熱の温冷。
その連続階調的無限解像度の勾配が、我々という波の玉や、我々の飛ばした波の玉を、どこかへ届ける、終点はない。
一見繋がっているように見えない、ほどほどに遠隔な立体的点同士は、ある者の歴史の流れの中で、合体する、あるいは遊離する、それが波打つようにリフレインする。
しかし合体と遊離の境界は明確でない、物差しによる、我々の認知限界の範疇での、世に数あるうちの一つの感じ方に過ぎない。
マイクロの微生物は、中間的規模の我々にとっての合体を、広漠な遊離としてしか看做さない。
世界はどうだろうか。
世界にとったら、我々は全て、くっついているように観えるのかもしれない。
離れて観えるのかもしれない。
しかしそんな各種の瑣末な違いはどうだっていい。
万物が、同一世界の円環面に存在する。
我々は広義の家族だ。
世界を、部分によってちょっぴり温かったり冷たかったりする熱という一つの集合体として、俯瞰した気にしてくれるような、偉大な作品と、それとの出会いの事実に、深く感謝いたします。
深謝合掌🙏