怪奇!ダンシングマン
とりま とりね
奇行少年
携帯電話から放たれる明かりだけが闇夜を照らしている。
あなたは家に帰ろうとしていた。
すると、揺れたり音を立てたりする何かが近くにあることを確認した。
一体これは何なのか。
あなたは携帯電話の向きを変えた。
そこにいたのは、わたしだ。
『
あなたは軽快なリズムとビート、そしてわたしの華麗なダンスに驚くだろう。
「ギャァァァァァァァッ!?」
うるせえよ。
わたしは人がいようとやめることはない。
オーディエンスは黙っていろ。
いくらあなたに昔の曲と言われようがわたしは踊るのを止めはしない。
あなたは逃げようとする。
だがわたしはそれを良しとはしない。
パチンと音がなった。
あなたは何事かと辺りを見渡す。
ぞろぞろと出てきたのはバックダンサー。
包囲されたことに気がついた頃にはもう遅いよ。
『Come on Baby America』
あなたはまた昔の曲で踊っていることでここが令和かを確認した。
そしてここが令和だということにショックを受けた。
周りはみな親指を立てて踊っているというのにあなたはずっと混乱している。
『叩けボンゴ響けサンバ』
あなたはついにマ◯ケンサンバを踊っていることにも無反応になる。
ダンスを当たり前に感じないほうが悪いのだ。
あなたはもっと先に受け入れるべきだった。
ついにあなたは踊りだした。
さあ、みんなで踊ろうじゃないか!
『——某市での連続失踪事件で行方不明者数はついに三十人を超えました。組織的な犯罪の可能性があると見て地元警察は捜査を強化しています。続いて、次のニュースです——』
『なあ、最近見なかったあいつも行方不明なんだってよ。最近この辺物騒だよな』
『ねえねえ、この辺での神隠しでさ、居なくなった人みんな踊ってるっていう噂聞いたことある?
これ友達の友達から聞いた話なんだけどさー……』
『Night 0f Fire....』
完(何が「完」だよ!この駄作め!)
怪奇!ダンシングマン とりま とりね @toriaezu_tori
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