黄金の覇道

ハッピーエンド愛好家

第1話

「よお剣、随分と久しぶりじゃねえか」

 荒れた顔をした僕の友人は電話口にそういった

「うるさいぞ、陰月というか久しぶりなのは当たり前だろ?僕は今の今まで受験勉強で大変だったんだからな。お前みたいな金持ちじゃないんだから、浪人になったら困るんだよ」

「確かにな、だが俺の家は基本的に放任しているぞ」

 呆れ返るような言い訳をのべる友人に少しイラつきながらも

「それでなんのようなんだよ、僕はこれから新しく買った古書の解読で忙しいんだけど」

「まあそういうなって、お前にもおすすめのゲームがあるんだよ。その名もエリュシオン世界最高のゲームってβ版テスターたちにはもっぱらの噂なんだぜ話によると、あの名家でもあり数々の偉人を輩出している雨野崎家もするって言う噂だ」

「へえ、雨野崎家までもプレイすると言うのかだけど僕には関係無いことだからまたいつかな」

「待て待て待て、いくらなんでも早すぎやしねえか?話によるとその世界には見たこともないような文字やカストリア手記等と同系列の文字が使われているって言う話だ、どうだ?解読することが三度の飯より好きなお前にとって夢のような話だろう?」 

「なにをしているんだ!陰月!早くしなくては先にとられてしまうじゃないか急いでエリュシオンを購入するぞ!」

「安心しろって、エリュシオンならお前の家に着払いでもうすぐ届くはずだからおっ、届いたって出たからあとは金を払うだけってこりゃもういないなあいつらしいっちゃああいつらしいが」

「よし、今すぐエリュシオンをやろう」

「落ち着けって、まだ投稿されていない後一週間は待たなくてはダメだぞ」

陰月は剣を宥めるようにいった

「なるほどわかった一週間後またゲームの中で会うとしよう」

剣は通話を切った






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