メロスのような君へ

おにぎるてぃ

第1話 友情はゴミ

遊びに行こう。放課後予定ある?友達になってください!クラスはそんなのばかり。

なぜ人を信じれるのか全く分からない。僕だって最初から人を信じていなかったわけじゃない。でもあの日をさかいに信じなくなった。いや信じれなくなった。

僕の名前は時雨零(しぐれれい)16歳。昨日高校入学をしたばかりだ。

昔の僕は友達と本が大好きだった。本は特に走れメロスが大好きだった。

でも小学校の時、裏でクラスメイトが陰口を言ってるのを見てしまった。それだけならまだいい。だけど信じていた友達までもが陰口を言っていた。それを見てからだ。

親、先生、クラスメイト誰も信じれなくなった。本は相変わらず好きだ。でも走れメロスは読めなくなってしまった。友達のことを信じることができないと思ってしまったから。

それから僕は友達を捨てた。信じることをやめた。今度また裏切られると人を拒絶してしまう気がするから。それだけはしたくなかった。まだ心のどこかで信じていたかった。

そして気づいたら高校生になっていた。クラスメイトのことを考えないように少し離れたてるけど都内の高校に入学した。

クラスを見ていると信じることがどういうことか分からなくなってしまう。

だけど今思ってしまうんだ。友情はゴミって。

そんな気持ちが変わる日がくることを少しだけ願っているけど奥深くに隠した。

そんな日々が壊されるときが来た。

そうあの教室のドアを開く転校生によって。

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