僕は日記帳

かぼす

第1話 2023年1月1日

 今日は2023年の1月1日。

 僕は今、レジ袋の中にいる。なぜかって?それは、さっきの出来事…


 僕に女の子が近づいてくる。

 とてもドキドキした。買われるのはうれしいけど、みんなと離れるのは寂しいからだ。

「ママ!これほしい!」

 女の子は僕を指さして言った。

「あら、日記帳が欲しいの?美愛みあも、もう7歳だしね。いいわよ。」

 女の子は美愛という名前らしい。7歳ってことは、小1か…

 僕は女の子にレジへ持ってかれた。会計を済まして、レジ袋の中に入れられた。


 …そして今に至るってことだ。


 僕はレジ袋から取り出された。そこは見たこともない景色だった。

「美愛、部屋で日記書いてくる!」

 そして、僕は美愛に部屋へ持ってかれた。


「名前は…ハッピーよ!よろしくね、ハッピー!」

 どうやら僕の名前はハッピーになったらしい。


 美愛は鉛筆をもって、僕に何か書き始めた。

『2023年1月1日。きょうは、おせちをたべました。ママとかいものにいって、このにっきちょうをかってもらいました。そして、にっきちょうにハッピーというなまえをつけました。』


 7歳だからか、字は汚いが文章はうまい気がする。

 そして、僕は机の引き出しの中にいれられた。


 僕は三年分の日記帳だ。これから、どんな人生を送ることか…





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