まずは発想力がすごいと感心させられた。
携帯電話の形は、時代と共に変化してきた。最初はコンバットでサンダース軍曹が使ってた無線機みたいなデカい形。それが小さくなって電話の子機くらいになって、次に二つ折りになった。ここまでがガラケー。
スマホになってからは形の変化はあまりない。せいぜい横に二つ折りのがあるけど、CMでしか見た事ない。
この作品では、スマホがさまざまな形に変化した未来を描いている。作者が目をつけたのは、メイド・イン・ジャパン。日本で日本の職人によって作られたあるモノ。
読みながら想像を逞しくして、ニヤニヤしてしまった。
おばあちゃんと孫との家族愛溢れるやりとりも素敵だ。“伝説の老いらくフォン”というタイトルも秀逸で言うことなし!
是非是非読んでみてください!
いやー、これは面白い。すばらしい作品でした。
物語は、孫の周人が枕元に置いていた手ぬぐいを洗ってしまったおばあちゃん喜代子から始まります。
「ばあちゃーん! それ手ぬぐいじゃないんだ、『tenugui』っていう最新スマホなんだよ!」 あわれtenuguiは、水没してお釈迦に。
んで、周人の新しいスマホを二人で買いに行くのですが、さすがニッポン! 匠が技巧を凝らした銘品ばかり! 災害時にはあぶって食べられる、え、どこ? 大分? まあいいや、「鯵型」フォンは、パカっと開くとディスプレーにw
しかし、いろいろある匠スマホの中でも、限定108台しか作られていない、伝説の老いらくホン(まあ、らくらくホンでしょう)が、なんとあの人の手に!
まあ、「手ぬぐい型で頭にも撒くのに、汗も拭くのに、なんで防水仕様じゃないんだよ。。」とか疑問はないでもないですが、そんなことはさておき、わくわくする和スマホの世界でした。
これ、お勧めです。
是非ご一読を。