高校生の桜木勇は子供の頃、頑強で変わり者の祖父・荘五郎から「異世界」の物語を聞くのが好きだった。
そんな祖父がある日突然亡くなってしまい、遺品の整理をするために、祖父の家に向かうことに。
その屋根裏で、古い本と綺麗な箱を発見。
本の表紙にはどこの国かも分からない異国の文字が書かれ、箱には「勇へ」と書かれた紙が貼られていた。
箱の中身は指輪。
それを指にはめて、本を開くと……文字がすらすらと理解できるようになった!
『アルフェイム戦記――ルールブック』
その時、勇は光に包まれ……異世界へ向かうことになるのだが、そこにはゲームマスターなる妖精がいて――。
TRPGのルールのように『選択肢』が用意されていて、主人公の選択がどう転んでいくのか……読み進めるのが楽しい物語!
死してなおインパクトのある元勇者の荘五郎、その孫というプレッシャー(!?)の前で勇はどのように立ち振る舞うのか!?
また、キャラクター各人の個性的な描き方も素晴らしかったです。
連戦版も楽しみな傑作短編、是非ともご一読を!!!