宿命
「どうしてだ!俺があの穴を掘ったんだ!あの石を仕込んだのも!」
「そう、あなたは石で我々に伝えました。〝力になれる〟と」
「……!?」
上原の顔に似た男は無表情ながらどこか申し訳なさそうに磯田へ伝える。
「この流れが正史なのです。あなたはここで、この時間軸で、囚われる宿命なのです」
「そ、そんな!」
「ここまではー、宿命として決まっています。ただ、この先の事は我々も分かりません」
「……何が言いたいんだ」
「今後の自分の運命を変えるのは、自分次第です」
「……」
磯田はその言葉を聞いて、素直にタイムエージェントに連れていかれる。その去っていく磯田の目は狡猾ともとれる、刺すような目つきだった。
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