最後は純愛!フリー台本まとめ

あず

雪山で雪女さんに拾われる話

君、ようやく目が覚めたのかい?

ボクが散歩してたら君が倒れてたから助けたんだ。

私が助けなかったら君は凍死するところだったよ


「あなたは誰?」


……あぁ…ボクはここに一人で住んでるものだよ


君はどうしてこんな誰も来ないような雪山に来たんだい?

…なるほど…登山をしてたら吹雪に巻き込まれたと…それは災難だったね


「どうしてこんな寒いところに住んでるのですか?」


……ボクはね人間の世界の言葉で言うと所謂「雪女」ってやつだね

ここは君たち人間にとっては極寒かもしれないけどボクみたいな雪女には適温なんだ

あ、別に人間が住んでようなところでも生きていくことはできるよ


「信じらない」


…確かに人間たちの中では架空の存在になってるかもしれないけど実在するよ


いいよ証拠を見せてあげる。君、その水筒の中身このコップに移して


ありがと、じゃあいくよ?しっかり見てて


はぁ…(コップに息を吹きかけると水が凍る)


どう?すごいでしょ!ボクにかかればこんなの序の口だからね!


「すげぇ!!」


…っそんなに褒められちゃうと照れるなぁ…

まぁ悪い気はしないけど…

とっ…とにかく吹雪が止むまでここでゆっくりしてきなよ!


「なんで初対面の人間をこんなにもてなしてくれるんですか?」



あぁ…それはね…実を言うと寂しかったんだ…

ボクは生まれてからずっと一人だったんだ…

両親死んじゃったし、元々雪女っていう種族が元々多くないからね…


他のみんなはここが辺鄙な場所って言って離れちゃったらしいからどこいるかわかんないし…行くあてもないから…ずっと孤独だったんだ…


そんな時に外を歩いてたら倒れている君を見つけたわけだ…最初は見捨てようかとも思ったけど…もし助けれたらお友達になれるかも!って思って…


それで君を助けたんだ…


「そうなんだ…」


ごっ…ごめんね!暗い話になっちゃったね…!

ほら!吹雪も止んだことだし君も帰れそうだよ…!


「それなら自分が友達第一号になる」



…えっと…その気持ちはすごく嬉しいんだけど…君には帰る場所があって…君がかえってしまったらボクはまた一人になっちゃう…そうなったら今までもっと寂しくなる…


だからごめんね?それはできないや…

だから…早く出てって欲しいな…ボクが君を好きになってしまう前に…


「君を見捨てるようなことはしたくない」


……君はなんで…そんなに優しいの…?


…やっぱりいやだ…!君と離れたくない…!これ以上寂しいのは嫌だ……!


…もう一人は嫌なんだよ…君の優しさに触れてしまったから…孤独じゃない幸せを君から感じられたから……


「じゃあ自分の家で一緒に住もう」


……?今なんて?


「自分の家で一緒に住もう」


…本当にいいの?ボク人間じゃないんだよ?


「君と一緒にいると楽しいからむしろお願い」


……それはボクのセリフだよ……!


ありがとう…!ボクと仲良くしてくれて…


じゃ…っじゃあ!今からすぐ荷造りするから待っててね!


えっとね…友達ができたらやりたいことがあったんだ……例えば……(フィードアウト)

おまけ





「冷房寒いんだけど…」


いやぁ…ボクはこれでも暑いくらいなんだけど…


『わたしはこれくらいがちょうどいい−!』


ほんと…人間とのハーフの君が羨ましいな…


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