところで佐藤さん、文体が変わった気がするのですが、作品によるのかな。
初めて読んだのは、一文が長い文体でした。
作者からの返信
七月七日さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
ゴジュウカラ、可愛いでしょう? 落ち着きのない鳥 (^^;)で、忙しなく動く様子もまた可愛らしいのです。
文体変わりました? あまり意識していないのですが。七月七日さまは『天窓』からお読みくださったのでしたっけ? もしかしたら、あれはだらだら長い文が多かったのかな?
コメントをありがとうございました。
編集済
入門ー2への応援コメント
コの字型の家はくど造りと言って、九州北部の古い住宅に見られる建築様式です。中庭を包むような構成が好きなので、私もよくやります。
本筋には関係ないですが、北東は鬼門ですが南西は裏鬼門にあたりますので、敷地の狭い都市部ではともかく、敷地の広い地方の住宅ではあえて裏鬼門に玄関を配置するのは珍しいです。なのでそう言った築年数の経った住宅があれば、施主が家相など気にしない先進的で柔軟な思想の持ち主だったんだろうなと、深読みしてしまうのが建築屋の性です^^;。
最近では家相なんて、知らない人も多くて気にする人は少ないです(商売をしている人は今でも結構気にします)。物語に出てくる家の設定に反映される必要なんて、もちろんないと思います。ただ、ネタとしては何かに使えるかもしれないので一応書いておきました。
ゴジュウカラとシジュウカラはいるのに、サンジュウカラとか二ジュウカラはいないんですね。言葉の響きに、中年の悲哀を感じます^^;。
追記>家相はその部位の面している向きではなく、建物重心からの位置で決まります。コの字型の場合、重心は中央部分の南寄りになると思いますが、そこから南西位置であれば裏鬼門になります。但し重心位置によっては西南西になるので、その場合は玄関は吉相になったりします。重心の位置が流派によって違ってくるので、結局何のあてにもなりません。我々がチェックするのは、難癖をつけてくる親戚の人間に反論する理論武装をするためと言う感じです。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
家相は一応考えていたはずなのに、あれ?と思って見直して気付きました。
玄関の向きは南なんです。「南に開いたコの字」なので。そうすると、両端は、西側(コの字の上端)と東側(コの字の下端)となります。ふたつある南端の西側ということで、南西端と安直に書いてしまいましたが、これじゃ、方角が変わっていますね(^^;)後で直しておきます。ありがとうございます!
以前にもどこかで書いた気がしますが、北海道だと西日の入る家がとても好まれていたので、家相と日当たりとがバッティングしたら、日当たりを優先するかもしれないですね。
ロクジュウカラやシチジュウカラもいないのですよ。なんででしょうね。
コメントをありがとうございました。
追記)南向きの玄関もダメだったー!?
編集済
入門ー2への応援コメント
最初は緊張したけれど、本物の理解者に出会えた
柚葉は、この瞬間にピアニストへのスタート
ラインに立てましたね。石竹先生の苦悩の
人生は、それでも誇らしく素晴らしい
ものだったのでしょう。彼女のイメージが
自分の脳内で◯ジコ.Hなんですがw
実際の彼女が弟子を取るならきっと柚葉の様な
子供だったのでは…と想像が掻き立てられました。
遂に出てきた『ゴジュウカラ』とても綺麗な
鳥ですよね。
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作をお読みくださり、どうもありがとうございます。
緑子が○ジコさんのイメージだというのが、ちょっと面白かったです! あのピアニストの○ジコさんですよね? 頑固そうでちょっと偏屈にも見える雰囲気は合っていそうですよ。柚葉がこの緑子に師事できたのは、彼女の人生の大きな分岐点になりました。
ゴジュウカラは動きも面白いし、見た目も実はかなり愛らしい鳥です。尾の短いところがアンバランスで、また良いのです😊
コメントをありがとうございました。
プロローグへの応援コメント
新作ありがとうございます。
冒頭から佐藤様の美文に引き込まれますね。
深緑のピアニストから奏でられる昏い旋律が、光の届かない深海の色合いに調和していて美しいです。
ここにトキワさんがピアニストを目指すようになったきっかけが描かれるのかな?
連載楽しみにしていますね😊
作者からの返信
刹那さま
こんにちは。拙作へおこしくださり、どうもありがとうございます。
旋律の昏さと海の色との調和を感じ取ってくださり、とても嬉しいです。子供のころのトキワはこの音に強烈に引き付けられたようですね。ピアニストになりたいと思った原点はここにありそうです。
コメントをありがとうございました! ゆるゆると更新していきますので、のんびりお付き合いいただけますとありがたいです。
入門ー1への応援コメント
緑子さんは、トキワさんの内に自身と同じものを垣間見た…そんな感じがします。トキワさんの気持ちについて察する洞察力・感性もトキワさんとマッチしているように思います。もちろん、次のグランドピアノでの演奏次第で緑子さんがトキワさんを弟子として認めるかが決まるわけでしょうが…なぜだか、大人になったトキワさんと今の緑子さんはちょっと似ているように思います🎹
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
おおっと、するどいですね。緑子、弟子なんか取らないといいつつ、柚葉に何か感じるところがあったようです。そしてそれは自分と共通するなにか、なのでしょうね。そのあたり、次話で触れることになりますが、癖の強い者どうし、という意味では、次話をまたずとも、そっくりなふたりです(笑)
コメントをありがとうございました。
編集済
入門ー1への応援コメント
北の町の風景が蘇って来ます…!!帯広には
住んだ事はないんですが、北海道の冬の
匂いがします。そして、6歳にしてこの習熟度
とても早熟な子だったのでしょう。凄く
良く分かりますね…この時のユズハの気持ちとか
緊張とか。そしてピアニストとしてやれる
最後のチャンスだったのかも。石竹先生に
出会えた僥倖!とてもわくわくします✨!!
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは、いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
ふふふ、北の町を思い出してくださいましたか!? 私も帯広は何度も通過したことがあるだけで、住んだことはないのです。札幌とはまた違う雰囲気の、良い街ですね。
緑子と出会えたのは、柚葉にとっては本当に幸運なことでした。この出会いがなかったら、ピアニストになっていなかっただけではなく、生きること自体、かなりしんどかったかと思います。というような話につながるエピソードは次の火曜日に……
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
ピアノの音を「凍てついた夜の丘をはるばる渡って来た汽笛」や「海の底のうなり」「深緑色の世界」と表現する感覚的な描写がすばらしい。私もピアノコンクールのことを書いているのですが、そんなふうにはとても書けません。
この先、気難しそうな石竹緑子が柚葉をどう迎え入れるのか、そして柚葉がどのように自分の「音」を見つけていくのかがとても気になります。
作者からの返信
九月ソナタさま
こんにちは。拙作へわざわざお越しくださり、どうもありがとうございます。
学生時代にしばらく札幌住まいだったので、番屋の湯や石狩川が懐かしくて、ついつい立ち寄らせていただきました。
そして、ピアノコンクールのお話をお書きになってる?と気になり、作品を拝見させていただいていたら、なんと、プラハ? ヤナーチェク? そして『霧の中で』!! わああ、これは嬉しい発見。拝読させていただきます!
拙作『茶房カフカ』でも『霧の中で』を取り上げており、本作『ゴジュウカラ』でも再度取り上げます。それ以外にもチェコネタ入れていきますので、もしもお好きだったら、嬉しいですね。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
トキワさんは女の子だったのですね!でも本人的には男の子に近い認識…驚きましたが、一方でかっこいいなとも思います!トキワさんの印象が少し変わりました…☺️
さて、石竹さんを納得させ、師事することができるのか…すべてはトキワさんのピアノスキルにかかっている…!?
作者からの返信
ジロギンさま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
そうなのです、女の子なのでした。でも柚葉のなかでは、いわゆる女の子と自分はなにか違う、という違和感がすでにもやもやと渦巻いています。
次回は石竹家訪問です。柚葉のピアノを緑子がどう感じるのか。弟子入りできるかどうかはそこにかかっていますね。市井が何かを感じ取ったその演奏がどんなものだったのか、明かされることにもなります。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
すごくトキワさんっぽいエピソードだなって感じましたよー。自分にとっての本物を見つけてしまったら、そこから離れられなくなるのかなーって。
それを理解してくれる人がいるかいないかは、これから先の周囲へのかかわり方に影響しそうと思ってみたりします。
作者からの返信
遠部右喬さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
このこだわり加減、トキワらしいですか? 嬉しいお言葉です! トキワ、こだわりと執着の人ですからね。それは子供のころからしっかりと現れていました。そして、その気質を理解してくれる人の存在のあるなしは、確かに大きな影響を及ぼしそうです。果たしてそのような理解者に巡り合えるのか。次回以降に語られることになります。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
柚葉は女の子だろうと思ってました。名前から勝手にそう決めつけていた(笑)
Y先生とはソリが合わなそうなので、石竹さんが引き受けてくれるといいですね。
タグは気になってました。ボクと自称する柚葉は、性に違和感を持っているのでしょうか。
作者からの返信
七月七日さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
お、「柚葉」から女の子と思ってもらえましたか? 「柚葉」という名前のみから入ると、「ぼくって言ってるけれど、女の子かな?」と思ってもらいやすいのかもしれません。
前作『茶房カフカ』では終盤まで名前を出してないんですよね (^^;) 名前を出すまでの印象が強烈で、「柚葉」と出しても「女性」に繋がらないのかも。前作をご存知の方と本編からお入りになった方とで、ここの受け止め方だけは、ちょっと変わるのかもしれません。
性に対する違和感はありそうです。そのあたりは今後テーマの一つとなっていきます。
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
えええええッ?!!
今までは全然、気が付かなかった…∑(゚Д゚)!
…マジ驚きましたw でも、タグに違和感が
あったんですよ。なる程!
セイジさんに対するイメージも若干、違った
ものになりましたが、トキワの彼に対する
気持ちはスオウのそれと同じ感情なのか…。
感情というのが、そもそも謎感覚ですからね。
フジサキタサカも謎感覚でやってますしw
流石✨です!!
作者からの返信
小野塚さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。
そうなんですよ、身体的性としては女性、ジェンダー表現としては男性寄りな子供なのでした。性自認は微妙です。なので長じてトキワとなったときのヤマシロさんへの感情は、あいまいですね。感情って、よくわからないですよね。あるような、ないような、弱いような、強いような。フジサキタサカも謎感覚ですか?! この感覚はかなり強烈なようなきがします!
コメントをありがとうございました。
ピアノへの応援コメント
おはようございます。何か書くとネタバレになりそうなので、コメントは控えていましたが、種明かしが終わったようなのでやっと書けます。
この設定は茶坊カフカの時から生きていたんでしょうか? それともここから? いや、それを聞いたら野暮というものなんでしょうね。伏線があったとしたら、全く気づいてませんでした。
こういうのは、映像表現だった場合はどうするんでしょう。ずっとシルエットだけにする? でも声の問題もあるし……俳優は顔がキレイめの男にしておいて、子供時代は女の子にする?
いや、まだ二人が同一人物だとも決まってないですね。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。いつも拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
これは『茶房カフカ』のときからの設定ですよ。トキワのフルネームを出した段階で「えっ!?」となってもらう予定だったのですが、ほぼ不発に終わってしまっていました。柚葉ってほぼ女性名だと思っていたのですけれど、そうでもないんですね?? え? トキワと同一人物ですよ、同一人物(^^;) 連作の体をなす複数小説で、小説間でネタばらしをするのは、あまりよい趣味ではないのでしょうね。
映像化って、こういう設定は困りそうです。小説ならではの設定のひとつかもしれません。
コメントをありがとうございました。
天音ー1への応援コメント
柚葉に同じ年の友ができそうですね。全く違った性格の天音に戸惑いながらも、一緒に演奏を楽しんでいる柚葉を見ているのは楽しいです。
ピアノ演奏の描写、やはり圧倒されます。間違えずに弾くことに四苦八苦してた自分なので、上手な方はピアノを弾いて何を思うのか、考えさせられます。間違えない、のは当たり前、その先にこそ、音楽の楽しさ、個性を出す喜びがあるのでしょう。自分ではとうていそこまでたどりつけなかったので、柚葉のピアノの音色、これからも楽しませていただきます。