第7話 みんなを呼ぶ
ガラガラガラ
けい:「あきらいる〜?」
けいは高校1年生のC組のホームルーム中の教室の扉を開けながら言った。その教室からは、キャーーと声が上がった。そして、一人の女子が立ち上がり、「うちのあきらさんなら寝ていらっしゃいます。それで、けいさん。どのようなご用件で?」
ゆうと:「さぐっ」
私はゆうとの口のうごきをとめ、「私の名前を出さないで!」と言った。
(これからの学校生活が平穏に送れるようにしなきゃ!てかあきらって彼女いるんだなあ。「うちの」とか言ってるし)
けい:「あ〜、おっけ〜。なんで俺の名前知ってんの?まあありがとー。あきらどこ座ってるー?」
女子:「あそこです!」
指を刺した方向には、あきらが机にうつぶせで寝ていた。けいは、あきらの席に行き、立ち止まった。それにゆうととそらもあきらの席の方に行ってしまった。女子達はそれでもうお祭り騒ぎ。キャーやらギャーやら聞こえてくる。けいとそらとゆうとはなにかこしょこしょっと話してから…
けい&そら&ゆうと:「君の愛しの人が呼んでるよ〜。」
と小声で言った。それに対し、クラスの女子達はみんな青ざめた顔をし始めた。そして、あきらは、そう言われた瞬間、ガバッと起きた。
あきら:「はっ、はああ?俺に愛しの人なんて…」
そら:「え、じゃあ、僕が貰っていいのね〜?ありがと〜。」
するとあきらは顔を赤くしながら、「う、うっせー!やめろ!」と言い放った。
私はその意味がよくわからずにいた。
(え!あきらって好きな人いたの⁉︎やっぱあの立ち上がった子かなぁ。)
けい:「その子について、お話があるんだが〜…」
あきら:「だから違う!」
ゆうと:「ああ、そなの?なら来なくていいよ。」
あきら:「行く!お前なにお兄様にナメた口聞いてんだ⁉︎」
けい:「はいはい、じゃあ廊下で待ってる愛しの人に会いに行きましょうね〜。」
あきら:「だから、そんなんじゃねー!」
と言いながらこちらへ来た。
さくら:「おっけー。あきらかくほー!」
言いながら私は逃げないようにあきらの手を握った。そしたらなぜかあきらの顔が赤くなった。
そら:「さくらちゃん。さすがにその手はなそ?」
さくら:「ん?まあ深い意味なかったからいいけど…。」
けい:「ならよかった〜。」
ゆうと:「よし!ちぐさんところへレッツゴー!」
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ガラガラガラ
けい:「ちぐさっている〜?」
(女子:キャーーーー!けい様とゆうと様とそら様とあきら様あ〜!)
ちぐさ:「は〜い。僕はここで〜す。な〜に〜?けい〜。」
ゆうと:「話がある。来い。」
ちぐさ:「はあ〜い。」
そら:「よお〜し、ぜーいん揃ったね!」
ゆうと:「じゃあ、話をしようか。」
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