引っ越した先はVtuber達が住むマンションでした
みーみ
第1話 引っ越した先には
黒と白を貴重とし25階といった少し高めのマンション。
私はその前に立ち上を見上げていた。
ここが今日から住むマンションか。
私は去年まで実家暮らしだったが思い切って仕事を辞め上京を決めた。
まぁ、前の会社がブラックだったっていうのもあるけど。
ここのマンションは少し高いが駅からも近くコンビニもあったりと結構いいマンションだった。
しかも中には防音対策もされていてオタクの私にはとても嬉しい限りだった。「部屋で叫んでも許されるし、ここのマンション最高すぎ!!」なんて思いながら私はすぐに契約書にサインをしたのを今でも覚えている。
ここのマンションはいいマンションなだけあって私が契約した部屋以外は全て埋まっていた。
私は25階あるうちの22階で右から3番目の部屋だった。
マンションの中に入りエレベーターで22階まで上がった。
自分の部屋につき取っ手に手を掛けドアを開けた。
目の前に広がっていた光景は写真で見たよりも確実に広い部屋だった。
都会のマンションはやっぱすごい。外の景色も綺麗だし。
部屋を全部見終わりこれからのここでの生活に気持ちが高ぶった。
次は荷解きしないと。
そう思い私は早速荷解きに取り掛かった。
私はグッズ等が山程ありそれを並べたりするのに時間がかかり、5時間もの間ずっと荷解きをしていた。
今日はこれぐらいでいいかな。
窓から外を見るともうすっかり夜だった。その時は私はハッとある事を思い出した。
隣人さんに差し入れ渡してない!
持ってきた菓子折りを手に取り急いで隣の家に行った。
まずは右の隣人さんから渡すことにした。
インターホンを鳴らしてからものの5分弱で出てきた。
「はーい」
ん?なんか聞き覚えがある声のような…。
「夜分遅くに失礼します。私、2203号室に引っ越してきた
「ありがとうこざいます。こちらこそよろしくお願いします」
私は菓子折りを渡し隣人さんの顔をしっかりと見る。
私が見た光景はいつも画面で見ていた姿が目の前にあった。
「
そう言って出てきたのは私の予想だとVtuberの一人である
多分目の前にいる人は同じくVtuberの
この部屋にいる人は瑞乃莉ちゃんと紅葉ちゃんで間違いない。
私が何百回も聞いてる二人の声を間違えるわけがない。
つまり私の隣に二人が住んでいると言うこと!?
頭が追いつかない。私が少し混乱していると
「あの、ぼーっとしてますけど大丈夫ですか?」
「あ…大丈夫です!それでは失礼しました!!」
私は一旦急いで自分の部屋に帰った。
逃げて来たけど、どういうこと!?隣に瑞乃莉ちゃんと紅葉ちゃんが住んでるってこと!?。まじで頭パンクしそうなんだけど。
とりあえずまだ挨拶が終わって無かったので左の隣人にも挨拶をすることにした。
こちらの方もインターホンを押してから5分弱で出て来てくれた。
「は〜い!」
ん?…なんか左のお隣さんも聞き覚えのある声が…?
そう言って出てきたのはワインレッドのような髪色をしている……
「え、煌ちゃん?」
まずい、驚き過ぎて声に出してしまった。
煌さんも困ったような顔して私を見つめている。
「夜分遅くにすいません!2203号室に引っ
越して来た原田悠奈といいます。ささやかなものですがどうぞ。今度ともどうかよろしくお願いします!!」
「あ、ありがとうこざいます、?」
「それでは!!」
私はまたもや逃げるようにしてに菓子折りを渡し部屋に帰った。
まじで理解できないんだけど。まさか引っ越した先で三人を見るとは。
正直とても嬉しい。私は三人のことが普通に好きだし。
でも嬉しい気持ちと同時にとても申し訳ない気持ちにもなった。
推しの私生活を邪魔してしまうかもだし他のオタク仲間にも羨ましがられるかもしれない。そう思うと本当に喜んでいいのか分からなかった。
引っ越した先はVtuber達が住むマンションでした みーみ @mi___mi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。引っ越した先はVtuber達が住むマンションでしたの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます