第2話 『Alive』


被害妄想気味の少年は 「自分には何もない」といったんだ

その残酷さと傲慢さに気が付かず

少年は今日も平凡を信じて笑う


どこかのお偉いさんは言っていたっけ

「君は君だ」「同じ人間はいないんだ」

その言葉を信じない子供たち 綺麗に並べられた御託だと隅に払って無視を決め込む


笑顔で 何もないって

お前はなんて言ってほしいんだ

君は君だよって?

馬鹿にするのも大概にしろよ

それを聞いて満足したお前はそれを隅に払って飽きもせずにまたその言葉を待っているんだろう


自分を卑下する言葉の裏に隠された意味を 自分で気づけと投げる僕は気が付かない

自分は優しくないなんて思ってる自分もその言葉を待ってることに

君は君だ 僕は僕だ

自ら口にした言葉は 望む言葉よりも安っぽくて

それでも僕らは生きている 生きていくんだ


絶望したふりをする少年は 「助けてくれ」とは言わなんだ

その幼稚さと悲しさに気が付きながら

少年は明日も平凡を祈って笑う


回りいる友達は気づいてる

「大丈夫」「全然平気だよ」

その言葉に嘘しかないことに だけど見て見ぬふりをしてしまうんだ 君が分厚い壁を作るから


不細工な泣き顔さらして

自分で築いた壁をぶっ壊せよ

お前はお前だって

何度言えばわかるんだ その壁だってお前がお前に作ったんだろ


自分を卑下する言葉の裏に隠された意味を 自分で気づけと投げる僕は気が付かない

自分は優しくないなんて思ってる自分もその言葉を待ってることに

君は君だ 僕は僕だ

自ら口にした言葉は 望む言葉よりも安っぽくて

それでも僕らは生きている 生きていくんだ

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