白紙の物語
バート
・白紙の物語
The Blank Book Story
-とある宮殿-
王様の御前に一人の男が現れた。
世界を旅し魔法に触れたと自ら騙る––––
––––まるで道化師。
「王様、これは世界で最高の物語ですが、バカには読む事ができない魔法の本です。」
––––道化師は、優雅に一礼––––
「ほう?そうか。では、読んで聞かせよ。」
––––道化師は、首を上げずにわずかに下がる––––
それを見た
「私ならきっと読めますよ。」
––––道化師は、わずかに目を向けニヤリと笑う––––
「私には多分読めませんな!はっはっは!」
「メイド長、あなたなら読めるのではなくて?」
「え。パスで……。」
––––道化師思う。なんかちょーっとマズいかな––––
「うーむ。近頃は老眼でタイトルも読めんのう。司教はどうじゃ?」
「神は試練をお与えになった……。」
まだ年若い
「司教さまがそう言うならきっと難しいんですわね!」
賢き
「ばぶばぶー」
(見ていた
––––いつのまにやら道化師は、魔法のように姿を消した––––
天井裏の
––––––––
ps:おや、何やら部屋の外から足音が……?
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後書き
2話完結となっております。
短いので、是非ご覧ください。
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