結果が伴わない努力に、人はどこまで耐えられるのでしょうか。
みな努力が報われれば、苦労はしない。
そんな声を発しているのは、私です。
本作を通して言えることは、ひとつ。
今、自分には何があるのか。そして、何があったのか。
何でも美化すればいい、というわけではありません。
それでも、目の前の数多の石粒から貝殻の欠片を探すような、
ときに無謀で小さな願いからしか、大きな願いは生まれてこないのかもしれない。
何の保証のないそれは、それでもいつしか飛躍の土壌になるのかもしれないのです。
願わなければ、何も生まれない。
それはとても苦しく、残酷なことなのかもしれないけれど、
そこに立つことは、誰にも譲れない、誇りとなるはずです。