冷凍たこ焼き
鈴鳴さくら
温める
電子レンジで冷凍たこ焼きの温めをスタートしてから、どれくらいの時間が経過したのだろう。
5個の冷凍たこ焼きは3分程でうっすら湯気をまといほかほか食べ頃になるはずだった。
1時間くらい放置してると思う。19時から放送するグルメ番組の開始とほぼ同時に冷凍たこ焼きの温めをスタートさせた記憶がある。現在20時。こうしてスマホのメモ機能に文字を打ち込む間にも無情にも時間は過ぎてゆく。なんということでしょう。カクヨムコンのお題フェスのお題「温める」という文字を見かけなくては電子レンジ内のたこ焼きの発見は遅れていただろ。手遅れになる前に気付けてよかった。
きっと電子レンジ内のたこ焼きは大層ご立腹だと思う。脳内では貧乏ゆすりをしながら組んで腕の時計をチラチラ見て「いつまで待たせんだ?あ…?」と舌打ちするたこ焼き5名様。はやくお客様を
に招きご
「…冷めてる」
たこ焼き5個は冷めてたので50秒加熱した。
わたしはスンッと真顔になりコンシェルジュ気分も冷めた。
というか、カクヨムコンお題フェスラストのお題を「温める」にしてくれてありがとうございました。
冷凍たこ焼き 鈴鳴さくら @sakura3dayo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます