掌小説集『海月とギア』
夏の月 すいか
第1話 あき缶
公園であき缶を拾った。長く続いた暑い夏の夕立のあとだった。
先程の風雨でどこからか転がってきたのだろう。
足に当たり止まった缶を拾い上げて
赤や青や黄緑色の光は缶から
スズムシの鳴き声と共にショウリョウバッタとクツワムシが次々と跳ね、アキアカネが空に円を描く。ススキが冷めた風を呼び、
柿と栗と
これでもうすぐ夏が終わる。
掌小説集『海月とギア』 夏の月 すいか @8929549
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