新型機開発部隊の苦労譚

@canaria226

プロローグ

ベスティア公国軍法会議所の一室にてニック・ターナー少佐が判決を待っていた

「少佐、君が味方の撤退を支援する為、命令に反して機体を自爆させ敵の足止めをし味方が生還させたことを私は評価している」


「ありがとうございます!」


「だが、君が命令を違反し高額な機体を破壊した事を見過ごす事は出来ない、理解してもらえるね?」


「ハイ、理解しています」


カンカンとハンマーの音が鳴り判決が言い渡された


「判決、本件の少佐が行なった命令違反と機体の破壊については、少佐の功績と今回の友軍を救う為の行いを鑑み、第一機士部隊から第三開発部隊へテストパイロットとしての転属を命じる物とする」


この日か一週間後の補給機に便乗し僻地まで行く事が決まり出発までは謹慎と身辺整理を命ぜられた


出発の日、輸送機の周りには元部下達とあの時の支援で生き延びた連中が待っていた


「少佐、これまで共に戦えて光栄てした!」


「少佐、あの時は助けて頂きありがとうございました」


感謝や別れの言葉を聞きつつ輸送機に乗り仲間と基地に別れを告げた


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