希死念慮を抱いていた私は不幸にも、自他共に認める自殺狂にデスパワースポット巡りを提案されてしまう。
つらさとか苦しさとかそういうのではなく「自殺」そのものについて四六時中考え続ける彼は、クレイジーだったが案外悪くはなくて…?
こうして先生と生徒による、終わり探求の旅が始まった。
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この世には暴露療法と呼ばれる治療法がある。
苦手なものや恐怖・不安を感じる対象にあえて意識的に向き合い、それを繰り返すことで「意外と怖くない」と思わせるという手法のことだ。
不思議な出会いをしたふたりは、これやた不思議な交流を重ねるわけだが、その中で暴露される内面やその解決には、清く正しいものを感じた。
流石に「走れメロス」ほどのピュアさはなかったけども。