大学生時代
渡辺陽斗はリベラルアーツ教育の一環で地質調査に来ていた。教授が地層を掘っていると不発弾(本土空襲に使われたものだろう)が出てきた。当時は冷戦期。東側諸国にこの兵器の情報を売れば大儲けできるのではないか。そう考えた渡辺陽斗は教授に話を持ち掛けに行った。教授は公衆電話で「もしもし、自衛隊ですか?実は大変なことが…」と言いかけていたが、なんとか間に合い、計画を話すことができた。教授はみるみる悪そうな顔になった。そして電話口で「間違い電話でした」と言って電話を切った。教授は不発弾で慌てる生徒を落ち着かせ、「ここは私たちに任せて君たちは無事に逃げ延びるんだ!」と言った。生徒は感動で涙を流し、逃げて行った。私たちは不発弾を地面から完全に掘り出すと、これを運ぶ方法を考えていたが、何かとてつもない気配を感じ顔を上げると、自衛隊と警察と在日米軍と猟友会と赤城直人がいた。あいつ通報しやがったな。教授は不発弾を高々と持ち上げて言った。「俺に何か変なことしてみろ、この爆弾が落っこちて貴様らも吹き飛ぶぞ!」彼らは待つことにした。教授は爆弾の重さに耐えられず沈んでいった。やがて爆弾は教授の手を離れころころと転がっていった。その瞬間、大量の麻酔銃が渡辺陽斗に放たれる。彼は日ごろの鍛錬もあって華麗にかわすが、このままでは持ちそうにない。自分に少しでも三哲が、せめて自調自考が備わっているなら、奇跡よ、起きてくれ!彼は祈った。すると彼の周りに水がめんどくさそうに集まり始めた。それが麻酔銃の攻撃を防ぐ。彼は「汝ら、奴らを押し流し、葬り去ってしまえ」と水に命じた。「では掛け声をお願いします。」「承知した。いくぞ…バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ馬車バシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャ…」水は呆れて帰っていった。麻酔銃が命中し、捕まった。彼は国外追放になった。彼は帰国が許されるまでシンガポールの大学で学ぶことになった。「自調自考」の素質があることが分かったのは大きな収穫だった。
学園長の伝説 攻撃 @tamuraenjyo
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