第9話 龍料理

龍尽くし料理 まずはステーキからだろうとナイフとフォークを構えた三人だったが

ダイコ「オイオイ オッサンなんだよ! この黒コゲのちっさい塊はよ!」

ルピ「サービスだからって舐めてんじゃないでしょうね?」

フィオ「あんまりです!」


やれやれと言った顔をしてオッサンは答えた

ノロイ「龍の肉は伝説にうたわれるほど美味いんだがなー 戦って分かったかと思うかしれんが

強靭な筋肉を持ってて 物凄い業火で調理する必要があってな しかも肉自体が重いんだ

量が食えない 他の飯も食うならそのくらいだぞー まあ食ってみろよ」


三人はステーキにフォークを入れようとするが 切れない

ダイコが 力をいっぱい斬って ひと口 口に入れた

旨みの前に 腹にずしりときた

ダイコ「(なんだこれ すげえ腹にたまる!)」


ノロイ「どうだ? 意味がわかったか?」

フィオ「どういうことなんですか?」

ルピ「早く教えてよ!」

ダイコは肉を飲み込むとこう言った

ダイコ「龍は食わない方がいい オッサン!串焼きと酒くれよ そしたら一回ここ出てギルドに報告行くから」

ノロイ「あいよー」

ルピ「ちょっと勝手に決めないでよ 龍のスープはいいでしょ!」

ルピは龍の肉片を頬張るが噛みきれない 美味しいのだが いつまで経っても噛みきれず吐き出した

ダイコ「汚ねえなぁ口に入れたら ちゃんと食えよ」

ダイコは串焼きを食べながら 泡の出る酒を飲んでいた

フィオ「そうですよー 意地汚いです」

サラダを食べながらフィオがそう言った


悔しそうにルピは串焼きと酒を頼んだ

ノロイ「あいよ! 物分かりのいい奴は好きだぜ!」


三人はたらふく飲み食いして 帰り支度を始めた

ルピ「ギルドには食事のことは適当に言いましょ」

ダイコ「まあ 信じそうにないしな」

フィオ「闘技場があって 負けても死なないって事は伝えましょうか あとは回復ドリンクと商品券」

ダイコ「んじゃフィオ 報告頼む」

ルピ「帰りましょうか」

ダイコ「じゃあな オッサン また来る!」


ノロイ「応!いつでも待ってるぜ!」

モーグリ「待ってるクポー」


こうして冒険者三人はダンジョンを後にした

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