雨後乃筍さんという作家は本当に七変化のできる作家です。
81もレビューさせてもらったのですが、ハードボイルド系も書けると思ったら、
ドタバタJKのセキュリティーストーリー。
リズムよくコミカルに、ときにはシリアスに進むストーリーにはどこか安心感のある物語。
勧善懲悪の水戸黄門のように、必ず事件にはパパが出てきて事件解決を一役買右います。
それが心地よく、癖になります。
なかなか同じテイストの物語をずっと読むのは難しいですが、この物語はどこか私の精神安定剤のようにいつでも、いつまでも読んでいられます。
雨後さんには悪いですが、精神安定のための物語と私は感じています。
短く端的に言葉を紡ぐがゆえに、行間をたっぷり想像できるのもこの作者の魅力ではないでしょうか?
何より、セキュリティー関係のお仕事をされてるがので、この真実味溢れる迫力のある物語が生まれるのでしょう。
毎回コメントしますが、五回に一回は「ありがとうございます。勉強になりました」と本気で頷くのはこの作品ならではの光景です。
騙し騙されのこの現代社会。
この物語の使命は大きく感じます。
痛快JKのドタバタ劇場を読めて、セキュリティーの勉強までできるのはこの作品だけではないでしょうか。
私のようなセキュリティーのガードが甘い方におすすめしたい作品です。