本編を拝読した方へ捧げる短編です。まず、この世界観がどうなっているんだ?という方のために、まずは灰の傭兵の概要を読んでから拝読することをお勧め致します。とある兵士がこの戦争で何を失ったのか。オルゴール、子どもの絵、銃、薬。記憶、命令。取り方は読者に委ねられている余韻の強い作品です。息が止まりそうになる瞬間の心理描写力に酔いしれてください。希望とは何か。この問いに対する兵士の答えと、子どもの書いたイラストが私には刺さりました。硬派な文章と抉ってくる心理描写に酔いしれたい方はぜひ。