第4話 朝休み

廊下から女の子たちの声が聞こえる。

「ん?この声は…颯太様と陽太様が来た!!乃愛、颯太様と陽太様だよ‼」

「あ、うん。」

「乃愛って颯太様と陽太様に興味ないよね!」

「逆にみんながありすぎるんじゃない?」

「ひどっ!だって二人とも、イケメンだし、スポーツも成績も良いし!これは絶対好きになるでしょ!あ~、いつか二人に告られないかな~♡」

「そ、そうだね…」


「あっ!乃愛っ…ちょっやめてください。」

颯太が陽太の口をふさいだ。

「学校では言うの禁止だろ?後で旦那様に叱られるぞ!」

「っは~い…」

旦那様とは乃愛の父のことだ。


「今日も颯太と陽太の周りに、いっぱい人集まってるね~…」

「私もあそこに混ざってくる!待ってて乃愛!」

「あっうん!わかったよ、和泉!」



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