第4話 石ガチャの当たり外れ ~ たとえ「当たり」じゃなくても ~
ちょっとやらしいのですが、避けては通れない話なのだし、誰かが述べると思うんで僕が言います。(`・ω・´)シャキーン
このストーン、ひとつ1300円くらいするんですね(@アOゾン日本にて購入、ちなみに日本国内から出荷)。この大きさ(4cm×3cm×2cmくらい)の石に、少し贅沢なランチ代一回ぶん。文芸書一冊分。軽いディナー一回分。毎日飲む100円自販機で買うコーヒー二週間ちょい分。
果たして、それを出せるかどうか。
「ひろまさ、ちょっと待ってくれ。とはいえ、こりゃガチャだろ? 外れたらどうしてくれるんだ」
と、お思いになられる方もいてはると思います。僕も実際、最初はそう思ってました。
ですが、様々な原因が紙縒りのように結実し、実を結んでパームストーンとなって、同じく複雑さの表れであるあなたという大切な存在の手元に届くのに、これは妥当な金額だと胸を張って言えます。
話は変わりますが、ぼくは昔、1回1500円するリアルガチャ(カプセルが出て来る、ガチのガチャガチャマシンを使うやつです)を何度か回したことがあります。2回目で欲しいものが当たりましたが、下手をすれば何度も何度も回していたことでしょう。その代わり、値段相応だと思えるアイテムをゲットできました。
やっぱり「当たり」が欲しいお気持ち、わかります。
今回、ウォーリーストーンを除けば、パームストーンでは初めてのガチャとなったわけですが、正直、くるまれていた薄く白い緩衝材から、黒々とした色が透けて見えているのを見て、厭な感覚に陥りましたからね。そしてそれは本当に、実体となりました。真っ黒に近い箇所もあるんです。傷も発見しました。掠れも発見しました。
なので、完全無欠な「当たり」かと言われれば、正直首を捻らざるをえません。
相対的にものを見てみると、まだ安い範疇にはあるのではないかなと薄々思っています。たとえば、ブラインドボックス形式のぬいぐるみやドール。これらは、安くて3千円、高くて5千円くらいするうえに、誰が当たるかはまったくわからないんです。
「でも、違うキャラとはいえ、誰かにとっては当たりなんだろ?」
はい。
ですが、仮にそのブラインドボックス仕様のぬいやドールで「外れ」をひいても、最終工程はやはり人の手が加わる物。量産的なものですが、特にぬいぐるみに関しては一点ものであることに変わりはないんです。
手元に届いたストーンが、思った色味じゃなくてがっかりした。
開封したら、とてもふれこみの石とは違うような模様で落胆した。
商品紹介ページで見たのと、全然違うのが届いて困惑した。
そんなとき、こう思ってください。
「こういう縁もあるな」
と。
僕自身、このタイガーアイのパームストーンを、「完全な当たり」ではないと位置付けていますが、「縁」として来てくれたことを幸せに感じています。"flaw" (欠点)が多くあります。黒い箇所の面積、白いヒビ、研磨を放棄したかのような面、等々。
それでも、それでも、僕はこの子をお迎えできてうれしく思っています。文字通り割れるまで、一生モノとして大切にしていく所存です。
どうか、一人でも多くの日本の皆さまが、パームストーンの魅力に気づきますように。
パームストーンへのいざない 博雅(ひろまさ) @Hiromasa83
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