第11話
スッキリした後は一瞬で下校時刻になった。そして今日は、兄達がバイトの日なので蓮と一緒に帰っていた。
さくら:「蓮、聞きたいことたっくさんあるけど、まず!どこに泊まってるの?ここから、蓮の家まで車でも一日はかかるよ?」
蓮:「あ〜、さくらの家に泊まる。昨日も泊めてもらったし。でも、この辺で物件見つかったらそっち行く。」
さくら:「はへ⁉︎そうなの⁉︎でもどこで寝るの?てかお兄ちゃん達許してくれたの?」
蓮:「いや〜、交渉すんの大変だったよ。でもちぐさくんが条件付きでいいよって言ってくれた。昨日は畳んとこで寝た。泊まってたの朝はいろいろやることあって、早めに家出たからさくらは知らないに決まってるよね。」
さくら:「うん。じゃあ、これからよろしく。で、次の質問ね。昨日のことを聞く限り、蓮はずっと私のお父さんのところに行ってたってこと?」
蓮:「そうだよ。さくらと結婚を前提に付き合うためにね。前、さくらのお母さんの病院行っていろいろ話してたら、お母さんがもう私は近いうちに死ぬから、この手紙をあなたの手から渡してって言われた。なんで俺なの?って聞いたら、俺がさくらのことずっと好きってこと知ってたらしくて、ずっとさくらと一緒にいたいなら私の承認も必要でしょ?っていうんだもん。なにも言わずに行っちゃってごめんね。一人にしてごめんね。」
さくら:「それはいい。でも、私のお母さんが死んだ時に蓮がいなかったのは許さないから!」
蓮:「返事はゆっくりでいいよ。これからじっくり落とすから。」
さくら:「つっ、」
蓮:「これだけで赤面になるとか可愛い。」
さくら:「もう行くから!」
蓮:「もー、照れちゃって〜。待って〜。」
さくら:「蓮はなんか彼女とかいるんじゃない?」
蓮:「いないに決まってるでしょ。さくらのためだけに俺はあるんだから。」
さくら:「そんなわけないでしょ。蓮は蓮だよ。」
蓮:「さくらは前と変わらず優しいね。」
さくら:「っっもう家着いた!入って。」
そして私は蓮をソファに座らせ、私もソファに座った。
さくら:「で、聞きたいこと③ね。あのっ、私のこと好きって…」
蓮:「もちろん好きだよ。さくらも一緒の気持ちなら付き合って。」
さくら:「もちろん蓮のことは好きだよ?だけど、そういう好きではない気がするんだよね。」
蓮:「うん。分かってる。だからこれからアタックしていくから。」
さくら:「はい。お願いします!」
色づいていく世界 @sakura-516
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。色づいていく世界の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます