中島、子供出来たってよ
袋田タキ
元勇者は影を追いかけた。編
「アイツ、全財産と全アイテム持って逃げやがった!お陰で俺達大損だぜ!お前の勇者の証も無くなってるぞ!」
「飛んだド変態野郎だったって事ですよね?私の着替えもない!」
「彼は地位や名誉じゃなく金が欲しかったんだろう。そんなアイテムなんかくれてやれよ。魔王を倒した時の額の魔石、それを持って名誉だけ受け取るしかないじゃないか!お前も逆鱗の大盾売ればいい。キミはまだ回復術士としてやっていけるだろう?」
「さすがに逆鱗の大盾は売れねぇや…。いくら戦士辞めたっていっても。」
「私は神に仕える気になれません。勇者様が提案して下さる回復術士ならやれるかもですが、神のご加護がないとどうしていいか…。」
「そうだな。俺も勇者は辞めてタダの冒険者になってもこの聖剣だけは生きてるうちは手放す事は出来ない…。」
三人は手紙を破り捨て、魔王城を後にした。
「あれから何年経ったのだろか…。」
かつて伝説の聖剣を手に魔王を倒した元勇者は町から町へと流浪の冒険者と成り果てていた。
「よう兄ちゃん!おつかれ。薬草採取の金はそこにおいて置くぞ。」
世界が平和になり冒険者と言えば、商隊の護衛か薬草採取、迷宮等のトレジャーハンティングくらいしか職はなかった。
なけなしの金を受け取りいつもの酒場へと向かう。最近のお気に入りは花街横丁の廃れたキャバレー。昔は美人だったろうママが心の拠り所だ。
「どう?薬草採取は?」
「どう?って…。まぁいつもの通りさ。」
安酒が喉に染みる。
「そうそう、一番街の方に新しいカジノできたって。オープン企画でルーレット50%オフで遊べるみたいよ。」
「ふーん。」
「今は好景気だから随分娯楽が増えたわね。誰のお陰かしら?」
勇者が魔王を倒してから世界的な高度成長期を迎えている。今は娯楽にあふれ刺激と快楽の誘惑は多い。若者はしっかりと働き稼ぎも多い。女性首相の誕生で社会保障もしっかりして冒険者になるようなバカはもう数少ない。
「たまには気晴らしにカジノ行ってみたら?」
ママはすっとクーポン付のフライヤーを置いた。
一番街は人が多い。活気があり商売が盛んだ。
「いらっしゃい!いらっしゃい!羊の串焼きはどうだい?美味いよ!」
横目に見ながら一番街を進む。
「ここか…。」
『ビフジュニアの娯楽殿堂』
ギラギラした男が笑う大きな看板の店だ。
「金スッたのはテメエの責任だろうがぁ!店で暴れやがって!金目の装備全部だせこの野郎!」
体格の良い男はツマミ出した客らしい男から、武器防具をはぎ取り
「テメエは出禁だ!ツラ覚えてるから二度と来るな!」
体格の良い男はポンポンと手をはたいてから、大きな盾を構え店の入り口にドンと構えた。
「あの大盾は…。まさか…。」
元勇者はいてもたってもいられず体格の良い男に話かけた。
「お前、その逆鱗の大盾…。」
「ん?…ゆ、勇者さん…?」
「そうだよ、俺だ!元気にしてたか?」
「はい…。スンマセン。なんか恥ずかしい所見られてしまって…。」
「いや、俺もこんな身なりでな。このカジノで働いてるのか?」
「まあ、そっす。雇われ用心棒っす。報酬いいんで。勇者さんは冒険者やってるんすね。」
「まあな。好きに旅してメシ食えればいいと思ってな。あれ、その逆鱗の大盾…、ウロコ剥がれてないか?」
「はは…。コレ偽物っす。レプリカだから壊れたっす。」
「本物の逆鱗の大盾はどうしたんだ!」
「俺、自分のワキ、あんまり自覚無かったけど気になって男の相談クリニックに行ったっす。安かったっす光魔法一回照射1000Gだったらメシ代ですよね?喜んでサインしたら240万Gのローン組まされて…。」
元戦士は拳を握り締めた。
「12回払い…。そんな金、すぐにムリ。ビフ系列のカジノで何とか増やそうとして借金。ニコニコ質店で逆鱗の大盾、質草にして金作って三日後すぐ取りに行ったっすけどドロンされちゃってて…。マジ俺バカっすよ…。」
「いつかまた一緒に取り戻そうな…。」
元戦士は瞳からポロリと涙が落ちた。プツリと何かが切れたのだろう。
「勇者さん、アイツが消えてから俺達人生狂ったっす…。」
「忘れろ…。もう過去の出来事だ。」
「そっすね…。ああ、そう言えば元僧侶っぽい女、花街三丁目の方で見かけたっす。でも、雰囲気違ってたっす。やけに身なり良くてブランドで全身固めてサングラスで顔分からなかったけど…。」
「そうか。ちょっと寄ってみるよ。三丁目に。」
元戦士と別れ、勇者は花街三丁目奥へと足を進めた。
街灯には魔法の灯りがともり、馬車ではなく魔力駆動のリムジンが石畳を滑っていく。
高級ブランド、高級レストラン、行き交う男女は裕福な人が多いエリアだ。
「見つかる訳はないか…。」
一際目立つリムジンから降りた女に目を止めた。毛皮のコートにブランドバッグ。サングラスをしていて顔立ちは分からない。
『リストランテ・マチャーキ』ここは星三つの名店だ。
「いらっしゃいませ。奥の席へどうぞ。」
「ありがとう。」
声に聞き覚えがあった。
「まさか!」
女の後を追い店内へ。
「お客様!失礼ですが当店はドレスコードをお願いしていまして…。」
「いや!俺の知人かと思って少し話しを…。」
女は立ち止まり振り返る。サングラスをずらし勇者を見た。
「忘れていたわ。彼は私の友人なの…。」
「私、忘れようとしてたの。でも勇者様と今こうして再会して全て思い出したわ…。」
「すまん。」
「いいの。私、回復術士を目指して地元の治療院で頑張った。でも出来なかった。神のご加護を失った私は抜け殻。タダの人になっちゃた。アイツのテクニックが役に立ってるなんて皮肉ね。」
「ん?」
「ムチひとつ、言葉ひとつ、ツバひとつでさえもお金になってるの。頭、身体、踏めば踏む程、金になる。心も体も女王様なんだ…。」
「僧侶さん、あなたが一番の犠牲者だ…。魔王なんか倒しさえしなければよかった…。」
「見たでしょ?町の雰囲気。高度成長したからこんなに賑やかで平和になったのよ。タワーマンションから夜景を見るとホント素敵よね…。」
溢れる涙を拭こうともせず勇者を見つめた。
「アイツを探したい。とりあえず話しをしてみたい。確かめたい事もある。金を持って消えたから、もしかしたらこの町に来た事もあるかも知れない。何か手掛かりがあれば…。だが。」
「いいわ。それなら不夜城花街のA子って女に聞いてみたらいいかもね。この町のボスだから…。」
不夜城花街、仲見世通り
「A子を探してるって?捕まったよ詐欺で。今頃、冷たい留置でオネンネだろうよ。」
「他にA子に近い人物は知らないのか?」
「トップが捕まったから散り散りさ。地下に潜って営業はしてるんだろうけど幹部含め行方不明。」
「なんだ兄ちゃん、お遊びかい?紹介しようか?」
「いや、いい。悪かったな。少ないけど。」
男にチップを渡し衛兵詰所に向った。
「面会は出来ない。接見禁止命令が出ている。お前は一味の者か?」
「いや違います。知り合いを探しているだけですが、A子さんに会いたい…。なぜ会うことが出来ないのですか?」
「そりゃ決まってるだろ、いくら衛兵が立ち会っても隠語や合図でやり取りされては分からんからな。そもそも詐欺の容疑者なんだ。金持ちから騙して全財産奪った女なんだぞ。」
「その金持ちって誰の事です?」
「知らないな。調べた供述調書にも書かれてないんだよ。」
A子の供述調書
「違うね。私は親権を譲ったから財産分与を受けただけ。なんで詐欺なのさ?」
「彼はあなたにお金を奪われたとご相談に来られた。お話しを聞くところ、財産関係をあなたに取られたと仰ってて、そこから検察官が捜査したところ、詐欺の疑いがあると判断して拘束しお話しを聞いています。」
「疑われる事してませんて…。何回も言うけど、彼の子供なの!一晩寝てやったらできちゃう事もあるよね?」
「そこは彼も自身の子供と認めている。検察官も確認取ってます。」
「当然でしょ?!私が生んだの!彼とも一時期一緒に暮らしたわよ。」
「暴力も振るったそうてすが、本当ですか?殴ったり蹴ったり、時には首まで絞めて。金銭を請求されたと仰ってましたが。」
「それは本人の希望ですって。蹴って殴ってお金を請求するのは当然ですけど?」
「理解出来ませんよ。普通はあなたの方が過失がある。慰謝料を請求されてもおかしくないのです。首を絞めるなんて殺人未遂と取られてもおかしくはない。違いますか?」
「もう。おかしいよ。子供に会いに行く度、踏んだり蹴ったりしてこっちも重労働させられていたんですよ?お金が無いなら土地の権利書、経営権貰わないと割に合わない!」
「どうしても認めないと?」
「そうです。」
「おい、カツ丼だ、すぐに用意しろ…。」
「私、お腹空いてません。」
「意地張ってるんじゃねぇ!」
「贈与です。間違いありません。」
「だ・か・ら、こちらとしても踏んだり蹴ったりで土地の権利書など奪わないと思うのですよ。マシューマコノヒー検事が判断すれば殺人未遂もあり得るんだぞ?」
「すぐそんな事言う!脅しですか?」
「ガタガタ言うとアルカトラスにブチ込むぞ!」
「そんな!強く机叩かないでっ!」
「奪いましたね?」
「いいえ。それはあり得ません!それにここは禁煙ですって!なんでみんなタバコ吸ってるんですか?」
「なんだと!いい加減にしろっ!ハリソン呼ぶぞ!」
「やめてください!」
「じゃあクリントか?ブルースか?ギブソンか?トミーリーか?それともデニーロか?ムリしてカツ丼食ってる場合じゃネェんだよ!」
「そんな豪華キャストに詰められると自白強要ですよ!」
「笑わせやがって…。強がるなよ。おいアクセルフォーリー、ヒルズから呼び戻せ!バカンスは終わり、キャデラック飛ばして来いっ!仕事だって言っとけよ!」
「もういい!こっちが踏んだり蹴ったりだよ…。もう黙秘します…。」
「フッ…。お前さん、笑ってられるのも今のウチだ…。いつまで黙秘続くかな?さてアクセルフォーリーの笑い落としに耐えられるかな…。」
以上:取調時間126分
被疑者:A子
取調官:マイケルダグラス、デンゼルワシントン
検察官:ジョージマイケル、ブラッドピット
「おい、お前。まだ真相は明らかではないが…。いいか?アクセルがアクセル全開出来ない渋滞と飛んでもない事件に巻き込まれなければ秒でホシは落ちる。今後この事件には一切関わるな。いいか絶対だ!絶望する事になるぞ…。」
と予言めいた言葉でハリソンは忠告した。
「金持ちの男、金持ちのA子、金持ちの取調官と検察官か…。アクセルフォーリーまで来たら完全包囲網、八方塞がり。A子は笑って自白するだろう…。もうアイツの影を追うのは辞めよう…。」
「お兄さん!どうです?飲みいかがっすか?」
「いや、飲みはもういいよ、そこのキャバレーで飲んだところだ。」
「そうなんすね!じゃお遊び!お遊びどうですか?」
「そんな気分じゃないんだよ…。」
「お兄さん、アレっすね、疲れてる感じっすか?」
「そうだな…。長いこと疲れてるよ。特に今夜は…。」
「顔みるとわかるっす。ウチ、スーパーセラピストも案内出来るんで、どっすか?たまには心の回復も必要ですよ!90分、いやお兄さんなら120分18000Gでいいっす!とびきり若い女の子付けますんで!」
「そうか。俺は心が疲れてるのか。まぁそうかもな…。ありがとう、じゃあな。」
「お兄さん!イチゴーで大丈夫っす!キャバレーで飲んでも心なんか回復しないっすよ!ホント今日だけ!お願いしますよぅ!」
キャッチのお兄さんは腕を組み、ちょっとしつこく絡んできた。
「心の回復、必要っす!」
「まぁ、たまには…。」
「ありがとうございまーす!ご案内しますね!」
元勇者はキャッチにまんまと引っ掛かり、とある建物の個室に案内された。
「コンコン、失礼しまぁす。」
照明が落とされた薄暗い室内でベッドに横になっていると、若い女の声が聞こえた。
少し緊張して女の方をみようとする。
「あ、いいんですよ。大丈夫です、そのまま横になってて。すぐマッサージするのでうつ伏せがいいかな。」
「あぁ。わかった。…こう言うお店初めてなんで。すまんな。」
「ぜんぜん大丈夫ですよ。肩からマッサージ始めるんで強かったら言って下さいね。」
やけに良い香りがする女だった。
「お兄さん、だいぶ凝ってますねぇ。凄く疲れ溜まってるんじゃない?」
「そうだね。戦いで燃え尽きた。って感じかな。」
「お兄さん冒険者なのね、カッコいいわ!すごくロマンを感じるわ!ステキ!」
「いや、昔はね…。」
勇者は若い女に褒められ、思わずうつ伏せになりながらニヤケ笑いをしてしまった。
「やっぱり鍛えた体ってすごいねっ!」
若い女が腰の上に乗って首や肩、背中を優しくマッサージをしてくれる。ピチピチした太ももが鍛え上げられた腕に触れるたびドキドキが止まらなかった。
「少女?いやまさか。ハリソンにパクられないよな…。」
「なぁに?ひとりごと?」
勇者はこーゆー店でそーゆー気持ちで、いーかんじになるなんて初めて知った。
ニヤニヤ顔がバレない様に枕に顔を沈めた。
「ねぇ?」
「ん?」
「冒険者ってどんな事するの?やっぱり危険な職業よね?」
「そうだな。オークやオーガ、ドラゴンや魔王と戦った事もあるかな。」
「えぇ?!ホントすごいよ!お兄さんやるねぇ!」
「ふっ…。昔取った杵柄ってところかな。」
思わず悦に浸る。心地いい。心が回復するのを感じる。
「そっかぁ。なんかうらやましいなぁ。ウチの父さんも昔冒険者らしかったんだ。けど…いなくなっちゃた…。」
「そうか、つらいな。お母さんは?ご健在なのか?」
「わかんない。アタシが生まれてからすぐに出て行っちゃったって。」
「今はキミひとりなのかい?」
「そう。ボロの待機所にひとり。」
「そうか…。」
「昔はアタシの家、すっごく金持ちだったんだ。父さんは冒険者だった頃、とても稼いで牧場をやってたんだ。大成功してたんだよ。ドラゴンの牧場やっててさ、大きなお屋敷に沢山の従業員も雇っててあの頃は毎日が楽しかったなぁ…。」
「ドラゴンの牧場?」
「うん。ドラゴンを飼育して戦闘用とか魔獣使いに売ったりしてたみたいよ。」
「なるほど…。」
「そしてね、すっごく美人の女の人が訪ねてくるんだ。でもお屋敷の裏窓から少し覗くとお父さんを平手でぶったり、足で踏んづけて…。そして毎回お父さん、お金渡してた…。そんなお父さんからお金貰ってた人だったけど、帰り際に私の頭をポンポンってして、笑ったりして…。こんな美人さんがお母さんだったらって思ってたよ。」
「君に似てたりした?」
「ううん。ぜんぜん。その美人さん来なくなってから、父さんが夜の女にすごい貢いだらしくって結局倒産。父さんも行方不明になっちゃた。ペンダントひとつ残して…。でもこの不夜城花街であの美人さんを見かけて…。そっかそう言うお店の人だっんだって。だからアタシも同じ様に夜の女になっちゃた。人生って不公平だよね…。」
「キミのお父さんってもしかして凄い魔法使いだったんじゃないか?」
「ううん。大した事ないかなぁ。暖炉に火を付けるくらいは出来たと思うけど。どうして?」
「いや、悪い。知っている魔法使いかと思ったんだよ。」
「ふーん…。そんな事よりウチの店、オプション付けられるって知ってる?」
「いや、知らないけど…?」
「10000Gからだよ?『ピンク』って言うらしいけど?…どうする?」
少女の甘い声が耳元で弾ける。元勇者は枕に顔を埋めたまま、激しく葛藤した。薬草採取一回分の報酬が、たった数十分の『ピンク』に消える。しかし10000Gされど10000G…。だが、鍛え上げられた腕に触れる少女の体温が、かつて魔王城の冷たい床で震えていた自分を、どうしようもなく甘やかす。いいんだ甘ちゃんでいい…。俺は勇者を辞めたんだ。辞めたハズの勇気を振り絞ってこう言った。
「甘えてもいいでちゅか?」
「えー!いいでちゅよ?ピンクはいいんでちゅか?」
どうやら『でちゅか』遊びはホワイトらしい。時間一杯でちゅかを楽しむ事ができる。しかしもう一つ確かめたい事がある。大きく息を吸って血圧を下げ、血中酸素濃度を上げた。緊張する。魔王と戦った時と違う緊張感だ。
「にゃんにゃんは、いいでちゅか?」
「にゃんにゃんは10000Gだよ?いいでちゅか?」
そうか、そう捉えるよな。にゃんにゃんことばでやり取りしたかった、しっかりと伝えるべきだった。人間って難しいな。もう引っ込み付かない。これでイチマン出す他なくなった。
少女は屈託なく笑いながら
「じゃあ着換えてくるからちょっと待っててね!」
そう言って少女はパタンとドアから出て行ってしまった。
元勇者は少女の後ろ姿を見ながら少しボーっとしていたが、ふと我に返り
「財布は手元にある…。だだ本当に着替えに出て行っただけなのか?」
とつぶやき窓の外を眺めた。町の灯りが見える。夜空を見上げると、星空が見える。今日、元戦士、元僧侶と久しぶりに会って、あの頃見た星空を思い浮かべた。『アオハル』は卒業したハズ…。
「勇者様、聖剣獲得おめでとうございます!」
「やったな!勇者が持つ剣にふさわしいぜ!魔王と対決、楽しみになったな!」
アイツの顔も思い浮かんだ。顔面蒼白で剣を渡してくれた。溺れて無様だったが命は救ってやれた。枕元に置いていた大切な聖剣。立ち上がり聖剣を鞘から抜いて一振、二振りと振って構えてみた。少し錆も出ているが聖剣を持っていればそれでいい。
「みんなに忘れろって言ったけど、やっぱり忘れられないよ、なぁ…。」
そこに猫のコスプレをした少女が入って来た。
「にゃんにゃんしましゅよ…。」
聖剣を構えた元勇者を見た少女は尻もちをつき無様な顔で
「殺さないでぐ〜だ〜さ〜ぃいぃぃ〜。」
と言った。
元勇者は星空に輝く少女の首元に掛かってるネックレスを見た…。それは『勇者の証』だったのだ…。
元勇者は『勇者の証』をはぎ取り
「このクソ泥棒猫がぁっ!ハリソン呼ぶぞっ!この汚ねぇツラ、忘れてねぇぞ!!お前はホントにクソ中島に似てガチでブサイクだなっ!!!」
「ぶ、ブサイクでゴメンね、ゴメンねぇ〜!」
※本作は特定の人物・団体をモデルにしたパロディおよびオマージュを含みますが、実在の人物とは一切関係ありません。中島への愛ゆえのジョークとしてお楽しみください。
中島、子供出来たってよ 袋田タキ @fukuroda_taki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます